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2015-11-22

TVシリーズ「まほろ駅前番外地」第2話「麗しのカラオケモデル、探します」

出演(レギュラー)

出演(ゲスト)

  • 夏目慎也(滑川、来夢来人常連客)
  • 風祭ゆき(BAR「ナイトフライ」経営者)
  • 篠原友希子(BAR「ナイトフライ」経営者の娘)
  • 野間口徹(上田、カラオケ制作会社)
  • 大河内浩(土井、どりぃむ工房社長)

粗筋

滑川は、来夢来人のカラオケ「桃色吐息」が流れる時に画面に登場するモデルに恋をし、この人を探してほしいと多田便利軒に依頼する。報酬は、多田の、来夢来人の付けを持つこと。しかし、イメージビデオの撮影時から25年以上が経過しており……

雑感

類まれな美貌を振りまいた女性も、時が経てばどうなることか……。時の流れは残酷だが、ハートウォーミングな話運びだった。

「少なく見積もっても、この人、50歳以上だよ、いいの?」と訊く行天に、滑川は「黒木瞳さんは51歳です!」と叫ぶ。いやいや、なるほどもっともではあるが、黒木瞳を基準にしちゃイカンよな。

当該の女性は、一時期はイメージビデオを何十本か撮ったが、その後鳴かず飛ばずでAV出演、さらにヤクに手を出したかどで捕まり服役、今はヤクはやめたが、アル中気味。「あたしなんか、もう何にもないわ」と呟く女性に「でも娘さんを一人、立派に育てたじゃない。そんなに悪い人生じゃないんじゃないの?」という行天のセリフが泣かせる。

その女性が出演したというAVを、多田と行天が熱心に眺めるシーンもあった。なるほど、このための風祭ゆきの起用か。恐らくこの作品は、若き日の風祭ゆきが出演した映画に違いない。

行天と上田との掛け合いも見事。この回は笑える。

2015-11-21

TVシリーズ「まほろ駅前番外地」第1話「プロレスラー代行、請け負います」

原作

  • 三浦しをん

演出

  • 大根仁

放映日

  • 2013年1月11日〜

公式サイト

http://www.tv-tokyo.co.jp/mahoro/index.html

出演(レギュラー)

  • 瑛太(多田啓介)
  • 松田龍平(行天春彦)

出演(ゲスト)

  • 永澤俊矢(スタンガン西村、まほろプロレス代表)
  • 坂井真紀(西村悦子、スタンガンの妻)
  • 新井美羽(西村つな、スタンガンの娘)
  • 宇梶剛士(瀧、元まほろプロレス所属)

粗筋

スタンガン西村は売れないプロレスラー稼業を長年続けてきたが、50歳になったのを機に引退を決意。その相手役として多田、行天が指名された。

雑感

一話約30分。比較的チープな作りだが、複雑な伏線もなく、とんとんとテンポよく進むので見やすい。それでも多田・行天の魅力は十分に描かれている。好みで言えば、テレビドラマとしては理想的。

スタンガンの相手役をする多田・行天は運動神経が抜群で、スゴイ、と思ったが、考えてみたら本人がやっているわけじゃないだろうしな。彼らが覆面レスラーだったのは、客に素性を隠すためもあろうが、同時に、視聴者にスタントであることをわからせないためでもあるのだろう。その証拠に、瀧が登場した時は、いかにも素人がドタバタやっているように見えた。宇梶さんは悪役も多く、迫力があってよろしいが、裸になると、そこはスポーツマンのそれではないのだな。

悦子は、夫がプロレスラーであるためにさんざん苦労をしてきたが、そこまで懸けてきたはずのプロレスラーを辞めてしまうことに対してもまた、寂しさを感じているようであった。引退を撤回した途端に実家へ戻ってしまった理由が不明。そりゃ、これからも支えていきます、とも言えないだろうけど。

