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風になれたら

2017-01-15

突き動かされて

やってはいけない、日曜夕方の追い込み練をやってしまった。明日はきっと廃人。仕事になりません。

LSD 28.93km 12kph 5m00s/k 185spm 1.08m/p

https://connect.garmin.com/modern/activity/1525989684

f:id:cerveler_y2:20170115223304p:image

雪中のあの死闘を見せられた後、家でぬくぬくと暮らしていられるほど呑気な私ではありません。午前中にフォイクトさんと1時間レースをして十分強度を上げたし、今日はそれ以上やる必要もなかったですが、あの死闘、とりわけアンカー勝負は、感動しいのおっさんの尻に火を点けてしまいました。

午後休足モードで寛いでいたわけですが、筒井選手と小原選手の死闘に突き動かされるままに16時に出発。アゲアゲで東畑を登り、頂上から20キロまで4分台をキープ。堤防で少しずつペースを落とし、後半の登り基調を耐え凌ぎ、キロ5分ジャストのペースで自己最高距離を走り終えました。20キロ過ぎからは、暗闇と雪の中で腕がかじかんでうまく走れなかったですが、悪条件が精神面を鍛えてくれました。

今週28キロ、来週30キロの目論見も、大カンパニョーロ襲来で一度は諦めたけど、筒井選手と小原選手のおかげで強引に28キロやってしまった。よかった。

今日はヒールストライクからフォアフットへ感覚的にシフトすることをイメージして走った。実際はかかとから着地していても、フォアを使う意識を高めることで体重移動が変化し、ヒールの衝撃を減らすことができる。かつ前半分に装備されたBOOSTの効果を生かすことでペースを上げることができるはずだと、先週おぼろげながら理解していたのだ。

f:id:cerveler_y2:20170115223303p:image今日はストライドを無駄に広げるのはやめて、歩幅をキープしながらピッチを少し上げる試みをしてみた。先週と同じ歩幅でピッチは6歩も増えた。

フォアフットで地面を蹴っていくには強靭なふくらはぎを必要とする。しかし、着地に関して言えば大腿四頭筋が果たす役割が大きい。それが分かって以後、ローラーでは必ず最初の20分加圧ベルトを巻いて大腿四頭筋に強い刺激を与えるようにしている。今日それが効いていることを実感した。先週に比べれば足底部前半分をかなり使えたような気がする。


あとひと月、飲み会や出張で体調を崩す予定はある。サラリーマンは仕事第一。色々と思うようにいかないこともあるけど、なんとか今日より少しでも前進した自分で京都本番を迎えれるよう努力したい。

2017-01-09

LSD+α

やるからにはちゃんとやる!

なので色々調べてアンダーラップf:id:cerveler_y2:20170109143241j:imageこんなことも全く知らんで走ってきたけど、今日走って目から鱗。足首はフリーなのにホールド感は柔らかく確実。今まで足の甲の痛みは、靴が脱げないための代償と思っていたけど、お店に並んでいる状態が全て短距離向けのオーバーラップシューレーシングなのだと初めて知った。自分がやるスポーツのこと、ちゃんと調べないとダメだ。



LSD 26.73km 5m10s/km 11.6kph 179spm 1.08m/p

https://connect.garmin.com/modern/activity/1516933760

f:id:cerveler_y2:20170109165339p:image

ペースを維持もしくは少し上げて、距離を伸ばしていく練習の続き。計測開始後6回目で歩幅が10センチ伸びた。

前半調子が良かったので、今日30キロ走にしてもいいかなと思ったけど、今日30行ったらあと何すれば良いのか分からなくなると思ってやめた。キロ当たりのペースを落とさず今月中に30まで伸ばせば良い。結果的には後半黄金のタレで、とてもとても30キロやれる状態ではなかった。次は28くらいまでかな。



いつもと違うデータで少々不可解f:id:cerveler_y2:20170109165337p:image最初の登りで心拍数がえらく落ち着いている。手首とGARMINの接触の問題かもしれないけど。むしろ下りから平坦を5分を切るペースで走っている間が割と高い数値なのは何故か?ストライドを伸ばすことを意識して走っていたのが心拍数を上げたのだろうか?全体の平均心拍はいつもと変わらないが、違うのは後半に心拍数が上がり気味になっているところ。腕振りを意識して走っていたのが心拍を上げたか?それとも、後半でも心拍を上げられるようになってきたと評価するべきなのか・・・。



今日は前半快調、そして後半、特に20キロ以降脚ガクガク。明らかにTAKUMI RENの影響と推察する。前半分にしかBOOSTが入っていないTAKUMI REN。このシューズはヒールストライクな自分には、後半タレとくると明らかに辛いシューズになる。着地するのが嫌で嫌で仕方ないって感じ・・・。フォアフットでハーフや駅伝くらいの距離を飛ばしていくには最高のシューズだと思われる。

全体にBOOSTが配されたJAPAN BOOSTと並べてみるf:id:cerveler_y2:20170109143520j:imagef:id:cerveler_y2:20170109143437j:image同じサイズでソールの厚みと面積がこんなに違うのだ。もちろんメリット・デメリットは有る。JAPAN BOOSTは柔らかいのでブレないよう体幹を意識して使う分、体全体が疲れる。でも足は楽。じゃぁTAKUMI RENでフォアフットやってみようって思っても、なかなかうまくいかない。ふくらはぎがもたない。最後、ヘロヘロの状態で163乾谷から光台への直登、試しにフォアフットで走ってみた。どちらかというと上体で引っ張る気持ちで少し前傾気味になると、フォアフットでも安定することが分かった。登りだから着地の負担が軽減しているのもあると思うけど、要はコースプロフィールによって前と後ろを使い分けしながらこなしていけばいいかなと・・・。京都本番はどうするか。どっちか迷うけど、多分TAKUMI RENで行くんだろうな。そのつもりで練習しておいた方が強くなると思うし。最終的にどちらで行くかはもう少し走ってから決める。城陽は間違いなくTAKUMI REN。

