ちゃずけのきろく

 

2018/01/18 (木) ネットの「かわいそう」。

昨日読んだバズフィード記事への違和感は、単に「子宮頸がん子宮をとることになりました」の経験談でよいもの

妙に「かわいそう!」要素が盛られていたがために主張のピントがボケた気がする。

検査の結果から治療にいたるまで後手に回ってしまったので子宮をとらなくちゃいけなかった、

それだけでじゅうぶん気の毒なのに、なぜか学歴取得を反対されただのどうのと、

「かわいそう」要素が多ければ多いほどいいってもんじゃない。

「かわいそう!」の押し売りはかえって他人の反感を買うというのは、ネットライター講座で教えたほうがいいんじゃないかな。

と、いうことを考えたホットエントリがもうひとつ

はてなで「眉唾」といえば、この山本一郎氏の後輩女子、と私は考えているので、ブコメが辛らつでもさほど驚きはない。

離婚が本当かどうか、疑っている人が多いんじゃないかな?

いわゆる「中の人」の情報がかつてあまりにダダ漏れだったので、

それなりの家柄の堅い職業についている夫氏の妻として彼女の盛りに盛った「ネット人格」の設定は「やばい」ってところだろう。

彼女の「設定」を一度「リセット」して、「中の人」が変わるのかもしれない。

そうすれば最初の「中の人」は静かに結婚生活を続けられるだろう。

あるいは、「バツイチ」を売りにして、「婚活」関連のイベントに「行って来ましたー!」をすれば

離婚への同情で記事へのアクセスを増やせるし、ある程度それが落ち着いたころ、

「やはり好きなのは夫だけでした!彼もやり直そうと言ってくれました、再婚しまぁす!」

と、はじめから結婚より面倒な離婚をしていなくても、つじつまは合わせは可能だ。

復縁テク、教えます!」ネタでまた人を呼び込める。

離婚した今でも仲良しでーす!」はその布石かな。

結局彼女の「レイプ経験にしても「離婚ネタにしても、本当のところはわからない。

私は確かめられないことは信用しないことにしているので、

おそらくは、良識ある人間が唯一その判断をにぶらせる「かわいそう」要素は、

私に響いてこない。その「かわいそう」で何をこちらに要求するの?といぶかってしまう。

私は「結婚して幸せわたしたちです」は信じられるが、「離婚しても仲良しな私たちです!」は信じない。

この傾向は私だけのものかどうか、知りたいところだが、今回の彼女に関する限りは、何もわからないだろう。

ちなみに彼女結婚したことは当時彼女フェイスブック結婚式写真を公開していたので事実だと確認している。

あの個人情報管理の気前のよさが、この手の設定を持ち出さなければならなかったゆえんか。

ってなことを考える程度に「かわいそう」に無慈悲な私であった。

離婚結婚より面倒なんで、「離婚しても仲良し!」なんてのは信じなさんな、とひっそり。

いやはや。

2018/01/17 (水) はてさて。

バズフィード」と言うところは、最近、妙にはてなブクマで絶賛されていたりするものの、私は「眉唾ものとしてみている。

子宮頸がん啓発」に「理系女子」とわざわざ銘打つのも解せないが、

「親に進学を反対されたので住民票を移してない」ってどういうこっちゃ?と思うのは、この広いネット界で私だけなのか?

