パフォーマンス比較 大型株VS小型株
気付かれている方も多いでしょうが、大型株、小型株の動きには最近、世界的に共通した傾向が出ています。
この1年ほどでしょうか。
(大型、小型という意味は時価総額の大小です。単位株あたり株価の大小ではありません。)
例えば日本市場の東証規模別株価指数。
GCオプティキャスト 大型株指数 チャート
GCオプティキャスト 中型株指数 チャート
GCオプティキャスト 小型株指数 チャート
2006年年初を基点に大型>中型>小型の順で高パフォーマンスとなっています。
確かに最近は好業績で割安でも、小型株であるがゆえに放置されたままのものが目に付きます。
チャートは示しませんが、他国も同様です。
[アメリカ]
2006年年初より、大型中心のダウが、小型中心のRUSSELL2000より高パフォーマンスです。
[香港]
2006年年初より、大型中心のH株指数、ハンセン指数が小型中心のGEMより高パフォーマンスです。
(香港の場合は最近、特にこの傾向が顕著です)
企業規模とパフォーマンスの傾向は、常に気にしておきたいポイントですね。
ユーロドル短期抵抗ポイント
ユーロドルは本日反発となりました。
比較的、綺麗なチャートです。
EUR/USD 日足 2007/10/03 JST 21:30(下段 MACD 12 26 Signal 12 26 9)
新高値で上方ブレークの可能性もありますが・・・。
気になる短期下方抵抗ポイント(図 ピンク直線上)は1.414。
近々ここを割ると、恐らくMACDデッドクロス示現で調整加速の可能性が高いと思います。
次の下方抵抗ポイントはFOMC利下げでの初動値1.395と、(図 ピンク直線下)1.383でしょうか。
ユーロ円は強いユーロ、弱いドルで示した上値抵抗ポイント165.4手前の攻防が続いています。
ドル円は個人的な予想に反して、三角持合い上放れです。教科書的には目先上の動きですね。
116.5を日足でキープするかが気になりますが、ユーロ円側の攻防で判断するのも一考かもしれません。