しかし、この歳になった娘がいきなり帰ってきても、実家も困るだろうな……

悦子が「あの人はプロレス以外何もしたことがなかったから、プロレスを辞めて何をするんでしょう」とつぶやくシーンがある。が、プロレス稼業は利益を生むどころか借金が増えていくばかりの状況の中で、他に何も仕事をしていなかったのか? いや、実際、解体屋で仕事をしていたではないか?(アルバイトなんだろうけど)

スタンガンは「50だから引退する」と年齢を明言するシーンがある。妻子の歳はわからないが、役者の年齢でいうなら、坂井真紀は42歳、新井美羽は6歳。別に男が44で子どもを作ってもおかしくないし、女は36ならまだ産めるけど、この子が6歳であることに必然性が感じられなかったので、なんとなく不自然だった。別に娘は中学生くらいでもよかったのではないか。

2011-05-29

地元ネタ「まほろ駅前多田便利軒」

観たかった。終わる前に観られて良かった。

題名まほろ駅前多田便利軒
監督・脚本大森立嗣
原作三浦しをん
出演瑛太(多田啓介)、松田龍平(行天春彦)、片岡礼子(ルル、自称コロンビア人の娼婦)、鈴木杏(ハイシー)、本上まなみ(三峯凪子)、柄本佑(山下、ハイシーのストーカー)、横山幸汰(由良、小学生)、梅沢昌代(山下の母)、大森南朋(山田、弁当屋)、松尾スズキ(シンちゃん、ヤクの売人)、麿赤兒(岡、便利屋の常連)、高良健吾(星、裏組織のボス)、岸部一徳(早坂、刑事)、中村優子(マリ(犬の飼い主)の母)、三浦誠己(若い刑事)、他
公式サイト映画『まほろ駅前多田便利軒』公式サイト
制作日本(2011年4月23日公開)
劇場109シネマズグランベリーモール

雑感

「まほろ」のモデルとされた町にかれこれ18年ほど済んでいる。制作に関しては市のバックアップのもと、ロケはほとんど市内で行なわれたという。確かに、見覚えのある風景がそこかしこに映っていた。

ただ、地元の人間から言わせてもらえば、行動半径がほとんど市内でカタがついているのに違和感を持った。この町のいいところ(なのかどうかはわからないけど)は、新宿まで乗り換えなしで30分足らず、渋谷までは一回乗り換えでやはり同じくらいの時間で行かれるところにある。要は、気軽に都心の繁華街に出られる距離なのだ。そして、ほとんどの人の勤め先は市内ではないだろう。小中学生は別にして、市民の行動半径はもっと広いハズ。

便利軒のような地元密着型の商売だと、事件が市内で起きるのはわからなくもないが、もともとこの市は多摩市・八王子市・川崎市・横浜市・海老名市・大和市と接しており、自動車であればすぐだ。この便利屋がよほど流行っているなら近所だけを相手にしていてもいいのだろうが、普通はこのあたりも商圏と考えるだろう。ヤクの売人まで登場しながら、それでも市内で話が済むのはちょっと。そんな閉鎖的な町ではないぞ。

もっとも、駅の裏側の風俗街が登場したのはニヤリ。あそこは(意外と知られていないが)ラブホテル街なのだ。当然、ルルやハイシーのようなお姉さんも跋扈しているというわけ。もっとも、なんとかいう都知事が浄化政策とやらを打ちだしてから、田んぼ(かつて町田にあった違法な売春宿の俗称)は一掃されたし、ヨドバシカメラとかできて一般市民も駅の裏側に行くようになったから、ルルたちも今は商売がやりにくくなっているだろう。

松田龍平が松田優作の子だということは映画を観る直前まで知らなかった。知って良かった。そのため瑛太の「なんじゃこりゃーー!!」というセリフがすごく受けたから。

映画はそれなりに面白かった。続編があれば観に行くと思う。

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

(2011/07/19 記)