ハリー・ポッターと謎のプリンス 特別版(2枚組) [DVD]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2009/12/02
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ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)はマグル、魔法使い両方の世界における支配力を強め、ホグワーツですら安全な場所ではなくなっていた。
ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)は学校の中にも危険が潜んでいるのではないかと疑うが、最終決戦が迫っていることを知るダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)はハリーに戦いの準備をさせていく。
一方、思春期のホグワーツの生徒たちは恋の渦中にいた。ハリーはジニー(ボニー・ライト)に惹かれていき、ラベンダー・ブラウン(ジェシー・ケイヴ)はロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)こそ自分が求める男の子だと決めつけている。ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)もジェラシーを頂くような状況。
しかし、ある一人の生徒だけは、ひとつの目標を達成することだけに集中していた。全てが終わったとき、ホグワーツは永久に変わってしまうかもしれないと考えながら…
観賞日
2009年8月19日
【65点】
来週7をみるということで、今回は前作を評論します。
今回でハリポタもようやく6つ目。ということは原作でも映画でも既に挫折した方も多いのでは…
個人的には3(アズカバンの囚人)がスーパー短縮・そのうえに削るべきでない部分の削除というひどい映画で、もはややめようかと思ったんですが、4(炎のゴブレット)では全体的ストーリーの消化は不可と割り切って、アクションを中心に描いていたのでここまで観てきました。
巷では、
原作見ないとわかんない上に、逆に原作見てるとイライラすることで有名なハリポタです。
ですが今回は
作品のテーマを「闇と光」、ハリーとダンブルドアの関係、校内の恋愛事情として定めてあり、
軸がぶれなかったのでイライラ感はあまりなく、物語も簡潔に作られていました。
テーマの「闇と光」ですが、
今作は一番闇の色がこゆーい作品。
映像も意図的に暗く、陰湿な雰囲気で構成されています。
常に目に付く色は、黒と灰。
まあそれでも内容に対して不満ある方は勿論いるでしょう。
ですが、150分ではこれが限界です。
盛り込みすぎれば訳わかんない、内容が無さ過ぎればシンプルすぎる、という非常にバランスが難しい状況ですが、合格点は、いってます。
↑何様(笑)
今まで出番が無かったマルフォイとロンも比較的出番が多くて今までとは少し毛並みが違いました
どちらかというと、メイン3人とマルフォイに結構焦点をあて、
人間模様を描いていくという感じ。
出来事が多くてなかなか心情描写が深く出来なかった今までのシリーズ作品とは対照的に、
毛並みの違いを出したい監督の意図が垣間見えました
それにしても年月を感じますね。
ハリポタが流行ったのは自分が小6のときだったんですが、
もはや演ずる彼らも精悍な顔つきになり、自分もいつの間にか大学生に。
(ダニエル・ラドクリフとは同い年)
そういう意味では非常に感慨深い映画です。
エマ・ワトソンもあんなに綺麗な女優さんになるとは1のときはまったく考えもしてなかった…
というわけで、
みたい人は観とくべき映画っす。
シリーズ今まで観たなら是非
ちなみに次回作は二部作です。
恐らく、より深く人を、物語を描いてくれることでしょう