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2013-07-15 富野新作Gレコの正式?タイトルは「Gのレコンギスタ」

富野新作Gレコの正式?タイトルは「Gのレコンギスタ」 22:36 富野新作Gレコの正式?タイトルは「Gのレコンギスタ」を含むブックマーク 富野新作Gレコの正式?タイトルは「Gのレコンギスタ」のブックマークコメント

NHK渋谷アニメランドの公開録音での発言。行ってきたので以下。

富野 もう宇宙世紀は僕はイヤだから。次の作品では宇宙世紀は使わないぞ、っていう事もやっぱり考えましたもん。三年前から。

塩澤アナ 「考えました」? その先は伺っても大丈夫ですか?

富野 今言えますところで、トミノが『Gのレコンギスタ』をやるぞっていうのは、一応タイトルだけは発表された様ですから、ここまでは言えます。ただ、『Gのレコンギスタ』が本当に『ジーのレコンギスタ』なのか、『ガンダムのレコンギスタ』なのか。『ジー・レコンギスタ』なのか『ガンダム・レコンギスタ』なのかはまだ決まっていませんので、これ以上の話はできないのは、まさに大人の世界で。これ以後は営業の世界なんです。

おそらくビルドファイターズ発表会で、タイトルも発表されたと勘違いしたのではないだろうか。

また、放送時期についても言及し、来年春を示唆。ただし御禿自身がまだスケジュールを把握していない様で、今年秋でないのなら来年春、という内容。

追記

かつて御禿が商標登録していた「レコン“キ”スタ」ではありません。

あまちゃん言及部分

(あまちゃんのオープニングテーマにのせて)

塩澤アナ 監督はオープニングテーマを選んで……ガンダム、ボトムズ、イデオンと色んなロボットアニメのタイトルが出た中であまちゃん……(会場笑)。

富野 別にこの番組がNHKだからあまちゃんを持ってきたわけではなくて。この1、2ヶ月、僕にとってそれこそ、今ここで話たような事を、年寄りにとって息をつかせるようなお話だからです。お話だけじゃなくて、テーマ曲も、なるほどツボにはまった時はこれかよー、作り手はコワいところにくるよねー、って見事にハマってるっていう意味で、要するに、ものをつくる・作品を作るって時に一番憧れるところに今あるのが、あまちゃん。

塩澤 もう少し教えていただけますか? どういう形に憧れる?

富野 いや、だから、ツボにハマったもので、公共に向けて語られる・オンエアされるものってものは、こうでなくちゃいけないってことです。どういうことかと言うと、だって陰らないでしょ、あまちゃん観てて。ちょっとここんところでユイちゃんが陰ってるのが気になってるけど(会場笑)。

宇野 ですよねー。

富野 8月になれば立ち直ってるかもしれないけど。

宇野 あれは真っ逆さまですよ。

富野 イヤだなー。

(中略)

富野 観てない人にもうちょっとお話しなくちゃいけないのは「単純に視聴者に対して元気を与えているから、朝の連ドラとして」だけではないんです。これは宮藤官九郎さんの作劇論が優れているのもあります。どういう事かと言うと、言ってしまえば360度の視点を一つの劇に集中させている作り方をしている。その上で今度は演出陣もすごいんで、4人の方がやっているにも関わらず、ま、始めのうちはドタバタしてたんだけども、揃わなくて。特にこの暑くなって観てる頃には、皆さん見事だなと思ってるし。逆にNHKこいつら、図に乗ってるんじゃないかこいつらと思っているのは(会場笑)、ある方法があります。たった3秒1cutの為に、エキストラ20人動員してバチッ。違う場所でロケセット組んで撮るなよ! ってぐらい贅沢な撮り方をしてるんだけれども、その2、3秒の別cutの入り方含めて巧妙なんです。ってことはどういうことかと言うと、一つの目線での物語論じゃなくて、何人もの人の目線がありながら、なおかつあまちゃんの話をドーンとやってるというつくりは、かなり見事ですね。

