2012-06-02
2012-05-30
■[エッセイ] 言わないこと言えないこと

この5月に懇意にしていたクラブのママさんんが結婚されたらしい。
いつしかお店に出てこなくなった。
代わりにオナーだったお母さんが、
カムバックしてママになりお店を守っている。
結婚した「らしい」と書いたのは、
当人からも、お母さんからも結婚したとの報告がないので、
「らしい」としか書けないのだ。
もう半年ほど前になるだろうか・・・
お母さんから娘さんがブログをしていることを聞いた。
その話を聞いたとき、
何だブログやっているなら教えてくれればいいのにと思った。
以前、彼女に私のブログの感想を聞いたこともあったからだ。
彼女のブログを拝見してみると、あちこちに旅行されていた。
体調不良でお店を休んでいた時期だったので、
元気なんだと安堵したのと、
やや責任感に欠けているのではと思った。
なんとなく彼氏に撮ってもらったのかなと思った。
表情がとても伸びやかな感じがしたからだ。
気持を許している人に撮られている感じが伝わるような、
新しいステップを踏み出したのかなと思った。
彼女が結婚したこと、
ブログの存在を知らせなかったことを漠然と考えたことがある。
人には、言わないこと、言えないこと、
言いたくないことってあるよな、
そんなことが頭を過ぎった・・・
2012-05-29
■[エッセイ] 「哲学の現在」再読

中村雄二郎著「哲学の現在」を再読している。
最初にこの本を読んだのは、
新天地への高揚した気持とは裏腹に、
新しい仕事への不安もあり、
この「哲学の現在」に心の拠りどころを求めていたのかもしれない。
あれから20年以上が経ち、再読したのだが、
読み進むうち、現在の自分自身の内奥と響きあう言葉に出会った。
生きるのは自分が生きなければならない。」
「充実感のうちに積極的に考え、
手ごたえのあるかたちで生きることだろう。」
「よく考え、よく生きるとは、考えることや生きることを
どんな障壁のなかででも悦びにかえることでもあるだろう。」
哲学の現在 中村雄二郎著
最近何かから脱皮したい願望がある。
人間は思春期があり、この時期は大人になる脱皮の時期かもしれない。
ミドルの思春期ではないが、
見直す時期のような、そんな気持がある。
手ごたえがほしいのだ・・・
そんな欲求が強くなりつつある。
あまり背伸びせず、
悦びにかえられればと思う。
「哲学の現在」−生きること考えることー
中村雄二郎著は面白い。
2012-05-27 女王陛下
■[エッセイ] ヴィクトリア女王世紀の愛

ブックストアで妙に気になる本があった。
それは英国史の豪華本であった。
特に目を引いたのが、ヴィクトリア女王の若き貴婦人姿であった。
傍らに佇む夫のアルバート公は、
そんな絵だったように思う。
印象深い絵だった。
まさにそれが「ヴィクトリア女王 世紀の愛」だった。
と言われる繁栄を遂げた。
その礎を築いたのがヴィクトリア女王であった。
そしてこの映画で初めて知ったのは、
求婚をするのは女王からで、
決して男性から求婚はできないことだ。
自ら求婚してべルギー国王の従兄弟アルバート公と結婚する。
若きふたりのカップルは純粋に互いに愛し合うようになっていた。
そんなヴィクトリアとアルバートだったが、
互いを愛しながらも政治のことで対立もした。
アルバート(ルパート・フレンド)が、
「私は女王よ」「あなたは私の夫にすぎない」
と激しく拒否をし、聴く耳を持たない。
女王を庇ったアルバートは重症を負ってしまう。
「なぜ私をかばったの・・・」
泣きながら問いかけるヴィクトリア。
「そして僕が君の夫だからさ」
夫と共に大英帝国を共同統治する。
愛は運命を変えたのだ。
ヴィクトリアは宣言する。