ちなみに・・・f:id:cerveler_y2:20170109143314j:imageターサージールとの比較においてもヒールの薄さは歴然。ターサージールは足袋のように軽く、かつ地面に吸い付くようで気持ち良いのだが、反発力が弱くて進む感じに欠ける。TAKUMI RENは反発力があって進む感じが強いが、何せヒールが”痛い”。”俺を履きたいならフォアフットで走れよ!”って言われているような気がしてくる。困ったな・・・。

まあええわ。

すべては11月の”おきなわ100”のため。

どうせやるならとことんやる。

2017-01-04

謹賀新年

皆さま明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いします。

2017元旦は、ランで始動しました。

2日は脚休めで、3日にまたラン。

年末より、5分20秒台/kmで少しずつ距離を伸ばしきておりまして、

1月中には30キロまで伸ばしていきたいと画策しております。

体重は昨年の仕事始めと比べて1キロ少ないのが結構救いです。

そして初出の4日、初Zwiftでローラー初めでした。

初ロードサイクリングはいつになることやら。

京都マラソンもありますけど、目標は城陽10キロの表彰台です。

追い込んでいきます。

2016-12-31

2016から2017へ

今年もあと少しで暮れていきます。

よく頑張った1年だったと思いますが、頑張ることで精一杯で、詰めの甘さが来年への課題として持ち越しです。

歳を重ね、”強くなること=速くなること” とはいかず、”アンチエイジングの先に少し速くなるチャンスがある” 的なしんどさを噛み締めた1年でもありました。

来年もまたそのしんどさを乗り越えて、バイクもランも楽しいと思える領域で続けていけたら幸せだと思います。

練習仲間の皆様、レースで知り合った方、FBで声掛けいただいている皆様、来年も皆様と一緒に強くなっていけるよう頑張ります。

来年もどうぞよろしくお願い致します!



引き続き来年も二毛作で頑張りますf:id:cerveler_y2:20161231144338j:image

今年はバイクの実走が目標未達でしたf:id:cerveler_y2:20161231143304p:image

2016-12-30

フォーム改造途中

LSD 22.61km 5m25s/km 11.1km/h 1.02m/p 181spm

https://connect.garmin.com/modern/activity/1501652962

f:id:cerveler_y2:20161230155825p:image

カニ旅行帰りで体重激増。鏡に映る体が丸くなってきた。怖くて体重計には乗れず。加えてこの寒さなので、今日は辛いばかりだろうなと思いきや、フォーム改造に注意を払って走っていたら、前回よりアヴェレイジ2キロアップで、歩幅も1センチ伸びた。素人域に居る間はどんどん伸びていくので楽しいが、もう少し上の領域に入ればもっと精神力が必要になってくるんだろうな。

ここ3回基本同じコースなのだが、できるだけ止まりたくないので、選択肢がある場合は信号が青の方向に進むことにしている関係で、微妙にコースが変わる。ゴール前に右往左往して距離はだいたい合わせるようにしている。適度なアップダウンを含み、走り方を考えながら練習するには非常に良いコース取りができ有り難い。

体が重い分と寒い分とで、最初の登りはペースが上がらないが、下りで大きく走るよう意識している間に調子が上がってきたようで、前回に比べると中盤から後半の落ち方が少しマシになったようだ。ラップでも調子は分かるが、後からギャップを確認すると、後半のタレがマシになり、全体にイーブンで押して行けているのが分かる。

f:id:cerveler_y2:20161230155820p:image

f:id:cerveler_y2:20161230155822p:image

ペースは勾配に左右されるが、ギャップは均一に頑張っているかどうか、不要なところで無駄に力んでいないかが分かるので、調子の評価に便利。

心拍は相変わらず登り以外では上げられず。

f:id:cerveler_y2:20161230155823p:image

体が先に辛くなるので仕方ないか。何せ素人域なのでね。1月中旬からインターバル走でもやって心拍を上げるトレーニングを入れていくつもり。後半歩幅が縮まりピッチで稼ぐのは相変わらず。これも素人域のなせる技か・・・。でも歩幅が1センチ広がったのでフォーム改造の方向性は悪くないと思い込んでおく。

連日ランは脚が耐えられないので、大晦日はバイク納めにしようかな。

となると、ターサージール4も今日が最後となるのか。1年間よく走ってくれた。昨年末2足同時買いしたお陰で、コンディションが激変することなく良い按配でへたってきた。本当にありがとうです。

2016-12-25

フォーム改造開始

RUN LSD 22.51km 5m27s/km 11.0km/h

https://connect.garmin.com/modern/activity/1494760900

f:id:cerveler_y2:20161225153623p:image

今日はラン。晴れ弱風のグッドコンディション。昨日の疲れが若干残るも、いつもより多めの準備運動で体を温めスタート。

昨日試したワッシャーの影響で下半身硬直だが、ペースは悪くない。去年の今頃、よちよちと近所を走るのが精一杯だったなぁと、懐かしく思い出しながら走る。

今日から肩甲骨を意識して走ることにしてみる。動作としては肘を後ろにグッと引くイメージだが、あくまで頭の中でそう思っているにすぎないため、見た目は大きく変化していないはず。しかし意識するとしないでは大違い。腰が前に出て全体にゆったりした動きになる(頭の中では)。急に劇的に速くなるとか、走りが良くなるわけではないが、あくまで今日は入り口。これから少しずつ自分のものにしていくのだ。

