はてな・ホットエントリ雑記。

はてなは不確実な情報を感情に訴えかけて人を集める道具と化しているのか、
と、思わせるようなホットエントリが最近目立つ。
昨日は「白衣の天使を救え!」的増田があって、確かに看護師さんのお仕事は大変だが、
病院を選べばそれなりの待遇になるので、本当にこれからの看護師さんたちのためになるのかな?の内容に私は思った。
待遇が異様に悪い職場に当たったというだけで
看護学生時代の大変な研修、国家試験の勉強、全てを「チャラ」にする看護師さんは本当に存在するのか、
彼らは全員優秀なので「やめるぅ!」なんていうよりはさっさと次の職場の算段をつけているように思うな。
以前、ツイッター経由で山本一郎氏の後輩女子が書いた看護師記事を読んで、
これは本物の看護師さんにかみつかれて記事の内容を変えた後、消されているのを見かけたが
看護系のネット記事は適当に書かれたものが多い気がしている。
結局「看護師」は医療関係者以外からは「下」に見られているんだろうか?
病院経営がうまく行くのは医者より看護師さんあってのことだけれどね。
娘たちが理系に所属し、看護学科に進む優秀な同級生を知っているので、
看護師の仕事をどこか見下しているような記事は、それが同情的に書かれていても私には不快だ。
山本一郎氏の後輩女子の書いた看護師記事も
「慶応大学に入学した頭の良い私ほど成績が良かったわけではない現在看護師の彼女はキラキラ外資系女子の私より高級取りだ」
な内容で、高校時代を4年も英国で過ごした彼女の同級生がなぜ日本人で成績が彼女より下であったのか、
そもそも高校から看護学部に進むには高校で理系に属するので、文系の帰国子女枠で慶応入学の彼女とは接点がない。
予備校で出会っても大学入試の基準がまるで違うので、どちらの成績が良いかなんてわかるわけではないのだが、
「看護師」の仕事を持ち上げているようで実は下げている、
国家資格を得た人間と、外資系で働いたことだけを売りにしている人間とでは出来が違うのが理解できていない記事だった。
はてなでもの書く人間は努力した優秀な人間を小ばかにするものが多くて、うんざりする。
はてなのホットエントリは作為があからさまなものが多くなって
「デマ」を拡散するには「はてな」か「ツィッター」なのか。
昨日見かけた官僚の妙な資料も人気ブクマがその内容を激賞するものだったりして、
この「作為性」を私は大いに疑っている。はてなはデマを請け負う機関と成り果てたか。
ま、元々出来のいい人間が多い場所ではなかったな。
はてなは阿呆の「数」を集めるのにだけは事欠かない場所ではあるな。
私も阿呆だが、ただの「数」とはならない努力はしておこう。