谷本 心 in せろ部屋 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-03-20

TT-BA09で、テレビの音声をBluetoothで無線化してみた(失敗編)

成功の影に失敗あり。

テレビの音声をBluetoothでワイヤレス化しようという試みですが、一度失敗していたので、今回はその話を書きます。

成功した話は、前回のエントリーを読んでください。

http://d.hatena.ne.jp/cero-t/20170111/1484142249


テレビをBluetooth化するには「トランスミッター」と「レシーバー」が必要というのは前回説明した通りですが、それぞれ最初に選んだ製品は、トランスミッター側が前回も書いた「TT-BA09」で、レシーバー側はオーディオテクニカの「AT-PHA50BT」でした。

AT-PHA50BTは「ワイヤレスヘッドホンアンプ」とうたわれていて簡易アンプ機能がついているため、音量調整ができるだけでなくエフェクト機能などもついているので良さそうと思い、選びました。

これを、次のように接続しました。


テレビ → (光音声出力) → TT-BA09 → (Bluetooth/apt-X) → AT-PHA50BT → (ケーブル) → ヘッドホン


まぁトランスミッターとレシーバーを繋ぐときは、普通にこうなります。前回書いた「TT-BA08」のところがAT-PHA50BTになっただけです。


なんかおかしいぞ?

それで接続して使い始めたのですが、問題が2つありました

  1. 切断/再接続をすると、音が途切れ途切れになって使えなくなる
  2. 音量が変えられない

まず切断/再接続時の挙動ですが、接続中に一度AT-PHA50BT側(レシーバー側)の電源を入れ直すと、音が途切れ途切れになってしまい、実質的に使えなくなります。TT-BA09側(トランスミッター側)の電源を入れ直せば問題なくなりますし、まぁBluetooth機器だし、これぐらいの相性問題はあるよね、という認識で我慢して使おうかと思いました。


それより困るのが「音量を変えられない」という問題。AT-PHA50BT(レシーバー)のダイヤルをいくら回しても、ヘッドホンから聞こえる音量は全く変わらないのです。ヘッドホンアンプの役割を果たしてくれません。

もちろん、テレビ側の音量を変えても(光音声出力経由ですから)ヘッドホン側の音量は変わりません。ライブ音源なのに音が小さすぎたりすると、かなりガッカリです。


初期不良かな?

そう思って、試しにAT-PHA50BTをiPhoneBluetooth接続してみたのですが、音量もエフェクトも含めて、すべての機能がきちんと動きます。再接続しても問題ありません。


それで気づいたんですが、、、


あれ?

TT-BA09と繋ぎ直すと、さっきより音が大きくなってるぞ?


そうなんです、iPhoneで音量を変えた後に、改めてTT-BA09とAT-PHA50BTを接続し直すと、iPhoneで変えた時の音量のままになってるんです。いったい何を言ってるか分からねー(略)

要するにAT-PHA50BTは内部的に音量を保持していて、iPhone(などのスマホ)と接続した時には音量を変更できるけど、TT-BA09と接続した時には変更ができないと、そういう感じのようです。


なので、TT-BA09と繋いでいる時に音が大きい/小さいなーと思ったら、iPhoneと繋ぎ直して音量を調整して、またTT-BA09に繋ぎ直せばいいだけだ、ということです😇

ってできるわけないやろ💢


サポートへの問い合わせ

我慢しながら使おうかな、とも思ったのですが、一縷の望みを掛けて、サポートに問い合わせることにしました。

僕はトラブルシューターですから、こういう不具合報告はお手の物です。問題の状況や、いくつかの組み合わせで検証した結果などを、きちんと事実と推測に分けて報告をしました。もちろん、他社製品のせいだと言われないような予防線も張ります。こういう報告を送られると、逃げようがないですからね。


問い合わせを出して数日後、返信がありました。

返信内容は転載禁止なので詳しくは書けませんが、「スマートフォンと繋ぐことを前提にしたので、電話帳機能がない機器と繋ぐとボリュームとか効かなくなることがあります」みたいな事が書かれていました。


そんなこと、製品紹介のどこにも書かれてないやないか!!!💢💢

https://www.audio-technica.co.jp/atj/show_model.php?modelId=2661


・・・なんて怒りを抑えつつ、せめてと思い、「別に交換しろとは言わないから、せめてホームページに書いとけや!」に社会性フィルタを掛けた内容でメールを返信しておきました。すぐに「指摘を真摯に受け止めます」という旨の大人語な回答を頂きました。

2ヶ月以上前の話ですが、いまだ書かれている様子はないので、今後も変わらないでしょうね。


どうしようこれ

一時は我慢しながら使おうかと思ったAT-PHA50BTですが、このサポートとのやり取りも含めて諦めるしかないと判断し、前回の記事に書いたとおりTT-BA08を買い直したわけです。TT-BA08との組み合わせなら、何ら問題ありません。


と言うことで使わなくなったAT-PHA50BTですが、これ、何に使いましょうね。

iPhoneMacとはきちんと接続できるので、勉強会とかで「音を鳴らしたいけど、ケーブルが届かない!」という時に、サッと出してヒーローになる。そんな夢を見ながら、カバンに忍ばせておくことにしましょうかね。

2017-01-11

TT-BA09で、テレビの音声をBluetoothで無線化してみた(成功編)

BABYMETALのライブが放送される時期だけWOWOWを契約する、ちょっとWOWOWにとっては迷惑気味なメイトのCERO-METALデス!