少し残念なのは、肘を引くことによって福士選手のイメージから遠ざかること。腕振りがあまり格好良くない感じがする。しかし腰が入って足が前に出る感じがするし、実際今日のデータを見ると、先週より1分当たりの平均ピッチが2歩減少し、平均ストライドが3センチ広がっていた。

加えて下りの着地で難渋していたことにもメスを入れる。肘を引き、腰を入れ、かつ全身を緩める感じでゆったりしたフォームで下ると、着地の衝撃が減少するように感じた。これが身に付けば、下りで消耗する悪い癖が直るかもしれない。

しかしまだまだ。体が先に辛くなり、心肺機能を追い込むところまでいかない。f:id:cerveler_y2:20161225153620p:image東畑の登りで一度心拍数は160bpmを超えたきり。全体平均139bpmでは全く追い込めていない。

f:id:cerveler_y2:20161225153622p:image歩幅は、先週の0.98m平均から1.01m平均に伸びたが、後半疲れとともに歩幅が縮まりピッチ走法でタイムを稼いでいるのが弱い証拠。

しかし、兆しは見えた。肘を引いても腕が前に格好良く戻り、福士選手のように走れるよう頑張って練習していくのだ。

2016-12-24

私が北野塾へ行く理由

それは言えません。









1ヶ月ぶりのバイク 

北野塾 95.50km

https://www.strava.com/activities/809868125/overview

f:id:cerveler_y2:20161224155141p:image

タイトルと中身は全く関連しませんので期待しないようにお願いします、練習太郎さん(笑)。


なんやかやで1ヶ月ぶりとなったバイク練。それもSLR+AEOLUSという季節外れの豪華仕様。f:id:cerveler_y2:20161224124333j:image:w360

なぜそうなったのか?その理由はこれ↓

前輪f:id:cerveler_y2:20161212184025j:image:w360

後輪f:id:cerveler_y2:20161212184134j:image:w360

最近走り屋さんの間で噂のワッシャーです。これを借りっ放しでランにほうけていたのでぼちぼち試してみて、買うなら買う、買わないなら買わないで、とにかくはよ返そと・・・。で、試すのならレースバイクでないと意味がない(というかALRに付けると体が砕けるほど硬くなるらしい)ので、LSDの季節に場違いなSLRで出動。

端的に言って、一枚の硬い板を立てて、その上に乗っているような安定感。ヨレない、たわまない、ラインも外さない、まさに漢のバイクに変身。でもそれが仇となって黄金のタレ。そんな感じでしょうか。どんな感じやねん。

強くなる前にアンチエイジングの壁を乗り越えなければならない私のような限界スレスレのおっさんには、どうも扱いかねるパーツであると思ってしまった。たわまないことが安心感に繋がる場面もあれば、たわみに助けられていたことを思い知る場面も多々あり、短距離クリテリウムや高速ダウンヒルに命を賭ける的な走り方とは無縁な私には、負の側面がどうも多そうに思えた。そもそもその辺のことは、当然ながらTREK&BONTRAGERが検証していないはずもなく、要るもの要らないものを総合的に判断した上で、相当なレヴェルで完成された組み合わせに、わざわざ全く関係ないところからパーツを借りてこないと走りません、なんてことにはならないと判断。

とにかく借りッパはよくない、早く返そう。


今日は終始淡々とおしゃべりのできる領域で楽しく練習させてもらえた。やはりバイクは楽しい。寒いけど、峠を登っていると温まってくるあの感覚が楽しい。下りではまた冷えるけどね。

おきなわ終わって体重は順調に増加し、現在3キロオーバー。久々ながら、ランに比べて脚への負担が少ない分、何とか皆さんと登ったり降りたりできました。

本日参加の皆さん有難うございました。

当面ラン中心で、バイクは平日の体調調整にローラーメインとなります。次いつ顔出すか未定ですが、またよろしくお願いいたします。

2016-12-13

2016京都亀岡ハーフマラソン完走記録

分かってはいるけど、自転車乗りって『着地』に対してここまで脆弱であるか!そう思い知った初ハーフでした。

15キロ過ぎから徐々に下半身の感覚がなくなっていったように思います。数分前筋肉に入力された刺激の記憶で、意識と切り離された状態で脚が機械的に動いている、で徐々に記憶と消費のバランスが崩れて走りが小さくぎこちなくなっていく・・・そんな感じでした。

しかし本当によく頑張ったと思います。我ながら根性あるなと、ゴール後下半身を撫でながら自画自賛しておりました。しばらく廃人状態が続きそうです。



京都亀岡ハーフマラソン1時間37分58秒 4分38秒/km 50歳代の部49位/完走439人

https://www.strava.com/activities/799496975

f:id:cerveler_y2:20161213000137p:image




前日実家に泊まった時点で戦闘モード解除(笑)ですので、食べて飲んで、朝起きたら胃が痛くてやる気なし。もともと体調悪かったし、布団の中でDNS決定(馬鹿ヤロウです)。チップ返却がてらジョグで会場まで行って、先のために一応練習はしておこうと、7時過ぎのろのろ起き出して朝食。やる気ないのでウォーターローディングもせずだらだらと色んなもの食べて、コーヒ−2杯飲んで8時。気が小さい人間ですので、食べながら精神に決着をつけるためあーだこーだと一応シミュレイションはしているのです。

その結果・・・、同じ時間帯に同じ市内で、お金払って申し込んだレースに出ないで、別の場所を走っている自分って何?そういうのはシンクロニシティーではないねスティング様、と8時15分に決断。そこからできることは限られています。歯磨いて、毎朝のプチ加圧運動して、軽量化して、脚にホットオイル塗って、着替えて、Mag-onゼリー2個にMag-onパウダー溶かした100mlフラスク1本を腰にぶっ込んで車へ。

家内に運転していただき車の中で薄皮あんぱん完食。交通規制の限界線で降ろしてもらい、荷物預かり場所まで数百メートルのジョグ。小体育館には靴を脱いで入ります。ごった返す会場に唖然、「ど、どーしたらいんですか、荷物ぅっ?」って手当たり次第に聞いて、荷札があることを知り、名前を書いてリュックに付けてお姉さんにお願いしまーす!

