ウルヴァリン X-MEN ZERO

日本でもヒットを記録した「X-MEN」シリーズの人気キャラクター、ウルヴァリンヒュー・ジャックマン)の過去を描く物語。
驚異の肉体再生能力と戦闘力を持つ兄ビクターと弟ローガンは、数多くの戦争に参加、150年以上に渡り共に生きてきたが、ある任務をめぐって対立する。
そして6年後を”ある”きっかけによってローガンはビクターに復讐を誓うのだが…


観賞日

2009年9月21日  

【65点】
X-MENファン的には75点)





今回の映画は、今までやってきたX-MENよりも過去の話になります

コミックでも何十年も謎で、最近やっと解けたウルヴァリンの過去…

(映画とも若干違うんですが、それを描こうとすると非常に面倒くさい長さで描かなければいけないので、簡略化して映画版のストーリーをつくったのでしょう。)



今までX-MENシリーズを観てきた人は観といて損はないでしょう

そして個人的にはシリーズの3と並ぶくらい面白い。





映画としては、非常にシンプルな映画です。まぁよくいえば何も考えずに観れる娯楽アクションもの。悪く言えば、頭を使わない単純過ぎる映画

もちろんエクスペンダブルズよりもストーリーはちゃんとしてますが(笑)



ウルヴァリンといえば「悲劇」
原作でも彼は痛ましいストーリーが多い。

なにせ長生きで、隔世の感の趣を持っていて、
さらにカッコいいが故にモテるんですが、
いかんせん彼はハッピーにはなれない。

そんな物語を毎回乗り越えていく彼がやはりカッコいいわけですが…




取り敢えずヒュージャックマンかっこよすぎ。

ウルヴァリンのダンディさをまさに体現している。

古風で陳腐な表現ではあるけれど、まさに「ヒーロー」像。





もちろんウルヴァリン以外のミュータントたちも活躍。

巨漢のブロブや、見た目は違うがデッドプール、さらには原作では敵にも味方にもなったエマ・フロストなど、面白いというかコアな面子が揃っている。



また、マーブルVSカプコンっていうゲームを知ってる人にはお馴染みのガンビットというイケメンも…

やっぱり、キザな男でイケメン。

彼がいてやっとX-MENって感じだ。





やっぱり10年以上前からウルヴァリンスパイダーマン、アイアンマンを知ってるので、アメコミ映画を観ると旧友に再会した気分になりますねぇ…(-.-)y








同世代でそこまでのアメコミを知ってる人がいないんでけっこう悲しんですが…

とりあえずマーベルVSカプコン3で狂喜乱舞ですっ



そして続編の日本編ももちろん楽しみだ。