窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

真・女立喰師列伝

公開(東京での)終了直前、ようやく観に行く時間が取れた。

題名真・女立喰師列伝
監督押井守神谷誠神山健治、辻本貴則、湯浅弘章
出演ひし美ゆり子(鼈甲飴の有理)、水野美紀(バーボンのミキ)、安藤麻吹(学食のマブ)、藤田陽子(氷苺の玖実)、石井萌々果(玖実、幼少期)、小倉優子(クレープのマミ)、佐伯日菜子(ケンタッキーの日菜子)
公式サイト真・女立喰師列伝オフィシャルサイト
制作日本(2007年11月10日公開)

  • ひし美さんの32年ぶりの主演映画。ぜひとも観たいと思い、日程的にぎりぎりだったが(渋谷での公開は30日まで)、ようやく観れた。とはいえ、「シルバー假面」は観に行かなかったのであり、今回どうしても観たいと思ったのは、オールヌードで登場するからに他ならない。
  • で……。白い肌に張りのあるおっぱい。これが本当に還暦を過ぎた女性の身体か!? と感激して観ていたのだった。
  • 映画自体は、オムニバス形式の6作品。長さもテーマも演出もバラバラ。細かい点の作りこみも全然できておらず、大学の映研が作ったようなノリの延長線上にある作品。プロが遊びで作ったもの、とでもいえばいいのかな……。一般公開しないのも頷ける。
  • 公開は渋谷で11月10日〜30日、大阪で12月8日〜21日、名古屋で来年の1月19日〜2月8日まで、いずれもCMなし、レイトショーのみ。終了が23時半近いので、近隣の人以外は日帰りは無理という東京・大阪・名古屋以外の地方のファンにとっては厳しいスケジュールだ。
  • ちなみに、バーボンのミキの回もなかなかよかった。水野美紀というと(少なくとも僕には)「踊る大捜査線」の雪乃さんのイメージが強いが、本来はアクション俳優。ここでは珍しい彼女のアクションシーンを堪能できる。かなり格好いい。「交渉人・真下正義」の次回作は彼女を主役にして、派手なアクションをフィーチャーしてはどうか?