書いてはいけない

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、森永卓郎著、「書いてはいけない 日本経済墜落の真相」です。

 

書いてはいけない

書いてはいけない

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著者は、2023年12月、私はステージ4のがん告知を受け、本書は、著者の40年にわたる研究者人生の集大成であると同時に、遺書でもあると述べている本です。

 

取り上げられている内容は、

(1)ジャニーズの性加害
(2)財務省のカルト的財政緊縮主義
(3)日本航空123便の墜落事件

の3つです。

 

特に、問題として深いと感じたのは、日本航空123便の墜落事件です。

 

ここに書いてある内容で、真実が隠されているとしたら、そして、そのことで日本がアメリカに対して負い目を背負っているとしたら・・・

 

そう考えると、この問題は掘り起こさなくてはいけないことなのかなと思いました。

 

本書でも紹介されている青山透子さんの著書を読んでみようという気にもなりました。

 

森永氏自身がこの事件について語っているYoutubeも見ました。

 

本書を読み、Youtubeを見ると、より関心も高まるものと思います。

 

ベストセラーなようですが、マスコミ等に取り上げられないのも、やはり書いてはいけない内容だからでしょうか・・・

 

一読をお奨めします。

韓国カルチャー

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、伊東順子著、「韓国カルチャー 隣人の素顔と現在」です。

 

本書は、「愛の不時着」や「梨泰院クラス」など、日本でも人気のある韓流ドラマ・映画から垣間見える現代韓国のお国柄を解説しています。

 

ウェブサイトの「カルチャーから見る、韓国社会の素顔」(2020年11月~21年9月分)を元に加筆・修正を加えたものだそうです。

 

個人的には、何年か韓国で暮らしていたこともあり、向こうの方々のあるある的部分も記載されていると確かにそうだようなあと思うところもありました。

 

また、まだ見ていないドラマや映画で、じゃあ何を見ようかなという候補を考えるのにも良い本です。

 

日本では、韓国に書かれた本が何冊もあるが、向こうではそんな本があるのかなと、ふと思いました。

 

向こうの本屋に行っても、それらしいものは目につきませんでした。

 

それに、本を読んでいる人が少ないなあとも感じたので、きっとネット記事をスマフォとかで読んでいるんだろうなとも、この本を読んで思ってしまいました。

 

個人的には面白い本でした。

ニッポンが壊れる

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、ビートたけし著、「ニッポンが壊れる」です。

 

本書のタイトル、大げさだなと捉える人は少ないのではないだろうか。

 

今の日本の状況に対して、不安を感じない人はいないと思う。

 

何かが心配、このままでいいのだろうかという気持ちの方は多いと思う。

 

本書は、そんなコロナ禍が一段落してから明らかになったことについて、ビートたけしの見立てで、痛烈なアイロニーを込めたエッセイである。

 

これまで“見て見ぬフリ”をしてきたあらゆる世界の「ヤバさ」が際立ってきたことを取り上げている。

 

例えば、政治家と宗教団体の癒着、メディアの芸能事務所への忖度、ネットへの急激な依存等々である。

 

気晴らしに読むのも良いし、大いに共感しても良い。

 

そして、このような感覚を持って、世の中を見ていくことの大事さを我々自身も感じなくてはいけないのだと思う。

 

大常識

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、百田尚樹著、「大常識」です。

 

本書は、ニコ生「百田尚樹チャンネル」で発行しているメルマガ「ニュースに一言」から、「今一度、常識を見直してはどうか」というテーマで、記事を選び出して再編集したものです。

 

以下の6部構成になっています。

1 政治屋たちの醜態

2 横暴な「リベラル」

3  罪を憎んで犯罪者も憎む

4  平和ボケは不治の病

5  コロナワクチンへの異常な愛

6  道徳崩壊

 

このシリーズ、ウィットとユーモアに包まれた著者の文章で、クスッと思わず微笑んでしまう感じが、今までのシリーズでありました。

 

今回取り上げている内容は、そんな笑いの要素を感じられないものが多く、読んでいて、(これからの日本は大丈夫なのか?・・・)と思わず心配になってしまいました。

 

国際化とか世界標準などと言われ、そういうものに合わせなくっちゃという感覚が、本来の日本人の良さをどこかに消し去ってすまったのでしょうか?

 

憂いてしまいます。

 

ご一読ください。

警視庁公安部外事課

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、勝丸円覚著、「警視庁公安部外事課」です。

本書、Youtubeで『VIVANT』の監修をした元公安の人を見たのがきっかけです。

 

話が面白かったので、本書を購入しました。

 

スパイ天国と言われている日本ですが、本書には、普段のニュース等では流れないような様々なことが書かれています。

 

本書の内容としては大きく二部構成になっており、一つは公安警察とは、どのような組織で、どのような活動をしているところなのかを解説しています。

 

もう一つは著者が在籍していた、公安外事課の中で、どのようなことがあったのかを著者の体験を通した内容が書かれています。

 

VIVANTでも語られていましたが、いろいろなことが、未然に防止されているようです。

 

普段知り得ないことが書かれていますので、興味のある方は一読をお奨めします。

第10波の流れにトラップされたようです

一昨日、ちょっと倦怠感があり、帰宅して熱を測ると8度8分ありました。

 

昨日も、なんとなく悪寒があるので病院に行きました。

 

その話をすると、別室に通され、そこで待機させられました。

 

看護士さんの話では、インフルとコロナの患者さんが多いようで、きっと検査することになりますとのことでした。

 

名前を呼ばれ、診察室に行くと早速検査。

 

鼻の穴に綿棒の長いやつを突っ込まれ、グリグリされ、その先を何かの試薬みたいのにつけて、それを検査キットに数滴たらしました。

 

「ああ、コロナですね」と告げられました。

 

キットにはC,S,A,Bの文字があり、Cの部分とSの部分にクッキリ線が浮かんでいました。

 

先生の話では、Cは検査がきちんとできているかを示しており、Sはサーズで今回はコロナ、A,Bはインフルエンザのタイプを表しているそうです。

 

ということで、とうとうコロナになってしまいました。

 

以前、聞いていたような症状でないことを聞くと、「ワクチンを打っている分、症状が緩和されている」とのことでした。

 

ビックリしたのは薬代でした。

 

処方箋を薬局に持っていくと、9,850円とのこと。

 

先ほど、診察代を支払ったので、それだけの現金の持ち合わせがなかったので、カードで支払いました。

 

薬価で高かったのが、コロナ用の薬の「ラケブリオ」というものでした。

 

昨日から、監禁生活に突入しています。

 

今のところ、特段変わった症状は出ていません。

中国人に絶対負けない交渉術

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、吉岡健著、「中国人に絶対負けない交渉術」です。

 

本書は、ブックオフで購入しました。

 

2007年に出版された本ですが、中国の方との付き合い方は、それほど大きな変化はないと思い、この本を手にしました。

 

当時は、中国進出がトレンドになっている時期だったこともあり、合弁企業を作って失敗しないためには、どのようなことに気を使わなければいけないのか、著者の経験より、いろいろな注意点が書かれています。

 

お客様の中に、中国で生産を委託して日本での販売を考えられている方がおり、個人的な経験からのアドバイスはしたのですが、他にもいろいろ注意しなくてはいけないことがあると思い、本書を参考にさせて頂きました。

 

今は、中国で何かしようというより、製造業では国内回帰の動きに変化しているようです。

 

絶対に負けないかどうか、結果は別として、その意気込みで、うまく付き合っていくために、参考になる本だと思います。