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charisの美学日誌

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最新タイトル

アラン・ロブ=グリエ 『エデン、その後』
アラン・ロブ=グリエ 『不滅の女』
アラン・ロブ=グリエ 『快楽の漸進的横滑り』
今日のうた(92)
原美術館 『Lee Kit 展』
ヤエル・ロネン『コモン・グラウンド』
風姿花伝、ジュネ『女中たち』
斎藤憐、民藝『グレイクリスマス』
勅使河原三郎/シェーンベルク『月に憑かれたピエロ』
宮藤官九郎演出『ロミオとジュリエット』
   こんにちは、charisです。本業は哲学屋。charisとはギリシア神話の優美の女神。私の座右の銘は、「ミューズよ、戦さ(いくさ)を退け、友なる我らと踊れよかし!」(アリストファネス『平和』)。 日誌の全タイトル一覧はここ。私の研究室HPはここ。私のアマゾン・レヴュー集(HN「お気に召すまま」)はここ。ツイッターは Follow @charis1756
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2018-08-05 OUDS シェイクスピア『十二夜』

charis2018-08-05

[演劇] OUDS公演 シェイクスピア『十二夜』  さいたま芸術劇場小ホール   8月5日


(写真右はポスター、下はオリヴィア役のChloé Delanney、もう一枚はセバスチャンを口説くオリヴィア)

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オックスフォード大学の学生が上演する『十二夜』を観ました(さいたま芸術劇場小ホール)。演出も俳優もすべて学部学生なので、とても瑞々しい舞台でした。60年代ファッションにしたのがよく、オリヴィアは、タイトなミニのワンピースに(紺やピンク、赤など幾つも取り換える)、白いブーツ姿の、ちょっとイケてる、それはそれは可愛い女の子 。マライアもオリヴィアの「悪友」といったミニスカート姿のキャピキャピ娘で、オリヴィアとマライアはまるで賑やかな女子高校生のよう。一番素晴らしかったのは道化のフェステで、何と女の子の姿形のままのフェステ。声がもの凄くきれいで、フェステは歌を歌うから起用されたのでしょうが、こんな美しいブランク・ヴァースは聞いたことがありません。科白なのに、まるで音楽を聞いているようです。Susannah Townsendという人で、まだ学部の2年生(写真↓)。マルヴォーリオも良かった。謹厳直実にスーツ姿をピシッと決めていたのに、例の、黄色いストッキングとクロス・ガーターでオリヴィアの前に現われるシーンは、ペニス袋を付けた下着姿です。もう見るだけで恥ずかしい。オリヴィアとマライアだけでなく、女性観客も一斉にキャーっと叫んで目をそむけました。でも、全体にヴァイオラ役が生彩を欠いて、存在感が薄かったのが残念。

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