おきまりのトイレの列に並んでいると、「ハーフマラソン招集時間でーす」のアナウンス。それでもちゃんと用足し後には手を洗う冷静ぶり。なんせ結果なんて求めてませんから。靴を履いて、しっかり紐結んで、陸上競技場へダッシュ!とはいかず、人垣の中を右往左往しながらゆっくり移動。トラックの中には申告タイム毎の集合場所があって当然満員。そうか、荷物預かり所でゆっくりしてた人や、歩いて移動してた人たちは5キロとか3キロの人達なんだと思い知る。ゲストランナーの小鴨由水さんや地元出身の強いランナーの挨拶もロクに耳に入らず、小刻みに脚を動かして少しでも温めようと努力。折しも最低気温連発のこの頃、防寒のビニール袋みたいなのを着た人がたくさんいる中、見るからにど素人の姿で震えてスタートを待ちました。



おきなわの後、ラン練習は2回のみ。8km1回と21km1回。1回走ると、1週間はローラーしかできないほど足が崩壊するため、満足に走り溜めができません。冒頭にも書いた通り、えせランナー最大の課題は、『着地』の衝撃に耐えられる下半身を作っておくこと。特に足の甲、足首、膝が私の泣き所。たった2回の練習で丈夫な下半身ができるはずもなく、地道に取り組んでいる方に大変失礼な話しですが、1週間何もせず溜めたバネで10キロまで飛ばして、後半は黄金のタレを自虐的に楽しみ、分析し、とにかく歩かずゴールする、というバカな作戦を思い描いてスタート。




無戦略のスプリット一覧f:id:cerveler_y2:20161213000135p:image

コースは亀岡運動公園競技場を出て、1キロで10mほど下った後、湯の花温泉を通り5キロかけてジワーッと100mほど登る。そこから東本梅町の中間点まで下り気味の平坦で30mほど下りる。折り返して30m登って、また100m下って最後にクッと登って競技場でゴール。給水箇所は5箇所。陸連公認コースなので、道幅に余裕があり無理なカーブもなく走り易いコース。総合優勝者のタイムが1時間8分台。これがいかほどのものか素人の私にはぴんときませんが、高速コースなのではないかと思います。



●手探りの入り

一度も走っていないのに一応自己申告は1時間45分でCブロック。トラックで前が詰まっているのもあり、周りのペースに合わせ走り出す。速いのか遅いのか判らないのは、体が冷え切っているせいだろうと思うが、この辺の人達にあわせて行けば突拍子もなく速いとか遅いとかはないだろうと信じて進む。GARMINが初ラップを知らせる。入りの1キロ4分44秒。ちと速いな、寒いのに。5分ペースに落とそうと思ったが、次が4分39秒であれっ?て感じ。周りの波に乗って特に自分が無理していないのならいいかと、気にせず前の人の背中に集中することにした。

じわじわと登っているはずだが、さほどペースは落ちず、頂上に達する5キロから6キロのスプリットが5分10秒。これが本日唯一の5分台。第1給水所はパス。この先走ってみないと判らないが、寒いので前半は立ち寄らず危険回避で行くつもり。



●波に乗る平坦

登りを終え周囲もペースが安定してきて、数人パックで一定に押していける状況が生まれる。湯の花温泉を過ぎ本梅町に入って小雨。寒い。右斜め前から弱い風が来るので、できるだけパックの左後方に位置するよう心がける。3000人がばら撒かれたコースは壮観。頂上から中間点まで4分30秒前後で安定し、我ながらやるじゃねーかおい!状態でついつい前に出て風除けになって気がついてまた後ろに戻る、という下手くそな自転車乗りに戻っているのが情けない。周りに引っ張られているとはいえ、10キロ脚の自分としては危険なペース配分で、一歩一歩進むたびに少しずつ足が崩壊に近づいていくのを確実に感じてもいる。中間点過ぎの第2折り返しを過ぎた辺りでふくらはぎに痛みがきた。2回の折り返しでパックが崩壊しバラけて走っているので、自分の状態を冷静に観察し出すと急に苦しくなってきた。



●耐える後半の入り口

9キロでゼリ−1個、中間点でフラスクを飲み干し、13.4キロ第4給水で初めて水をもらう。美味い、染み通る。筋肉まで浸透しろーっと願うが徐々に脚が言う事を聞かなくなってきた。現実的にここからできることとして立てた目標が、5分台に落とさないでゴールすること。最大の難所が湯の花温泉への還りの登り。15キロ手前でゼリーをもう1個補給。バイクもランも緩勾配は得意だと勝手に思ってはいるが、なんせ15キロ過ぎから脚はピリピリ痺れて他人の感覚。走り方が身に付いていない分、ひたすら腕を振って推進力を生み出そうとするので、心肺機能がやたらと疲れる。悪循環とは分かっているが、今日の所は”今日の自分”で頑張るしかない。福士加代子よ降臨せよ!そう願って腕振りまくって4分50秒で頂上をクリア。でかしたっ!