さて、普段ヘッドホンで音楽を聴くようになってから、テレビでもライブなどを観る時にはテレビのスピーカーでは物足りなくなり、ヘッドホンで聴くようになりました。ただ3mぐらいのケーブルを使ってもテレビまで近いですし、キッチンで料理や洗い物をしながらテレビを観る時になんかには使えません。

そんな背景から、テレビの音声をワイヤレスにしてヘッドホンで聴きたいなーと思っていました。


ちょうどWOWOWBABYMETAL東京ドームライブが放送される年末年始のこのタイミングで、テレビの音声をBluetoothで飛ばして、ヘッドホンで聴ける環境を作ることにしました。


何がいるの?

そもそも、テレビの音声をBluetoothで飛ばすには何が必要か、という整理からです。接続の流れはこんな感じになります。


テレビ → Bluetoothトランスミッター → Blueotoothレシーバー → ヘッドホン


テレビからの音声入力を受けてBluetoothで飛ばすものを「トランスミッター」と呼び、Bluetoothで受信をする方を「レシーバー」と呼びます。ITエンジニアの皆様方にも分かりやすく説明すると、トランスミッターがWi-Fiルーターに相当し、レシーバーWi-Fi子機に相当します。

またレシーバーとヘッドホンをケーブルで繋ぐものもあれば、ヘッドホン自体がレシーバーになるワイヤレスヘッドホンなどもあります。


製品の選び方

Bluetoothトランスミッターやレシーバーを選ぶ際の観点になるのが、次の2つです。

  • 音声入力の方式(ヘッドホンジャック、赤と白のRCAピンプラグ、光デジタルなど)
  • 対応コーデックSBCAACapt-X、LDACなど)

音声入力の方式はまぁ分かるので割愛するとして、よく分からないのがコーデックです。

ざっくり調べた感じ、次のような違いがあるようです。

  • SBC: ほとんどの機器が対応するけど、音質が悪い。
  • AAC: 主にApple製品で使われる。SBCより音質が良い。
  • apt-X: Androidや多くの機器で使われる。AACより遅延が少ない。
  • apt-X HD: apt-Xをさらに高音質にしたもの。まだ対応製品が少ない。
  • LDAC: ハイレゾ音源に対応するもの。音質は一番良いがソニー製品でしか採用されていない。

対応製品が多いapt-Xが、現在ではほぼスタンダードになってるようです。apt-Xに対応したトランスミッターはいくつかあるのですが、AACやLDACに対応した単体のトランスミッターというのは、ちょっと見つけられませんでした。


実際に買った製品

それで今回用意したのは、次の製品です。

この組み合わせで、ばっちりワイヤレスで視聴できる環境が整いました。


TT-BA09

音声のトランスミッター、レシーバーの両方に使える製品です。TaoTronics社からは似たような製品がいくつか出ているのですが、このTT-BA09は光音声入力があったので、これを選びました。ちなみにTT-BA09には音量を調整する機能がありません。


TT-BA08

上の製品と同じく音声のトランスミッター、レシーバーの両方に使える製品です。TT-BA09よりも一回り小さな製品です。

こちらはレシーバーとして使う際に音量の調整ができるようになっています。通常、光音声入力では出力側での音量調整ができず、レシーバーで音量調整する必要があるため、これを選びました。


それで、繋いでみると。

さすがは同じメーカーの同一シリーズの製品でしょうか、全く何の問題もなく接続できました。

接続はこんな流れです。


テレビ → (光音声出力) → TT-BA09 → (Bluetooth/apt-X) → TT-BA08 → (ケーブル) → ヘッドホン


Bluetoothを切断/再接続をしても、全く問題なく音声を聞くことができます。

また、テレビの音量を変えてもヘッドホンから聞こえる音量は変わらないため、テレビは消音にし、音量をTT-BA08で調整するような使い方になります。音量を調整できないレシーバーだと、こういう事ができないんですよね。


遅延とか音質は?

Bluetoothでよく言われるのが音声の遅延。

apt-Xでは40msほどの遅延があると言われており、口と声がズレるのを気にする僕としては、遅延があるのははっきり分かります。遅延があまり分からない人でも、テレビとヘッドホンの音を両方出せば、はっきりとズレていることは分かるでしょう。

ただ、そうは言っても40msですから、ズレを検出しようとしない限りは、さほど気にならない程度でした。


そして気になる音質ですが、これはとても良いです。

ショボいテレビのスピーカーに比べれば音声はクリアに聞こえ、特に海外映画などの英語もだいぶ聞き取りやすくなりました。音楽番組などもしっかり低音が聞こえるのは、さすがヘッドホンですね。

音楽番組を流しっぱなしにしながらリビングやキッチンでウロウロしても、ヘッドホンで聴けるのは最高です。


・・・ということで、特にトラブルも起きることないつまらない話になったのですが、実はこの前に、別メーカーの製品との組み合わせでトラブルがありました。せっかくなので、それについては、また改めて書きたいと思います。


See you!

2006-05-22

[]だいたい、何なんだよauとか言って

30時間の音楽再生が可能なウォークマンケータイ「W42S」とか、

CDMA 1X WINに対応したタフネスケータイ「G’zOne W42CA」とか、

Bluetoothレシーバー付属で1GBメモリ内蔵の「W44T」とか、

すげー魅力的なケータイを出しておきながら、なんで3つとも、おサイフケータイ非対応なんだよー! 既にコンビニとかSuicaをケータイに頼ってるんで、いまさら元には戻れ、、、るんだけどね、別に。あんまJRとか乗らないし。

出たら、買うか。