儚い羊たちの祝宴
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/11
- メディア: 単行本
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結構面白かったです。星が5つあるとしたら4つ塗ります。
なんか、ですます調で淡々と書かれると、非日常的な世界でも、なんでもアリになっちゃうなぁと、楽しく読みました。
ミステリの醍醐味と言えば、終盤のどんでん返し。中でも、「最後の一撃」と呼ばれる、ラストで鮮やかに真相を引っ繰り返す技は、短編の華であり至芸でもある。本書は、更にその上をいく、「ラスト一行の衝撃」に徹底的にこだわった連作集。古今東西、短編集は数あれど、収録作すべてがラスト一行で落ちるミステリは本書だけ。
てことですが…そう?どんでん返しはあるとして、ラスト数行前から返しに入ってると思うんだけど。。。決め台詞というか決め行的なものはラストだとしても。まあその「決まる」ことを「落ちる」といっているのか。あと最後の作品はラストで返してなくない??あ、ラストはあそこではなくてってこと?
収録作は
- 身内に不幸がありまして
- 北の館の罪人
- 山荘秘聞
- 玉野五十鈴の誉れ
- 儚い羊たちの晩餐
の、5つですね。なんとなく6つは欲しかったなぁ。
どーれがいいかなぁ。順番つけるとしたら、1話目は、最後ね。えーと…「儚い羊たちの晩餐」「北の館の罪人」「山荘秘聞」「玉野五十鈴の誉れ」「身内に不幸がありまして」、かな。
ネタバレになるといけないので隠しまーす