●下りで崩壊、そして平坦が上りに

本梅町から東本梅町はずっと小雨で辛かったが、湯の花温泉に入ると止んだ。晴れ間も出てきたし、下ったらもうゴールまで平坦!そう思って下りに入ったが、これがえらく辛い。まさにここから経験者と素人の間に大差がつくところ。5キロの下り、後ろからビュンビュン抜かれるのだがもうどうしようもない。着地するだけであらゆる部分がギシギシ痛む。17キロ最終給水で水をいただき何とか立て直そうと試みる。しかし、走り込んでいる人達のストライドが自分の倍ほどにも見え、何人抜かれても、茶髪のお兄さんやおばさんに抜かれても、無抵抗の抜け殻。箱根の6区、山下りの後の平坦が登りに見えるとよく言うが、まさに最後の3キロほどがそんな地獄絵図。脚は感覚ないし、腕振りもままならなくなって、最後は肩を振って誤魔化そうとする。周りの人は普通に走っている、ように見える。もちろん苦しいだろうが、自分ほど崩れている人はいないように見える。そこが大きな違いだな。



●長い長いラスト1キロ

20キロ地点の電光掲示板が1時間33分を告げている。ええっ???ちょっと目を疑ったが、あと1キロ緩めなければ40分切れるの?のぉ?のぉ?のぉ???そんな速く走ったつもりはねーぞ?と素直に疑問だったが、これが事実なら脚が砕けても行くしかないなと思った。最後は運動公園内で競技場に向かって少し登る。もう前に進まない。目を剥き、前傾姿勢を無理にとって推進力を絞り出している感じ。運動公園に入ったらお終いだー!そう思って頑張ってきたが、競技場が遠い。なかなかゲートが近づかない。ここへきてインターロックの舗装は足元が乱れてきつい。ゲートからトラックへ入る。少しほっとする。21キロ酷使してきた脚にトラックは柔らかくて優しい。人もたくさん見てるし、少しフォームを立て直してみようと頑張るが、400mは長い!長いぞ400mトラックぅっ!ラスト100で切り替えようと思ったが何もできず。せめて50は!と振り絞り、3人ほど抜いてゴール。下りで置いて行かれたおばさんにはあと5m届かなかったぁ!



●明るい廃人

朝起きた時はやる気のない廃人でしたが、ゴール後には脚を引きずりながらニヤニヤ笑う廃人になっていました。10キロ50分で1時間45分?それくらいの指標しか持っていなかったので、37分台って言うのは驚きでした。おきなわ以後体調下降しっぱなしだったし、今朝も胃が痛かったし、タイム的に全く考えてもいなかった領域なので、気持ちを切り替え出場して良かったなと心の底から思いました。ニヤニヤしながらチップを返却、ニヤニヤしながら完走証をもらい、ニヤニヤしながら完走記念タオルをもらいました。すべてのセクションで係りの人に大きな声で、”ありがとーございましたー!”と言い、小体育館では”寒い寒い!”と大声出しながら着替え、ダイコクバーガーでは”美味いですっ!”、焼肉丼にも”美味いですっ!”、無双心のラーメンにも”美味いですっ!”と大きな声でお礼を言って食べました。

毎度道が混んでいるのは分かっていたので、家内を呼び出さず足を引きづりながら実家までの5キロほどを歩いて帰りました。ラン用の冬仕度を持っていないので、ヒューヒュー吹き付ける風に震えながらの帰路でしたが、気分は良かったですね。


●今後どうするのか

2日経ってそこいらじゅうが痛いのですが、特に右の足首が痛くて階段降りるのにひと苦労しています。意外にも弱点をいくつか抱えていた左脚は、レース中も何も起きず、レース後も筋肉痛以外は問題無しです。ネットで探して(当日初めて)即席でやったテーピングも効いたようです。この感じでいくと週末の三田国際マスターズは無理せずDNSとし、一旦疲れを取った後、徐々に距離を増やして2月までにフルを走れる脚を作る計画にした方が良さそうです。今回周りのランナーを観察して、自分の足りないところが分かりました。速く走れるということより、長く強く走れる体ってどうやったらできるのか、そこを勉強しないといけないです。とりあえず縄跳びしないといけないんですが、意外にやるタイミングが見出せません。リーボックの縄、せっかく買ったのに。


昨日の夜リカバリーにローラーやって、いかにバイクが体に優しいか思い知りました。脚パンパンでも、足首めっちゃ痛くても、何ともないんですねバイクって。普通にペダリングしている自分が不思議で仕方ありませんでした。やっぱり全然違うとこ使ってるんですね、きっと。



完走証f:id:cerveler_y2:20161211123146j:imageランナーの中には稀に自転車ジャージの姿も。どこかのどすこいとかいう紫色のジャージも走ってました。沿道の声援も暖かく、サポートもしっかりしていて、来年もまた出たいと思う大会でした。

2016-11-23

”ツール・ド・おきなわごはん”の巻

今年は家族で行ったので、奥さんのおかげでジモティーなご飯屋さんにも行けて美味しいご飯がいただけました。昨年の”おさーん二人旅”(笑)での、”とりあえず力つけようぜ!”的な偏った食事内容に比べ、レース前のお腹に過度に負担をかけないバランスよいごはんライフを過ごせました。



■1日目昼

空港からレンタカー名護へ移動し、S濃運輸でバイクをピックアップ後、大宜味村の『笑味の店』http://eminomise.comで昼ご飯。ここのお母さんが有名みたいですね。

