「2〜レインボーブリッジを封鎖せよ!〜」から年月が経ち、強行犯係の係長に昇進した青島は、3日後に控えた新湾岸署への引っ越しを一任されて大張り切り。そんな中、引っ越しの混乱に乗じて湾岸署から拳銃が盗まれてしまう。
観賞日 2010年8月7日
【45点】
まぁ…
これは…
いや今まであったオープニングの力強さが全く無いから分かってたんだけど…
批評一発目からサムい作品(笑)
批判するだけでは意味が無いので、まずは評価出来る点から。
まず、相変わらず署内とかの細かーいところの作り込みは素晴らしい。美術グッジョブ的な。
あと相変わらず愛すべき脇キャラたちも良い。署長達スリーアミーゴスや寺島進演じる木島などには、思わず笑ってしまう。
こっからスーパー批評タイム
だがまず一番問題なのは、
室井いらないみたいな
今までの映画みたいな活躍がない上によくわかんない立ち回り方・・・
これまで準主役だったのに完全に脇役に成り下がった感が否めない。
次に問題なのは展開。
登場人物たちはあることに振り回されて、そこから感動的なシーンに入ったりする。ある事実がすでに観ている人には分かっているのにだ。その事実というのは、あることが嘘であること。だが登場人物は感動的な場面を何度も作ろうとする。
いーかげんウザくなるくらいに何度も感動を差し込もうとするけれど、実際嘘だと知ってるので別になんとも思わない。まさに感動の押し売り。まるで紳助の26時間テレビに毒されたかのようだった。
なんで先に言っちゃったのか。
今までの踊る〜は物語のラインがしっかりしていたので、コメディーだけではなく、きちんとドラマの面でも面白かった。
だが今回はいかりやさんを失ったのと同時ドラマ面を失って、残ったのはコメディーだけだ。もはや自社のパロディでしかない。
日本以外沈没みたいなw
もしくは最終絶叫計画とかw
以下にネタバレ。
1の犯人役だった日向をもっとフューチャーして、怪しく怖くすれば面白い作品になった筈。
レクター博士とかジョーカー的な狂気の象徴として。
最後に青島が圭一に会ったことあると聞くが、彼は第一話で万引きした小学生、稲垣が犯人役で出た歳末スペシャルでピーポくんの着ぐるみを着た青島にちょっかいをだした少年だそうで。
…んなことわかんないよ。ヒントなきゃわからんよ…