Fishing Luck(等待飛魚)

語学センターにはリスニングルームがある
内容としてはDVD(映画や教科書など)を見たり教科書のCDを聞いたりするためにある
教科書が3冊目に行くまでは週2時間以上リスニングルームの利用が義務づけられている
「聞くこと」は俺的にはかなり大事な事だと思うのだがおろそかにしている人が多い
会話で度々「あれ(リスニングルーム)だるいよね」という話を良く聞く
まだたいして話せるわけではないが、「言葉は耳から入る」というのが持論だ
耳→口→手
語学に関してはこの順番だと思う
赤ちゃんはまず身の回りの言葉を聞くことから言葉を覚え、口にする
文字を書くのはその後だ
日本教育の英語は書き取りしかしないからいつまで経っても話せない
かという俺も英語は話せないのだが…
だからこっちでは聞くことを現在大事にしている
時間があればリスニングルームに行き、聞くようにしている
個人的にはかなり効果的だと思う
しかし書くことを大事にしている人が多い
無駄とは言わないが遠回りだと感じる
言語の多くは文字がない
台湾語客家語も文字がない
順番が逆になっている
ひたすら書いてもおそらく話せるようにはならない
逆に書くことは必要最低限しかしていない
そこでリスニングを鍛えたいと思い、同じDVDを何度も見ている
目標は20回
全部の台詞を覚えれたら日常でも聞き取れるし話せるようになっているはず
たくさん見るなら当然面白い映画がいい
最近のお気に入りはFishing Luck(等待飛魚)

http://bit.ly/eXusUz
台湾の映画
日本では「飛び魚を待ちながら」というタイトルらしい
内容は台湾の小島蘭嶼を舞台にした映画
選んだ理由は、まずヒロインが可愛い(笑)
廖珮伶(Linda)
歌手らしい
それはさておき、舞台の蘭嶼が美しい
行ってみたいという気になる
実際美しい島
原住民のタオ族が伝統的な船に乗って飛び魚漁をしていることで有名だ
悲しいことに原発で使い終わった核燃料が持ち込まれているのだが…
こんな美しい島に持ち込むなんて許せない
国民党のくそったれが
台北で忙しい生活をしていた晶晶はのんびり自然と共に暮らすという蘭嶼の暮らしの中でいろいろな事を感じ取るという内容的にもドンピシャ
他にも蘭嶼の青年避風が「テレビの天気予報なんか見なくても天気は分かる」
や「風邪なんかひかない」という台詞にも同感を覚える
おそらく台湾の自然、原住民もテーマにした映画だ
そして台湾の映画は台湾語が多いが、この映画は原住民がメインなので台湾語はほとんど出てこない
時々タオ族の言葉が出るが、さほど多くない
会話も日常的で聞き取りやすい
お勧めの映画
日本語版は…福岡国際映画祭で放映されたらしいがおそらく無い
見てみたいは中国語を覚えよう(笑)
(字幕は漢字だから意外とわかるかも)