せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

ねむい日記

毎年秋になると実家のファーザーがどこからか入手した柿を使って張り切って干し柿を作る。自分で食べきれずあちこちに分ける。こっちにも回ってくる。私は生の柿は硬いやつもじゅくじゅくしたやつも苦手で、干し柿ならば食べられるが、積極的に食べたいとは思わない。しかしそれをやんわり伝えても毎年回ってくるし、本人が「人にあげる」とこまで楽しみでやってるのでむげにもできない。『魔女の宅急便』に出てくる、おばあちゃんの焼いたパイとそれを運んできたキキに対してあんな態度を取ってしまうおにゃのこをいつも思い出してしまう。
今年は甘柿の干し柿もおまけについてきたのでけっこうな量になった。干し柿好きな人ならたぶん数日でなくなる量だけど、自分には食べても食べてもなくならない量に見える。しょうがないのでクックパッドのレシピを参考に、種を取り除いてから実を細かく刻んでラム酒と牛乳を合わせたものに漬けてふやかしてからミルサーにかけてやった。粘度?が高すぎて安全装置が働き、途中で何度も何度もミルサーが止まってしもた。もっとクリーミーなペーストにしたかったのだけど、ミルサーが壊れそうなので途中であきらめた。ところどころにレーズン大の粒々が残る、ぼってりとしたペーストになった。
こうして作った干し柿ペーストをここんとこ朝食のトーストにのっけて食べているのだけど、やっぱりなかなか減らない。いっそ、これをたっぷり入れたパウンドケーキを作ってしまえばいいんじゃないか、とさっき思いついたのであとでダイソーに行って紙のパウンド型買ってくる。