まず、「大学に進学するときに反対されたので親とは没交渉」って、それ必要情報?と思うし、

そもそもどこの大学でも、進学するときに一応「保証人書類を出すのだよね。

私立はもちろん、国立でもそう、たいていの場合、まだ「未成年」だから

おいくつなのかははっきりしてないが、そんなに反対されていたら、まずは受験自体が難しかろうに。

しかし、同級生の数人が常に警察にお世話になるような底辺地域出身の私が若かりしころでも

医療系の資格が取れる学校に進学することは推奨されていたし、

むしろ女の子が「看護師」「薬剤師」になったら「玉の輿に乗れる!」と反対するような親はいなかったけどな。

つの時代の、どこ出身の人なのか、実に不可思議で仕方がない。

とかく、ネットは、と言うか、この「バズフィード」系は、「これでもかっ!」の「私はかわいそうの見本!」が出てくる。

私は無意味な「毒親に育てられた私!」情報で、読むのをやめようと思ったわ。あんまり子宮頸がん啓発」に関係ないしな。

我慢して読み進めて、やはりよくわからないのが、そんなに関係の悪い親のところから住民票を引き上げてないこと。

二十歳になったら、速攻で引き上げたらどうか、

国家試験を受けるときにどうしたんだろう、申請のときに色々提出する書類があったんじゃないか

親とかかわりたくなかったら、住民票は移すでしょう。

本籍地」を移すのは難しいかもしれないが、どうもこの話の細かな箇所がおかしく思えて仕方がない。

確かに子宮頸がんは思いのほか若い女性がかかりやすく、検診制度の隙間をするする落ちる可能性は無きにしも非ずだが、

若年者の子宮頸がん検診ってそんなに昔に始まったわけではないし、

どうにもこの「親と関係が悪くてぇー、住民票が移せなくてぇー、検診が出来なくてぇー」と言うのが胡散臭くてならない。

私はこの手の医療情報は熱心に集めるほうなので、

この記事に出てくる人は検診制度が始まった時期をはっきり把握していないいい加減な人間創作したんじゃないかとさえ思う。

検診制度自治体によって確かにだいぶん違うんだが。

なんだかなあ、こういう「親にも見捨てられ、かわいそうな私!」ってのをやりたがる、

この傾向はどこから始まったのか、朝日新聞系列は「どこで見つけてきたの、こんなレアケース!」ってのをよく持ってくるが、

バズフィード」もそれっぽいんじゃないか、なんだか、この話は独特の「異臭」がする。

「かかわってはいけない」の。

我が家はこんな怪しい人間たちが啓発活動にかかわる前に子供たちに受けさせて本当に良かったと思う。

変ですよ、この人たち。啓蒙活動自体は、悪くないが。

「me too」問題もそうだが、かかわらせる人間はその活動大事なら、選んだほうがいい、と心から

とりあえず、バズフィード無意味に「理系女子」と「毒親育ち」「苦学した!」が好物、と覚えた。

いやはや。

追記・「検査会社に勤務」とあったので、てっきり「薬学部出身」と思ったが、その記述はなかった。

