東京のエプロン屋

タブリエつくってます

期待の新種「ちば丸」

先日、アクアラインを利用し木更津へ行った際、
市場で大きな里芋を発見しました。
聞けば名前は「ちば丸」というのだそうで、
早速、帰ってきてから調べてみると、
数年前に開発された新種だそう。
とにかく大きくずっしりとしたサイズ。
1個(玉?)で通常の里芋1袋分以上の重みがあります。
地元の方お勧めの方法でいただいてみることにしました。

じゃん!里芋(ちば丸)のイカ煮です。
味は少々大味で、じゃが芋でいうところの男爵。
クセがなく芋そのものの甘みが控えめなので、
たくさんいただけます。
そしてなによりも、コストパフォーマンスが最高。
料理にお得感って大事な要素だと思います。
下記に簡単なレシピを載せておきますので、
売場で見かける機会があれば、参考にしてみてください。

使用した材料はスーパーで安くなった刺身用イカ
ショウガに塩、酒、しょう油、みりんに砂糖。

里芋は皮をむき適当な大きさにカット。
手ごろなサイズに切り分けてみたら、
通常の里芋10個分くらいとれました、すごい!!
調理してみると、ぬめりが少なく皮むきが楽ですが、
そのかわり、包丁で切った面が多くなりますので、
丁寧な面取りが必要です。
まぁ、個人的に面取りは好きな作業ですし、
根菜は仕込みに手間をかけた分だけ美味しくなりますよ!

イカは皮をむき、ハラワタを取り出して、
主に頭(三角形のところ)や足を使います。
足の吸盤は包丁でガリガリガリ、、、
魚のうろこをとる按配でこそぎ落す。

下準備が終えたら、
中鍋に水と昆布をいれ、里芋をゆでます。
沸騰したら昆布を取り出し、中火にもどして3分、
浮いてきた灰汁をきれいに取り除く。

ショウガは少し大きめに切り、
皮むきしたものを包丁の腹で1回たたいてつぶす。
これと調味料をすべて入れ、味を調え、イカを入れます。
コトコトと10〜15分ほど弱火で煮たら出来上がり!
下ゆで後にお鍋のお湯をあらためると
仕上がりもきれいですが、
僕はそのまま茹で汁を使って煮ています。
(注・その場合、昆布ダシはそちらへ使用してください)

*使用した「ちば丸」について
http://wwwp.pref.chiba.lg.jp/pbmgm/06chiba/ikusei-chibamaru.html

美味しいおまけ:
イカのハラワタは玉ねぎ、エノキ等とホイル焼き
イカの胴体はお刺身
・面取りででた里芋は土鍋でお粥へ