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f:id:cerveler_y2:20161111133300j:image:w360名も知らぬ地元の食材も全て美味しく、お腹に優しい定食。かなりいけてますよ。




■1日目夜

写真左側、行列ができている『なかま食堂』

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https://tabelog.com/okinawa/A4703/A470303/47002461/写真は

2日目の夜撮ったもので、私たちが行った時は待ち時間ゼロで着席はすぐできましたが、出てくるのに少々時間掛かりました。自転車乗りでいっぱいでしたね。イチ押しのソーキそばが既に売り切れだったので、三枚肉そばと豚肉の塩麹焼き定食を完食。肉の量が多くて安くて食べ易くて大満足。腹一杯なのになんかお腹に優しいのが不思議でした。




■2日目朝

ホテルのバイキング




■2日目昼

古宇利島観光の後、少し本部の森へ分け入り、『カフェハコニワ』へhttp://www.haconiwa-mag.com/magazine/2016/04/cafehaconiwa/

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f:id:cerveler_y2:20161112114833j:image:w360チキンカレーで今日もお腹に優しく!カレーの量がおさーんには少々不足気味でしたが、胃に負担をかけないというコンセプトは貫けましたね。程よい量で美味しくいただくということで。




■2日目夜

写真右のアグーしゃぶしゃぶの『かふー』https://tabelog.com/okinawa/A4703/A470303/47014543/

f:id:cerveler_y2:20161112183503j:image:w360左のなかま食堂の2階です。写真ありませんが、甘みと良質なコラーゲンたっぷりアグーしゃぶしゃぶと、本部牛の炙りにぎりが絶品でした。レース前日なので、消化しやすいしゃぶしゃぶをチョイスしたのは大正解でした。




■3日目レース当日朝

ホテルの『アスリートBOX』

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3種類から選べたのですが、一番ライトな感じのを選択OS-1はレースボトル用として重宝しました。提携ホテルだけあって、早朝好きな時間を指定してフロントで受け取れ有難かったです。これ以外にも買い込んでいたおにぎりや薄皮あんぱんにバナナ、スポーツ羊羹にゼリー他たくさん食べ過ぎて、奥の登りで胃から全部飛び出しそうでした(笑)。




■3日目ゴール後昼?

写真の泡盛ロックにおでんf:id:cerveler_y2:20161113153737j:image:w360その前にビール二杯に豚汁もいただいていて、ほとんどヤケグイ状態。結構頭ぐるぐるしてましたね(苦笑)。振る舞いの泡盛ですが、高校生ぐらいの女の子が、こちらが言わなくても、”ロック・フルフィンガー”状態で渡してくれるところがさすが沖縄と感動しました。そもそも水割りという概念が無いのかもしれませんね。そんなもん泡盛に失礼だと!




■3日目夜

琉球焼肉NAKAMA』http://www.yakiniku-nakama.com/index.htmlちと値が張りましたが、石垣牛最高に美味しかったです。分厚いのに柔らかくてジューシーな肉たち

f:id:cerveler_y2:20161113183235j:image:w360で、デザートに名前は”ぜんざい”なんだけど、ほぼ”かき氷

f:id:cerveler_y2:20161113191610j:image:w360これも美味かった。もうなんも考えんとオリオン生に泡盛飲みまくったのは言うまでもありませんね。




■4日目朝

ホテルのバイキング




■4日目10時のおやつ&昼

S濃運輸にバイクを持込み、『ブルーシール名護店』https://www.blueseal.co.jp/shop/search_north/でアイスクリームたっぷりのクレープ。また肉とは違った喜びが溢れるわけですね、こういうのは。

で、万座毛近くの『なかむらそば』http://www.ii-okinawa.ne.jp/people/menmen/でお昼。

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オリジナルだという少し平べったい麺に、三枚肉を細かく刻んだのをかけた定番メニューをチョイス。普通に美味しかった。




■4日目夜、というか夕方のおやつ?

A&W那覇空港店』http://www.awok.co.jp/shopsearch/3-2/nahaairport/実は念願だったA&W。去年行きそびれたのでした。チーズなんとかかんとかバーガーをほうばり満足して機上の人となりました。



たくさん美味しいものを食べれて良かったのですが、冒頭にも少し触れた通り、レース前の2日間が非常に良かったと思います。消化がよくお腹に負担が掛からないよう良い感じで食べれたなと。別に計画的にチョイスしたわけではなく、あくまで行き当たりばったりの結果論ですが、レース当日の体調が良かったことにも貢献しているなと、振り返れば思います。何事もバランス良く、ということですね。



と、超暇な勤労感謝の日の時間潰しに、ツール・ド・おきなわごはんをまとめてみました。

多少の参考になれば幸いです。

2016-11-17

またしても試練 ツール・ド・おきなわ 市民レース100kmオーバー40玉砕記録

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公式記録:3h36m44s 27.68km/h 126位/完走270名

STRAVA:3h28m58s 30.7km/h 1,565m↑

https://www.strava.com/activities/774103691/segments/18940736423

■パニックと失望の10キロ

通称”学校坂”を登り終えた40km地点、またしてもチェーンは落ちた。登りを終えフロントをアウターに入れようとした瞬間に、チェーンは何故か内側に落ちた。辺戸岬の登り返しを終えた直後と全く同じ現象。学校坂を終えればあとは自分向けのアップダウン区間が続く。普久川で遅れた先頭に本気で追い付くつもりだった。無理といえば無理だけど、そういう気持ちで行くつもりだった。

