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2005-01-23

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文藝春秋2月号のアマゾン潜入記 文藝春秋2月号のアマゾン潜入記を含むブックマーク 文藝春秋2月号のアマゾン潜入記のブックマークコメント

文藝春秋2月号のアマゾン潜入記を読みました。

アマゾンジャパンは推定売上が年間500億円で、うち書籍は200億(和書160億・洋書40億)だそうです。なんだそんなもんですか。リポーターの横田氏は売上が一千億になって、アマゾンが取り次ぎも兼ねるようになったら業界は変わると書いていますが、外資である限りそんな話は有り得ません。たとえ売上1000億になっても書籍の売上はたかだか400億程度、これは日本の書籍売上シェアの2%。2%では何もできないですよ。横田氏の指摘は、やや的外れでしょう。

アマゾンがらみで言えば、日販の闇の噂の方が気になります。最近出版社に発注した商品が王子流通センター内で「消える」という事件が多発しているのですが、それがどうやらアマゾン用に「消えている」らしいのです。うちも小学館に出庫確認とった20世紀少年がここ数ヶ月で700冊ぐらい消えてしまいました。大手出版社の方には想像もつかない話なのでしょうけど、本当に現場ではこんなのばっかりなのです。昔は「消えた」在庫は二度と発見されないものと相場が決まっていたものですが、最近は調査すると王子の中から「出てくる」という不思議な現象がおきています。日販内でアマゾン用の在庫確保を最優先せよという指令がでていて、王子で他書店の注文分から中間搾取するらしいのです。だから調べてもらうとアマゾン用にプールされていた在庫の中から自店の注文品が発見されてしまうというカラクリ。しかも出版社が満数出荷したかどうか調査もできないので、完全犯罪なんですよね。てゆーか知っててやってるっぽい。

あくまで噂なのですが、うちも大層な冊数が「消えて」いるので、噂の真偽を確かめたいものです。横田さん、アマゾンの倉庫バイトはもういいから、王子に潜入してレポート書いてくれませんか?

kajiekajie 2005/01/24 05:05 版元営業の者です。たしかにニッパソ帳合の書店さんの注文は勝手に減数されたり消えたりする割合が多いです。ウチには明らかに出庫履歴があるのに・・・。

chakichakichakichaki 2005/01/24 21:49 コメントありがとうございます。これについては出版社・取次・書店の三者間の相互不信の間隙をついた技、という気がしていて、業界の未来のためにもよろしくないと考えておりますが、とりあえず防止するワザが思いつかないので困っております。
それにしてもこの記事の反響が結構大きくて驚いたのですが、やっぱ皆さん同じような被害に遭われてるってことなんでしょうか?

kajiekajie 2005/01/24 23:41 私も本日、文芸春秋の記事を読みました。今後注目すべき問題は「amazonが取次可する」ことで出版流通業界がどう変わるか、というところではないかと個人的には思っております。余談ですが、すでにクロネコヤマトのブックサービスは自らを「客注専門取次」にしたいと明言されています。こういうところから出版流通の業界地図は変わっていくのかと。

chakichakichakichaki 2005/01/25 00:47 そうですね。ヤマト運輸は当初からそういう思想でしたが、アマゾンの場合、本社の意向が重要視されるため、完全に独立でもしない限りその路線はないと見ています。いわゆる買切を前提とした取次については、ビジネスモデルを検討しているところですが、現時点では版元さんにメリットがないので御協力を得がたいこと、流通インフラ構築のコストが膨大なので、どこかと合弁を作らざるを得ないことなどがあってなかなか実現が難しいです。要は儲からないという話でして、アマゾン本社がメリットの薄い投資をして日本の卸しに参入してくる可能性は低いんじゃないかと思います。参入してきたら、それはそれで書店としては歓迎なんですけどね(笑)。

hirohirohirohiro 2005/02/08 10:41 携帯電話のiモードの頃から、5年ぐらい@本屋さんと言うネット書店を利用していましたが、注文した本の欠品も、多いし、ハウスカード〔クレカ〕が、最近提携先クレカ会社を一方的に変えたのにもかかわらず、、提携先に再度新規申し込みをせぬば、ならず、あきれて、退会しました。

kikurinkikurin 2005/02/09 22:19 どうでもいいのですが、amazonの取次ぎはおおさかやだった気がします。なのでニッパンは関係ない気がします。

chakichakichakichaki 2005/02/09 23:47 アマゾンの取次は、これまで大阪屋と日教販でしたが、2003年から日販も加わったのでした。

くれどくれど 2005/02/10 19:33 注文が勝手に 減数とか 消えるというのは PCソフトの業界で言うところの 注残の入れ替えということなんでしょうか?卸も店の優先順位をつけますから 当然といえば ある意味 当然なんですが これって 取次ぎのほうから フォローは本当に何もないんででしょうか?あとで 伝票を調整すればいいという感覚なのかな?

chakichakichakichaki 2005/02/11 01:13 本の流通業界の中では、注残という概念がありません。10冊発注して3冊しか入荷がなかったのなら、それで「終わり」なのです。残りの7冊が入荷することは99%ありません。しかも減数された7冊が、出版社の出荷時点でのものだったのか、取次の事故によるものだったのか、意図的な搾取があったのか、誰にもわからないので誰にも責任を問うことができません。そういういい加減な業界なのです。伝票もなにも、そんなものははじめから存在しないですし、存在しても調整する必要もありません。なぜなら、注文通りに出荷しないことは「悪」でもなんでもないからでして、当然そういう業界ですから「フォローする?なんで?意味が分からない」と取次の方は目を丸くして驚かれるのではないでしょうか。ほんと、意味が分からない業界なのです。

くれどくれど 2005/02/11 13:21 エーマジですか かなりびっくりです。まさに流通の暗黒大陸ですね。それから 横田さんのレポートですが、物流センターなんて あんなものですよ。時給も千葉ならいいほうですよ。また書籍以外の比率を低く見すぎです。金額ベースなら 書籍以外がかなりいっているはずです。