しかし、30代前半で親に進学を反対されたのに、大学院進学って、費用がなあ、、、とやはり解せない。

あとでこの記事を書いた岩永直子氏を調べること。

2018/01/15 (月) 季節もの。

毎年センター試験のときは寒波が来て雪が降るのはなぜなのか。受験生にとってはいつも辛い、受験生の親にも。

今日センター受験生学校で答えあわせをして出願準備に入るわけで、

クラスに一人くらいは「ああー!」と発狂する生徒が出現するらしい。「こんなミスが!」は必ず出てしまう。

出来るだけ正確な予想点数を出して、予定通りの大学に出願する学生もいれば、

何度も親を交えた先生との面接で志望大学を変える生徒もいる。この生徒がかなり難しい、親ともども。

浪人覚悟か、現役入学を目指すか、わが子たちの進学校の特進クラスはこのデッドラインをぎりぎり歩く生徒がいて、きつい。

地方進学校の現状はこんな感じで、都心部中高一貫私立校とは大分趣が違うんだろうと思う。

ネットの知り合いもお子さんが大学受験をされる方もぽつぽついたりして、

「大変でしょう?いまどきの大学受験」と肩に手をぽんと置きたくなる。

「親が手を貸すのは当たり前ですよ」と、その答えに到達した保護者を持つお子さんは大体安心問題はない。

もう何年も前になる子供たちがお受験していた時期に、ネット記録を残せなかったのは、残念に思っている。

子供と親がどうかかわるかの実情を克明に書くべきだったが、

その時期、まだネットは「金」よりも「いかに気に入らない奴を潰すか」に熱狂していたので、書けなかった。

あの時期に、私がしていたことを細かに書き綴れば、必ず文句を言い出してくるやつがいたのは確信している。

子供自主性を!」なんて、現実を少しもわかってない人間が必ず絡んでくる。

子供自主性」なんてのはね、一定条件が整った都会の恵まれた人間けが尊重できるものですわ、

大学受験を経ずにそこそこの大学入学できる大学附属一貫校のお子さんたちにはどうぞ尊重してやってくださいませ、

と、一時期散々私に絡みついたメンタルヘルスに難のある連中に教えてやりたい。

何でまたあん阿呆に絡まれたか、これも私の不徳のいたすところか。単に相手がほうがいに阿呆だっただけだが。

それはともかく、国立大学志望者でも、センター最後試験の生徒たちは相当数存在して、

最終的に2次試験を受ける学生はさらに少なくなるのが地方でも現実だ。多くの受験方式があるからね。国立でも。

上の娘の時よりも下の娘のときがさらにその傾向が強くて、秋ごろから行きたい大学小論文を送ったり、面接したり、

最終的にセンター試験の点数で合否がわかる、それで受かったら2次試験免除、の国立大学は多くある。

もちろん学部学科によるので、最難関大学の最難関学部、難関学科にはその道はまだない。

覚悟して2次試験に挑むのは、進学校の中でも最優秀層になる。その子供たちのサポートは大変なのよ、、、(涙)