EMONDA SLRの特徴である大きなハンガー部とインナーギアの間に落ちたチェーンは、降りて手を使わないと戻せない。降りて手で上げようとするが、挟まったチェーンはなかなか浮いてくれない。パニックになり、クランクを正回転させて事を悪化させ、挙句の果てにギアの刃先で指を切ったらしくチェーンの上に血が滴り落ちた。

果てしない時間、多くの選手が駆け抜けて行く中、2年連続の未完走を覚悟した。

一度覚悟が決まると気持ちが落ち着いた。チェーンを逆回転で入れ直し、ゆっくりバイクにまたがり走り出した。と、今度はアウターリングの上でチェーンが滑り出した。1回転する内に1回、チェーンがリングから外れようとする。また止まり、アウターリングが歪んでいないか、あるいはチェーンピンがズレた箇所がないか観察した。わからない。立ち尽くした。万事休す。関門でのタイムアウトどころか、この先走ることすらできないのか。腰を下ろし、こちらを一瞥して走り過ぎる選手達を何の感情もなく見ていた。

ここで回収車を待っているより、次の関門まで行ってへたり込んでいる方が確実、そう思って歩き出した。下り坂はバイクにまたがった。平坦か上りになると何度か降りてチェーンやリアメカを触ってみた。いつしかチェーンの滑りはフロントからリアに移行していた。トルクを掛けるとスプロケの上でチェーンがロー側へ滑る。押して歩きながら何度もリアメカの修復を試みたがダメだった。歩いては止まり、触っては諦め、下りではバイクにまたがる、を繰り返した。

高江まで来た。長い下りでは、跨っているだけでも追い越していく選手達との速度差が少なくなる。大きな集団がやってきた。ゼッケンをみると140キロの集団だ。30人はいそうな隊列が横を通り過ぎるので、風圧に乗ってこちらの速度も自然と上がる。GARMINを見るとここまで50キロほど走って来ていた。宮城の関門までは小さな登りを含みながらも全体に下っていく。この集団のお尻で関門まで行けないかと考えた。うまくいけばそこでリタイアしようと決めた。



失望と開き直りの境界線

結果から言うと、この140キロのグルペットが、安波から高江の厚さ10キロにも渡るブラックボックスから自分を救い出してくれた。クランク3回転に1回、スプロケの上でチェーンは滑り続け、その度に体が左に傾く変な格好で集団にしがみ付いた。使いたいギアの一枚上にチェーンを一旦入れるために小まめにシフトチェンジし集団から遅れないよう注意した。右脚と右手が異様に疲れたが、一度切り替わった気持ちは信じられないほど清々しいものだった。”ガチャガチャうるさくて申し訳ありません!” そう言うながらローテーションもこなした。中には、”ちっ、遅れた100キロか・・・” と明らさまに嫌がる人もいたが、1188番の白いジャージの方が、”大丈夫大丈夫!、このままあと50キロ何とかなるって!” そう言って励ましてくれた。”でもいつチェーン切れるか分からないんで、そん時はできるだけ迷惑にならないよう下がります!” そう言うと、”持つ持つぅそんなのー、大丈夫大丈夫っ!” そう言われた瞬間、溜まった感情が吹き出して涙腺が切れた。危うく前が見えなくなった。



クルージング

宮城を過ぎ、小さなアップダウンをこなすと東村の平坦、慶佐次のアップダウン、有銘の平坦と進む。心も体も回復して楽々と進んでいく。朝の食べ過ぎで、奥の登りで破裂しそうだった胃もこなれてきて快調。エネルギーが上手く循環している。140キロの皆さんはさすがにお疲れの様子で、登りが辛そうだ。少しずつ人数を減らしていく。天仁屋の2段登りでは先頭で登っていると後ろに数人しか居なくなった。少しでも多くの人数で楽してゴールに向かいたいため、下りで緩め安部で集団を再形成した。カヌチャのアップダウンでも同じようなことを繰り返したが、大浦湾沿いの平坦でついに駆け引きが始まった。羽地を前に突如ローテーションが機能しなくなった。



■羽地での涙、川上での安堵

こんな後ろの位置で駆け引きすんのかこいつら?馬鹿馬鹿しい。全員で1秒でも速くゴールに向かおうという気にならんのかこいつら?怒りを覚えたが辛いのは確かだろうとも思えた。自分よりはるかに辛い行程をこの人達はこなして来ている。もう後ろを見るのはやめた。幸い4人程でローテできている。集団先頭付近で大浦を右折。いよいよ羽地ダムへの登り。遠くに絶望的景観を見せるあのブリッジ。でも去年とは違う。ちゃんと登れるはずだ。先頭4人パックで淡々と登り始める。中腹まで来て振り返るともう誰もいない。あの1188番の方もいない。申し訳ない。

声援が増えてきた。番越トンネルに入った途端また前が見えなくなった。あえて名前は挙げないが、居るはずもない誰かがトンネルの出口で待っているような気がした。その人に申し訳ないと思った。今年の脚なら、本当に待っていてもらっても恥ずかしくない位置で来れたかも知れないと思うと、我慢できなくなった。”くっそー、くっそー、くっそーっ” と口走りながら泣いていた。トンネルを出て右折してもまだ叫んでいた。

今年は後ろに広報カーはいない。沿道の声援を素直に嬉しいと感じた。去年は止まりそうになってクリアしたアップダウンをこなし、またきな大橋、タクジトンネルを過ぎ、下りながら何人も抜いた。川上関門への直線で小さな集団を吸収し、58号に出た時には10人くらいの集団になった。



