ペットボトル

 できるだけ簡単な形で、かつ手に入りやすいものは……と考えていたら
  家中に爽健美茶のペットボトルが転がっていたので(汚い)、これを描くことにしました。一応見本をのせておきます。

 さすがにこれを描くことは難し過ぎるので、カバーは外した状態のものを描きました。

いちばん最初


 ……なんだ、なんなんだこれは。

 良く言って「ガスコンロのそばに置いといたら溶けてしまったペットボトル」でしょうか。
 全体的に気持ちわるく、フタもたぶん不良品です。
 できれば載せたくなかったんですけど、最初だし……ということで載せました。死にたい。

ふたつめ


 最初の「縦に短すぎる」という反省を活かしてさっきよりはバランスが取れた図になりました。
 でもまだ軸がブレ気味だし、爽健美茶というよりは醤油かなにかのペットボトルにしか見えません。そしてあいかわらずフタが下手くそです。パースも微妙(考慮していないので当然ですが)。

みっつめ


 ちょっとだけ細かいところを意識してみました。でも爽健美茶にはほど遠い。

よっつめ


 ほっそ。リキュールの瓶みたいです。あまりにも描けなかったので、この段階でペットボトルの透明さを一切無視して、概形だけに集中することに決めました。フタが大分ましになってませんか?

いつつめ


 ここまできて、ようやく「普通の人が初めて描くペットボトル」ぐらいになりました。調子に乗ってまた向こう側の模様とかを描きはじめています。最初にこれが描けたときは「これ上手くね!?」とか思ったんですが、今見ると別に普通ですな。ちなみに最初のやつからこれを描き終わるまでで大体4時間くらいかかってます。

むっつめ


 一日経って、昨日の絵を見ながらふと気づきました。「俺はなんでこんなに対象を見ないのだろう」と。確かにそれまでは絵を描くと言っておきながらほとんどペットボトルを眺めずに描いていました。なのでむっつめはできるだけ対象を見て描いたつもりです。ところどころ気持ち悪い点はありますが、かなりマシではないですか? と、まだ描いたばかりなので冷静な評価ができません。
 ちなみに実際は、

 このように基準線を頼りに描いています。

おわり

 とりあえず今回はここで心が折れました。
 しかし、練習の方向性としてこれは正しいのだろうか……