せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

晩飯

電車で出かけるのがめんどくさくて、近所のスーパーで梅干を買った。で、炊きたてごはんと一緒に一粒食べてみたら、梅の味の違いはよくわからんけど塩加減がやっぱりいつものと異なるなあ、なんだかきつい感じがする。これがなくなったらやっぱりドンキへ行ってこよう。
今日行った店にも目当てのメーカーの梅干はあったけど、やっぱドンキで買うのと値段が全然違うや。これだと俺の場合ちょっとした贅沢品になっちゃう。
今は普通にスーパーで見かけるようになったけど、昔はこれを置いてあるところはあんまりなかった。そもそもマイマザーが、向田邦子のひいきの品だというのを本で読んで、ではなくて本を読んだ誰かから聞いて、その店の名前と所在地だけを頼りに俺に探せと言い出したのがこの梅干との出会いのきっかけなのだった。あれは初夏だったか、散歩がてらに一つ手前の極楽寺の駅で降り、ぶらぶらと切り通しを抜けしばらくすると小ぢんまりとしたいかにも町の酒屋さん、といった風情の看板が見えてくるのだった。
と思ったら今はずいぶん小ぎれいな食料品店になっちまってるなおい。

そういえばスーパー

最近レジ袋辞退でポイントをつけてくれたり値引きしてくれたりするスーパーが増えてきたのは地球にやさしくていいのかもしれんけど、
「いらっしゃいませー」
「あ、レジ袋いりません」
「ご協力ありがとうございますー」
(ピッピッと商品をレジに通す)
「898円になります。レジ袋はご利用ですか?」
「?あ、えーと、袋あります」
「ご協力ありがとうございます」
ということが何度かあった。言い出すタイミングが悪いのかな、聞かれるまで言わないほうがいいのかなとも思ったが、それから店に「レジ袋いりません札」みたいなのが備え付けてあるのをやっと知った。ああー、これを買い物カゴに入れておかないからレジの人に余分なひと手間かけさせておかしなことになったのか。
と思ったら、
「いらっしゃいませー、(札を取り出して)ご協力ありがとうございます」
(ピッピッと商品をレジに通す)
「1024円になります。レジ袋はご利用ですか?」
「??あ、すいません。袋あります」
「ご協力ありがとうございます」
なぜか謝ってしまったが、店員さんはとにかく会計前に一度聞くように、と体で覚えてしまっていて、事前に袋不要とわかっていてもついつい金額とともに質問を口にしてしまうのかもしれない。
体にしみこんだ挨拶って反射的に出てきちゃうよね。居酒屋ホールのバイトをしてた頃は、客として来ていた店で他の客が会計済ませて店を出て行くときに、店員と一緒になってありがとうございましたー!!とか言ってしまったことがある。あと小学生が担任の先生を「お母さん!」って呼んじゃったりとかもあるよね。俺は校長先生に「おじいちゃん」って言いそうになった。