かいぶつのまち

かいぶつのまち

かいぶつのまち

かいぶつのまち (光文社文庫)

かいぶつのまち (光文社文庫)

少女たちの羅針盤」の主人公たちは25歳くらいかな、それぞれ夢に向かって活動しています。
そんな中、そのうちの1人の脚本が母校の演劇部で採用され、しかもそれが全国大会に出ることになりました。
全国大会を見に出かけた彼女たち。会場での後輩たちとの出会い。
そして謎の腹痛続出事件。何度も送られてくるカッターナイフ事件。
誰がなんのために・・・て感じです。今回も演劇と演劇部が舞台です。
 
相変わらず演劇の鬼渡見先生、道化っぽい野ノ蕗先生、大病から復帰した教頭先生、
転校した元主役仙国さん、憑依型女優でもある糸川さん、糸川さんの代役匂坂さん、
理論武装した部長高見沢君、おちゃらけキャラ香西君、
おかんと呼ばれる柳さん、糸川さんの親友赤月さん・・・と
高校生や先生のキャラクターはそれなりに面白かったような気もします。
そして「少女たちの羅針盤」の登場人物が見られるという点ではうれしかったかな。
しかし謎解きというよりははったりで引っかけるパターンが多いので、ミステリーとしてはあんま楽しめなかったよーな・・・
香西君がいろいろと便利すぎてちょっとどーかなーとか。
 
以下羅針盤のネタバレですが

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