塩澤 宇野さんも相当あまちゃんを。

宇野 ですね。デビュー作の「ゼロ年代の創造力」は前の時代最強の作家はクドカンである、みたいな内容だったんですね。でも今回のあまちゃんってね、富野さんがブレンとか∀とかでやりたかったことと近い気もするんですよ。

富野 うん。

宇野 ガンダムって宇宙世紀で架空の歴史で、ファンタジーな中で戦争とかエキサイティングな感じじゃないですか。あまちゃんって逆に潜るんですよね。宇宙に翔ぶんじゃなくて中に潜って、実際のここ数年の、2008-2013年くらいのこの間っていうのを、もう一回ちょこちょこ作り直している。実際にあった日本の歴史を部分的にいじりなおしている。実際の北三陸の風景とかもどんどん活かしていって、実際そこに観光客もよんでいて。どこまでが現実でどこまでが虚構かよく判らない。ガンダムって完全に作り上げられた一つの虚構なんですよね。あまちゃんってもうちょっと地続きなので。ガンダムって宇宙になんだかんだで翔んでいく話で、あまちゃんって潜る話なんですよね。

富野 潜るって話しじゃなくて、現実との接点を持ちながらフィクションもやってる見事さ。東京に出てきた時点で作品も堕落するんじゃないかと恐れたんだけども。

宇野 いや、僕東京に行ってからの方が好きですよ(会場笑)。

富野 「こう来るかぁー」って意味での作りの巧妙さ。二、三重の作りこみというのが、そりゃあ見てて気持ちが良い。だから何故あれが正味12分半に入るんだろうか、というのが時々寒気がするぐらい。俗に言う情報が入ってる。それは役者さんたちのコスチューム論にしても、宮本信子さんの昼のトーク番組で、どういう作りでやっているかの衣装論をちょっと聞いて。やっぱり舌巻きました。皆さん方が考えていることがやっぱりなまじでない。「おとうちゃんの下着を着て寝てる」とかはハァーって。やっぱりねぇ、舌巻くよ!

すいません、これガンダムの話ですよね(会場笑)?

宇野 富野さん、アキかユイか、って言ったらアキ派らしいですよ。

富野 そりゃそうでしょう(会場笑)。な、なに?

塩澤 さっき「ユイちゃん心配」と……。

富野 あのな。公演組んでいく時に、落としたらどうする、ってことでそりゃ心配するよ、作りとして。そりゃアキちゃんに決まってるじゃない。

塩澤 今回、能年さんの魅力って大きいかなと。

富野 それに関してはスタッフに対して敬意を表します。よくあの人を、あの子を使う気になったなと。ホントに舌を巻きます。

宇野 でもね、「鍵のかかった部屋」とか出てた時は、あの子すっごい普通でしたからね。可愛いな、って感じはあったけども。脚本と演出が能年の良さを引き出してるんだなと。

富野 そらそうだけども、そうにしてもなの。よくやってると思うけど。よくあの子を使ったね。凄いと思う。

塩澤 アニメの話に戻しまして(会場笑)。そういうものに刺激を受けて、富野さんのアニメ作りに変ることってあるんですか?

富野 このくらい好きな場合ってのは絶対に影響されます。イヤでも影響されます。

宇野 「ガンダム・ダイバー」とか(会場笑・殴りにいく富野)?

富野 そういうことではなくて! 例えばね、「リアリズムとフィクションの間での女性性ってのはどういうものなのかなぁー、アキちゃんだったらこうなんだけども、僕はやっぱり、ほんとはどっかでユイちゃんも好きだからこういう風に作ろうかな」とか。

塩澤 ガンダム48とか出てくるわけですか?

富野 うるせぇよ(会場笑)!

宇野 ∀とか最下位なんですよね。

(へこむ富野

塩澤 ヒゲ付き好きな人もきっといると思います。

富野 ほんと、すいません。あれに関しては私がわるうございました。OKしちゃったのが悪い。

塩澤 「渋谷アニメランド」ですよ!