私が佐藤ママ尊敬するのは、それを見事にやり遂げたからで、ネット彼女が不評なのは残念だ。

彼女の真似はなかなか出来ないが、考え方を参考にするくらいはしてもいいと思うけどな。

それはともかく、全ての受験生とその保護者たちによき春が訪れますように、とおばはんは、毎年祈っている。

上のお嬢の春はあの震災世界は閑散として辛かった。あの春がもう2度とないように、心から願う。

ちなみに大学合格したら、トイックの勉強春休みチョコチョコやるのをお勧めしておく。

これは文系理系ともに必要、終わり。

2018/01/12 (金) 子宮頸がん予防ワクチン接種に関して、いい加減にして欲しいこと。

子宮頸がんワクチン接種については、私は娘二人に早々に受けさせているように、

決して反対派ではないものの、あまりにもその推奨派がとんでもなくて頭を抱えている。

彼らの言説に賛同していては、常識を疑われるレベルだ。

村中氏によると女性産婦人科医が「東京に行く女の子ワクチンを打たせようキャンペーンを張りたい」とのことだが、

もしこんなことを本当に地方でしたとしたら、ワクチン摂取率はより低くなるだろう。

保守的地方で、都会に一人で勉強しに行く娘の評判を自ら貶めるようなことをどの親がしたいものか、

「都会に行ったらセックスをするに違いない!」の決め付けで「ワクチン接種」なんてまともな親が考えることではない。

村中氏は

男性医師たちは、都会に出た自分が何人の女性とどんな風につきあい、どんな生活を送っていたのか、忘れてしまったのかもしれない」

と言うが、私の知る限り、何人もの女性セックスを楽しめる男性医師の卵など、それほど多くはない。

村中氏の男性医師が全員「遊び人であるかのような扱いは明らかに間違いで、「ハラスメント」レベルだ。

そもそも男性医師が「都会に出る女の子たちは何人もの男と遊びまくるにちがいないのでワクチンを!」といったら、

まぎれもなくハラスメントだろう、どこの3流与太雑誌を愛読してるんだ、と私なら聞きたくなる。

親元を離れて一人暮らしをする娘が、万が一にでも性犯罪被害にあった場合、せめておかし病気の恐れだけでもないように、

ワクチン接種を訴えるならともかく、迷惑思い込み暴走させて打つキャンペーン賛同する人間はまず存在しないだろう。

頼むから、「ワクチンキャンペーン」の前に「常識」をもってくれ、といいたい。

そして、私は私が若いときから、何故、女の子が都会に出たら処女でいられなくなる、と思い込まれているのか、不思議で仕方がない。

一人暮らしをしているから」と明らかにセックス狙いでやってくる男にいちいちやらせるほど

都会に出る若い女の子は「馬鹿」ではない。

少なくとも私は都市部大学処女を捨てに行ったわけではなかったので、したくないセックスはしないまま地元に帰った。

セックス自己決定権」とは「セックスしない自由」も保障するべきものだろう。

幸か不幸か、私は中学生ぐらいで妊娠危険に晒される同級生存在する地区に育っているので

どれほど若い女の子が「セックス」でいい加減に扱われ、消耗させられて終わるか、子供時代から見て知っている。

私は「セックスしない権利」が自分を守る術だと心得ていた。

もちろん、セックススポーツと捉え、楽しむ人間たちがいることも知っているし、そのことに特に偏見はない。

私が「しない権利」を「私」以外に広げないように「する自由」を私にまで広げる人間でなければ、特に問題には思わない。

話を元に戻すが、私は、何故、ワクチン接種が海外がそうであるように、初潮年齢前後に施されないのか、

都会に出る成人近い女の子に施すよりは、初潮年齢くらいの女の子に施すほうがよほど全国的有用だろう。

そのキャンペーンをまず張らないで、他人に反感を抱かせる挑発的な発言ばかりを推奨派がするのはなぜか、

ここが不思議でたまらない。

とにかく、田舎から出てきた若い女の子はみんな「やってる」を保障するような、

女性女性にする「ハラスメント」に鈍感な村中氏を私が信用することはない。

たとえ、どのようなご立派な賞をとっていたとしても、だ。

ワクチン接種が日本で推奨されないことには心を痛めているが、このような推奨派がいるのにはまったく頭が痛い。

これらの「トンデモ推奨派」にもっと常識的効率のいい推進方法を思いつかせるための「ワクチン」はないのか、

とさえ考えている。

全く、勘弁して欲しいわ。

2018/01/11 (木) 朝日新聞メモ。

いまさら言っても仕方がないが、どうも朝日新聞女性記者記事は妙につっこみどころが多くて困る。

以前は、アラレちゃん眼鏡をかけた女性記者担当していたコラムで、

やはり眼鏡をかけた北条かや女史を思わせる風貌秋山訓子編集委員が「政治家世襲、2世のはくゲタ 担う葛藤」と題して

小泉進次郎氏、福田達夫氏を取り上げているのだが、

3代目議員である福田達夫氏いわく「祖父にはいい顔をしている人が、東京の孫の僕には手のひらを返したような態度をとる」と、

いや、孫のあなたにまで支援者はぺこぺこしないといけないものですかね?と「これだから世襲議員は」といいたくなる感覚で、

それをもってして「世襲議員も苦労してるんです!」って、朝日新聞記者は、つくづく馬鹿なんじゃないか、

と言うか、秋山女史、あんたも祖父の代から同じ職業か、と、ツッコミを入れたくなる。

この感覚おかしさに気がつかないって、ジャーナリストとして変ですよ?

