キレイゴトぬきの就活論

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、石渡嶺司著、「キレイゴトぬきの就活論」です。


本書、タイトル通りに新卒大学生へ向けて就活について語っている本です。


キレイゴトぬきの就活論 (新潮新書)

キレイゴトぬきの就活論 (新潮新書)


今の就職事情というのが、どのようなものであるかがわかり面白い。


自己PRなど、どれも読んでみれば同じようなものなので、活用しているところが少ないだろうというのは、面白かった。


それより、普通のことというか、普段やっていることを語ることで、そこから突っ込んで、人となりを伺う方が、余程面接者に対しての人間性が分かってくるというのは面白かった。


参考になるのは、巻末についている筆者が選定した有名ではないが堅実な日本企業300社。


これを見ると、まだまだ日本は活力ある国だと思えます。