せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

おはようございます

CHANDANA復活だお!例のきゃわわわHDDを外して、買ってきた新しいやつと交換して、取り寄せたディスクでリカバリかけて、とりあえず再起動。ついでだからHDも80GBから120GBのに増やした。明日はメモリ買うど!なんつうか、やっぱり今月は出費の多い月だな。もう腹をくくろう。
でもって、先日書いたように行きがかり上、静(SSIZZ)も普通に復活しちゃったんだけどどうしましょう*1。枕元専用マシンにして、あれこれつらつら眺めてすごそうかなあ。あちこち巡回していたら、静が「There's something spooky around here...*2」とか話しかけてくれるかもしれん。

*1:今これも静から書いてる

*2:うろ覚え

晩飯

うどんうめえええええええええええええええええ!!!
今日は久しぶりにプレイステーションを引っ張り出して、中古屋で買ったまま放置していたゲームに手をつけた。

シーバス・フィッシング2

シーバス・フィッシング2

ひえええ!もう10年以上前のゲームなのか。っていうか初代プレステだしなあ。
これはシーバス(スズキ)釣りゲームの2作目で、当時は1作目ばっかり延々と飽きずに遊んでいた俺が何年も経ってからふと思い立って「あれもっかいやりてえ!」と店に駆け込んだものの1作目は見当たらず、まあいいやと思ってこっちを買ってきたのだった。普段は釣りなんてまったく縁の無い俺なんだけど、釣った魚の料理法が最後に紹介されるのが好きだったの。結局食うことが楽しみなの。今も割とそうなんだけど、でもまたやり始めてみるとこれ、結構プレイ自体も面白いんだな、それで俺もずいぶん長いこと夢中になって遊んでたんだな、と再確認した。
画面にパワーメーターがあって、しかけを投げるときの力加減をそれ見ながら調節するところとかは、ゴルフゲームなんかと似たようなかんじかな。ルアー釣りの場合はキャスト後にもいろいろ操作が必要で、方向キーでルアーを振り、アクションボタンで糸を巻いて魚が食いつくのを待つ。ルアーもいろいろ選べて、俺はどれがどれだかいまだに違いがよくわからないのだけど、糸を巻いてやるとぐんぐん沈んでいくやつとか、逆に糸を巻くとどんどん水面へ上がっていくやつとか、その時々の天候や時間、潮などのコンディションによって使い分けるとお魚がよってきて大喜びでパックン!するわけですよ。で、そこからただ糸を巻けば釣れるってわけじゃなくて、アワセもちゃんとしないとバレちゃうし、やみくもに魚に抵抗して糸がギューギューいってんのに巻き続けるとプッツン切れてルアーをもってかれちゃうし、頭のいいお魚さんはテトラポットとかの障害物の後ろに回りこんでやっぱり糸をブッツン切っちゃうし。テンションメーターに目をやりつつ、お魚が糸を切ろうとしてないか確かめつつ、と、俺的にはアクションゲームと思えるくらい結構ドキドキもののゲームなのだった。今日はまだ操作がおぼつかないうちにルアーを4つもとられた。(泣)
今日の釣果(釣れた順)

  • フグ 19.8cm 0.1kg
  • メッキアジ 31.9cm 1.0kg
  • フグ 13.5cm 0.1kg
  • メッキアジ 20.1cm 0.4kg
  • メッキアジ 28.4cm 0.8kg
  • メッキアジ 27.0cm 0.8kg
  • ボラ 30.4cm 1.0kg
  • フグ 15.5cm 0.1kg
  • サバ 53.8cm 1.8kg
  • サバ 39.9cm 0.9kg
  • サバ 33.7cm 0.6kg
  • メッキアジ 31.5cm 1.0kg
  • サバ 50.4cm 1.5kg
  • フグ 20.9cm 0.2kg
  • サバ 32.9cm 0.6kg

(ここで場所換え)

  • ボラ 39.2cm 1.1kg
  • ボラ 53.6cm 1.6kg
  • ボラ 53.6cm 1.6kg
  • ボラ 63.3cm 2.3kg
  • ボラ 41.9cm 1.2kg ※ボラ5連荘でへこむ
  • メッキアジ 34.7cm 1.1kg
  • スズキ 60.5cm 2.0kg
  • スズキ 71.1cm 3.2kg
  • ボラ 51.9cm 1.5kg
  • スズキ 48.0cm 1.3kg

(元の場所に戻る)

  • フグ 15.2cm 0.1kg
  • フグ 11.1cm 0.1kg ※我に返って今日は打ち止め

シーバスフィッシングすなわちスズキ釣りであるからして、

また、釣りで、本来の釣る目的魚とは違うのに釣れてしまった魚のことを外道と呼ぶ。

「スズキは3尾だけどメッキアジ6尾とボラ7尾とサバ5尾とフグ6尾も釣れた!!」
まさに外道(画像省略)
スズキはたいがい大きくて、針にかかった後もものすごい引き&バラそうと豪快なジャンプ&障害物に糸をゴリゴリなすりつけるというアグレッシブなやつなのでできればこいつと純粋なファイトを楽しみたいのだけども、サバはサバであのでっかい目をまんまるに見開いたまま*1おいしそうな魚体をキラキラ見せ付けるし、フグはぷっくりしていてかわいいし、何が釣れてもたいていそのたびに「とったどー!」と喜んでしまう俺なので、またしばらくはこのゲームで遊び続けると思う。
でも脱衣マージャンゲームとかで四暗刻単騎待ちとか天和とかがすぐ出るのとおんなじで、実際の釣りではこんなに簡単にぼこぼこ釣れないよね。

*1:っていうか魚ってまぶたがないよな

読み終えた

定家明月記私抄 (ちくま学芸文庫)

定家明月記私抄 (ちくま学芸文庫)

おもしろかったー。定家ってもっと超風流で、歌の世界にどっぷり浸っていて、世事なんてどこ吹く風で別荘で悠々と外の紅葉を眺めながら「あれー」とか「たもれー」とか言ってそうな人だとばかり思ってたんだけど、貴族としては高い地位にいるわけでもなくて、下っ端みたいな仕事で昼夜問わずにいろんなとこへバタバタ出かけたり、出世欲はすごくあって口ききを求めて奔走したり、あんまり頼りにならない主家にすねて反抗的になってみたり、除目のときに自分の願いがかなわなくてありったけの罵詈雑言を日記に書き付けたりと、現代人から見てもある意味とっても人間味のある人だったみたいだ。そんでもってとっても頑固。この解説本の著者には何度も「狷介」って書かれてるし。あーあ俺だまされてたー。でもよく考えてみたらなんだかんだいって歌だけ見てその人がぜんぶわかるわけないじゃんね。煌々と照らすうつくしきお月さまにもダークサイドがあるのさ!だからおもしろいんだろうな。世間とガチガチぶつかってもまれてクタクタになってブツブツ文句言って、それでも素敵な歌を詠んだり歌集を作ったりしちゃう。だから人間ってすごいしおもしろいんだと思う*1

*1:あー、でも周りの人からしたらけっこう付き合いにくい人ではあったんだろな。俺はぜんぜん関係ないからその事績を素直にすごいと思えるけど、もしも同時代に生きていてバトッたりしたら、コンチクショー!おめえの歌なんかたいしたことねーや!とか思うのかもしれん