イオン坂の駆け引きと初めてのゴール

ここからのローテは速い。皆ゴールに向けて気持ちが一致しているかに思えた。しかし、イオン坂が見えてくるとまた引かない人が出てきた。またかよ・・・、あんたのその順位に何の意味があるんだよ・・・、となぜか頭の中では標準語で悪態をつき、速度を維持する程度のダンシングで前に出た。でもやっぱりみんな辛いんだと素直に悟った。振り向くとみな顔を歪めてダンシングしていた。

下りに入るともうローテは崩壊していた。一旦先頭に出ると合図しない限り誰も前に出ないので、みなが前に出るのを嫌がった。自分は1秒でも速くゴールしたいので、自然な流れに任せて淡々と回した。左に大きく曲がり少し右に戻ってゴールのアーチが見えた。スプリントが始まった。やんのかやっぱり、そらやるわなぁ、今度は関西弁で毒吐き自分も腰を上げた。でもスプリントなんかやってないからよく判らない。ただグラグラと左右に揺れながら走ってるだけだったけど、集団の中盤でゴールした。

特に大きな感慨は無かった。悔しさは羽地で吐き出してきた。また1年頑張ろうと決めた。







■やってはいけない計算

冒頭に記した公式記録とSTRAVAのデータ、その差は8分弱。これが辺戸岬及び安波〜高江間で停止していた時間の合計。

安波〜高江の約10キロの間に費やした時間、つまりは歩いたり、トボトボ走ったり、跨って下ったりしてGARMINが動いていた時間と、去年の死に体で走った同区間データとの差が10分。そして、その去年の時間に対する今年の状態からの予測が少なくともマイナス2分。これで3時間16分台。さらに後半57キロを正常なバイクでそれなりの位置で走ったらあと何分・・・・・?それはもうやめておく。別のトラブルに遭っていたかも知れないし。3時間16分までは練習の成果があったとして、心を鎮めるために計算することを許してもらいたい。



■出だしで既に躓いていた

ちなみに出だしはどうだったか。

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"I Know I Can"、"I Know I Can"、"I Know I Can"、"I Know I Can"、"I Know I Can"・・・ 最初は胸の中で念じていたが、スタート30秒前には声に出していた。奥の登りは先頭付近でクリアした。今年は登り始めてすぐローリング解除でペースが速く、心臓と胃が破裂しそうだったけど何とか念願の先頭集団で。そして辺戸岬の登り返しでチェーン落ち停止。普段の練習会ではああいった登り返しは、皆アウターのままガン踏みで超えていく。レースでも当然そうだろうと思っていたら、先頭は皆インナーに落としクルクル。仕方なくインナーでクリアして、頂上でアウターに変速したらハンガー側にチェーンが落ちた。気が狂いそうだった。せっかく先頭でクリアしたのに、何てツイテないんだと自分を呪った。いくつも集団が行ったので、この時点で完走目標に切り替えざるを得ないと覚悟した。

海岸沿いを遅れた少人数で飛ばした。ここでこんな脚使う馬鹿はいないよなと思いながら懸命にローテーション。やがて前方に大きな集団が見えた。隣の方が、”あれ先頭だぞ!” と叫んだが、”いやいや、そんなはずないですわ” と返しながらも、もしそうだったらと、懸命に黄色いジャージ2名を探していた。黄色いジャージが2つ見えたらそれは先頭の証し。そうU佐美選手とF谷選手のまんまジャージ。下りカーブに差し掛かり、集団全体を俯瞰できるところで先頭付近に黄色いジャージが見えた。神様ありがとう、別府選手ありがとうと真剣に思った。でもそこまでで脚を使っていた。集団に復帰した後も、与那で出遅れないよう無理に前方に出たりもした。普久川の登りは当初の目論見より随分早く千切れ、N川さんにもかわされた。その後は上述の通り・・・。



■お世話になりました

今回少し贅沢をした。オクマへは寄らず、名護のホテルから辺戸岬までタクシーで行った。人一倍緊張しぃの自分は、レース当日の朝、周囲や行程が慌ただしいと、しなければならない事を必ずし忘れる。だから本当に良かった。気持ちをゆっくり落ち着けて準備進行できた。

昨年夏の試走の時にお世話になったNHさんf:id:cerveler_y2:20161113065745j:image辺戸岬駐車場で降ろしてもらい、誰もいないベンチでゆっくり補給食を食べ、ボトルの準備をし、心の準備をし、登りを逆走してスタート地点へ下った。自転車も一緒だから、ホテルで空気を入れ、空気入れを持たずに来れる。8月申し込みが終わってすぐに電話してお願いしておいた。本当に優しい人で、全く緊張せずいい時間を過ごせた。ありがたかった。来年もお世話になりたいのでどうかお元気で、と連絡しておいた。



■結構心配

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これやばいですね。塗装だけで済まないような、そんな気が・・・。あとチェーンは値段的にまだしも、リアメカが心配。



■来年もよろしく

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いきなりそれなりの結果を出しちゃった軍曹。ライバルとは言えないけど、目標として崇めさせていただきます。





一緒に行ってくれた家族に感謝しています。



駄文、長文をお読みいただき誠に有難うございました。

練習仲間の皆さん、また一年間どうぞよろしくお願いいたします。さらに揉んでくださいっ!



あ、これからしばらくはマラソンランナーに変装いたします。昨年暮れからランをやったことは効果がありました。膝、足首の関節、そしてふくらはぎが強くなり、苦しくなってからも強く踏めるようになりました。

今年もまたこれからランに取り組みます。

堤防その他でトボトボ走る親父をお見かけの際には、どうぞいたぶってやってください。