「じいちゃんが偉くても、自分は違う、自分に頭を下げないのは、自分はえらくないから」と言うのが、正しいあり方なんだが、

全体に「世襲議員もかわいそうなんです!」なんて論調であるにもかかわらず、

ジジイに頭を下げるんなら、孫のオレに頭を下げるのは当たり前」の感覚をこうも露わにしてしまっては、

このコラムは、大失敗でしかない。

以前からこの秋山訓子氏の記事は、つっこみどころが多いような気がしているので、

顔出しの際にめがねをかける「女史」風の記者は信用してはならない、なんてジンクスを持ちそうだ。

女性記者おかし記事といえば、現在連載中の「家族って」もまた、女性記者担当しているようで

これもまた「親子の絆がぁー!」といいつつ、なぜか取り上げられている全ての事例が「母親と娘」だったりして、

それも常に母親毒親として描かれている。

かねがね不思議なのは、「父親と息子」の毒親バージョンを私は現実世界で多く目にしているが、なぜか取り上げられない。

父親と息子」のほうが社会的にはかなり深刻な事例に思われるが、

ほとんど取り上げられないのは、朝日の読者層が「毒親世代父親たちだからか。

ジジイに媚び媚び記事さえかけるんだったら、朝日新聞入社できるのか、ほっほー、と思いっきりいやみも言いたくなる。

「過剰な期待、応えられずに罪悪感」「価値観押し付け、云々」と、

たいていの「毒母、娘」ものって、要は、石原慎太郎が持つ感覚と同じ、

子供を産んだようなババアは用なし、早く死ねなのだよね。

「年をとった女はみんな化け物になる」と言うのをわざわざ極端な例である毒親」に置き換えているだけで、

しかも、記事の内容は、年寄りが半ボケでやりそうなことばかり、これをもって「親子の絆ー!」といわれても、

どこからこんな阿呆な娘、見つけてきましたかね?と聞きたい。

85のばあさんが半ボケでやることに振り回されるって、まあ、娘も更年期障害だな、婦人科外来にでも行きなさい、

と私は言うんだが、朝日新聞女性記者様は、非常に繊細なので、いちいちそういうものに「親子の絆」を持ち出す。

大人になりきれない中高年の深刻さには向き合いたいものだが、まず、朝日新聞女性記者の異常さをどうにかしたい。

こういう人を矯正するのは、何が有効なんだろうかね?男性記者記事でここまでひどいのはあまり見かけないのがなんとも。

今回の記事担当記者は「藤田さつき」、このシリーズ担当が全員、女性記者のようだ。

朝日新聞女性記者品質は、以前から思っているが、かなり低い。どうにかして欲しいと心から願う。

2018/01/09 (火) ミステリ雑記、「コロンボ」

年末年始ミステリチャンネル」が「コロンボ」を一挙放送して、タイトルだけ番組表確認していると、ほぼ全部見ているな、

数年前にもミステリチャンネルで放映されて、そのとき大体見たような気がする。最新作は、見逃したが。

コロンボシリーズは、昭和40年代うまれの私の子供時代NHK吹き替えが放映されて、そのとき祖母とともに見て

祖母が気に入り、私も子供ながらに「面白いなあ」と思った覚えがある。

その後、なぜか日テレ系の映画放映枠で流されるようになり、そのころは私はもう見ていなかった。80年代くらいか

子供心に面白い記憶はあったが、内容はトンと忘れていたので、ダーリンに指摘されて古いシリーズから見て行くと、

確かに、ミステリドラマ最高峰、といわれるだけはある。製作されて半世紀近くになっても面白い

パイロット版製作された最初作品では、コロンボはそれほど薄汚くもなく、どちらかといえば、犯人が主演だった。

その後回を追うに従ってコロンボますます薄汚れて、最後のほうになると、よぼよぼも加わって、

さすがにこれはないんじゃないの、になり、このあたりからミステリとしても質が落ちているのでお勧めしない。

最初の10作ぐらいが、金字塔、と言うべきか。

私は特に「死者の身代金」が好きで、放映されていると、つい見たくなる、これは犯人女性弁護士だ。

たこ女性が美しくて、情け容赦なくて、魅力的。

コロンボシリーズは、女性犯人である場合、なぜかその女性に同情的だ。しかコロンボが半ば魅了されている。

