えすのじ(仮) このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2014-02-24 北風と太陽とマイクスタンド このエントリーを含むブックマーク

北風と太陽が、どちらが強いかで言い争っていました。
そこへ偶然、郷ひろみが通りかかったので、あいつのジャケットを脱がせた方が勝ちという事になりました。
北風が、始めにやりました。
北風は思い切り強く
「ビューッ!」
と、吹きつけました。
郷ひろみは震えあがって、ジャケットをしっかり押さえてしまいました。
北風はがっかりして、太陽に譲りました。
バトンタッチされた太陽は、ヒロミ・ゴーをポカポカと暖かく照らしました。
ジリジリと照りつける暑さに、新御三家の郷はたまらなくなってジャケットを脱ぎ捨てました。
記録はなんと12分45秒。

「君にはかなわないや」

北風が太陽を称えていると、

「お前ら相変わらず半人前だな。オレ様なら5分でカタをつけてやるぜ」

と、どこからともなく声がするではありませんか。

「キ、キミはマイクスタンド!」

「本当に5分ぽっちでジャケットを脱がせられるのかい?」

「ああ、あいつは歌手だからな。オレ様を目の前にすればつい歌いだしてボルテージが上がり、ジャケットなんか着ていられなくなるさ。一曲歌う時間もあれば十分だぜ!」

そう言い残してマイクスタンドは再びジャケットを羽織りなおした郷ひろみの眼前に飛び出しました。
突然のマイクスタンドに興奮したゴーは、思惑通りゴールドフィンガー'99を歌いだしたではありませんか。
これには隠れて見ている北風と太陽も大興奮。

「すごいね。ほんとに歌いだしたよ」

「あ!ジャケットの裾を持った!」

「脱ぐかな…脱いだ!いや、また戻した!」

「裏地を見せただけですぐ閉じたね。惜しかったね」

「今度こそ脱ぎそうだよ」

「ほんとだ!両肩をゆっくり脱いで…」

「着た!着なおした!」

「おしい!」


その後、北風と太陽は延々とヒロミGOのジャケットプレイを見ていましたとさ。

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