「死者の身代金」でも犯人である美人女性弁護士に魅了されている部分はあるが、この作品では相手に同情がない。

同情「パート」は被害者の娘に向けられているせいか

私がこの作品に驚くのは犯人である有能な女性の恐るべき部分を余すことなく表現されていること。

犯人女性弁護士としてのし上がるために病気の妻を抱え、心が弱った上級弁護士に近づき、

妻の死後、まもなく妻に納まり、まんまと仕事と名声を夫からせしめた。

母親を失って間もない、多感な年頃のじゃまな娘もスイスに追いやったりして、私生活運営完璧だ。

しかしそれだけに夫からまれ離婚されかけたので殺してしまう。

誘拐された」と装って、その身代金を払うために義理の娘の信託財産にまで手をつける強欲さは圧巻だ。

私はこの女性が最も恐れたのが、なさぬ仲の娘だったのではないか、と考えている。

故に経済力を奪って未成年である娘を支配下に置こうとした、そのために財産を奪い取る計画も立てていた、

この恐るべき強欲さに、舌を巻く。かねがね思うが、度外れた強欲は常に憎悪を伴っている気がする。

両親を失った(しかも一人は自分が殺した)娘の資産まで奪いつくすなどと、

なかなか男性には出来ない犯罪であるなあ、なんて、このある種、女性特有狡猾な犯罪わたしは感嘆している。

緻密で完璧、ここまでの計画はなかなか男性には出来ないんじゃないか、なんて、

しかし、この理詰めの犯罪は、感情で暴かれる。

美貌、有能さ、情け容赦なさにおいて完璧女性犯罪者が唯一持たなかった、理解できなかった「感情」に追い詰められる、

この最終場面は、何度見ても感動する。「つきがあなたに回ったのね」と、どこまでも感情のない犯人の反応にも。

コロンボ作品では女性尊敬の念を持っているのが快く見られる理由ひとつか。

まだ見ていない人にはお勧めシリーズだ。

2018/01/08 (月) 雑談。

九州成人式の模様がネットに上がって、まあ、ド派手だこと、

「まーつりだ、まつりだ」とサブちゃんの歌がバックに流れてもおかしくないような、

そこそこ、地方も景気が良いんじゃないか、と思ったが、

このはてなで、たいそうお上品に「子供小学校から私立に」なんてブコメが上がっていたので、

いやはや、この「はてな」に、子供小学校から私立に行かせる人間がこんなに増えたか、と別の意味で感慨深い。

地方成人式は、地元に残った子供たちの晴れ舞台なんで、それを見下してまで

「俺たち、上流」とやれるとは、なんとも「お上品」の質も落ちたものよ。

こんな風におそろいを着られる子達って、大体、高校卒業してすぐ働き出して、ちゃんとお金を貯められる子だからね、

そういう子供たち「以外」とつきあわせたい、って、つまり、親に金を出させて慶応まで入れてもらったのに、

同窓未成年女の子集団で襲って「ウェーイ!」やってる子達のほうがましってことかな。

私はしみじみ、私立に行かせることに無力感を覚えるんだわ、私立に行く、行かせる、が別に階層上昇ではないんでな。

お金はあるかもしれないが、私立に行った、行かせた、の人間たちのある種の貧しさには、情けなさを感じることが多い。

心の貧しさは、私立矯正されるものなのか、否か、

まだまだ、はてなでそこまで豊かな人間にお目にかかったことがないので、難しいんだろう。

私はせいぜい、あの派手な着物地元タウン誌に大きく載せてもらって、それで満足して働ける子供たちが愛しくてしょうがない。

彼らは自分で働いてお金を貯めてせっせと運転免許を取って、ローンを組んで車を買って、

ローンを返すために、仕事に励んで、次は結婚して、子供を作って家を買って、またローンをせっせと支払って、と大変働き者だ。

そういう真面目な子供たちが、やはり日本の将来と経済を支えて行くんじゃないのかな。

おばはんは、はてなの妙にオハイソぶったブコメにげっそりさせられる。

晴れの日くらい、好きな服で目立つのの、何が悪い?いまどきの働く若者は、昭和ほどの悪さはしないものよ。

がんばれ!若者、と下流民であるおばはんは思うのでした。