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2013-01-03

Anniversary For Yuming

武道館で行われたユーミンのデビュー40周年記念ライブに行ってきた。

何ヶ月か前に、新聞広告で、松任谷由実のデビュー40周年を記念してベストアルバムがリリースされること、テレビ番組が制作されること、武道館でコンサートが行われること、を知り、この機会にコンサートに行ってみようかと思い立った。これまでユーミンのコンサートに足を運んだことはない。いや、そもそもプロのアーティストのコンサートに行くのなんて、10年前のポールマッカートニー以来なんじゃないか。チケットは抽選のようなので、外れたらそれまで、と思って応募してみたら、当たってしまったというわけ。

行ってみてわかったけど、これは通常のコンサートとはちょっと違う。コンサートには違いないんだろうが、ユーミンの40周年を祝ってユーミンの仲間たちが順に(ユーミン自身も)ユーミンの歌を歌うという記念イベントで、肩の力の抜けたものだったらしい。チケットはかなり安いなと思ったが、そういうことだったようだ。

Golden Circleのサイトには、

幹事の妄想で勝手に当日のプログラムを考えてみました(あくまで妄想!)。たとえば、大貫妙子さんが「私のフランソワーズ」を歌うとか、薬師丸ひろ子さんが「Wの悲劇」を歌うとか、あのメンバーで「ひこうき雲」とか、みんなで「やさしさに包まれたなら」とか。

とある。妄想! と強調してあるものの、ここで述べられていることはすべてその通り実現した。まあ、確定したことを書いたのだろうけど。

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プログラム

  • スタート時の楽器構成は、Drums×1、Percussion×1、Bass×1、Guitar×2、Keyboard×3というもの。KBが3という構成に驚いたが、昨今の音の厚みはこのくらい必要ということなのだろう。*1
  • Openningはメドレー
  • 最初のゲストはBase Ball Bearの小出祐介関根史織
  • NIGHT WALKER/小出祐介・関根史織
  • 寺岡呼人「なんでお前なんかが幹事をやっているんだと不愉快に思われている人もいると思いますが、言った者勝ちです(笑)。去年の夏、恐れ多くもユーミンさんに直接『おれにやらせてください』ってお願いに行ったら、『寺岡くんだったらいいんじゃない?』って言ってもらえて」
  • 何もなかったように/寺岡呼人
  • 薬師丸ひろ子登場。「30年ぐらい前に、私、仕事でいろいろ悩みがあって、事務所も辞めちゃって、行き詰っていた時があったんですね。ちょうどその時ユーミンの苗場のコンサートに行ったんですが、当日、突然舞台に挙げられて歌わされるというハプニングもありまして……そのあとユーミンと一緒にスキーをしたりして遊んでもらって。その時に、こんな風に気分転換をしてストレスを発散させて、それでまた仕事をすればいいんだって、そういうことをユーミンから教わりました」
  • Woman/薬師丸ひろ子
  • 卒業写真/薬師丸ひろ子
  • 大貫妙子登場。第一声は「私も40周年なんだけどな……」
  • 私のフランソワーズ/大貫妙子
  • 雨の街を/大貫妙子
  • Golden Circle BAND退場。
  • 代わって登場したのは林立夫、鈴木茂、細野晴臣、松任谷正隆のキャラメル・ママのメンバー。歓声がひときわ大きくなる(斉藤ノヴは引き続きパーカッション担当)。そして演奏を開始するとリズムに乗って松任谷由実登場。
  • コバルト・アワー/松任谷由実&キャラメル・ママ(+斉藤ノヴ)
  • 「さっきター坊が歌っているのを、実は客席で聴いていたんだけど、それを聞いててね……ああ、やっぱいい曲だわって(爆笑)」
  • 雨のステーション/松任谷由実&キャラメル・ママ(+斉藤ノヴ)
  • ここでピアノが運ばれてくる。ユーミンがピアノの前に座る。「私が音楽を始めた時に、いろいろと素晴らしい人と出会って、助けてもらって、それでここまで来れたんだと思う。そういう人と出会えたことに感謝しています」と右側を振り向いて「細野さん、ありがとう」後ろを向いて「林さん、ありがとう」左を向いて「茂さん、ありがとう」そして再度うしろを振り返って「…………」(場内爆笑)「…………お父さん、ありがと(は〜と)」(拍手)←ちょっと照れたような声が可愛い
  • ベルベット・イースター/松任谷由実&キャラメル・ママ(+斉藤ノヴ)
  • ひこうき雲/松任谷由実&キャラメル・ママ(+斉藤ノヴ)
  • これまでのゲストが全員再登場。
  • DESTINY/松任谷由実+ゲスト全員
  • これでいったん終了。アンコールがかかる
  • RHYMESTER登場
  • SATURDAY NIGHT ZOMBIES/松任谷由実+RHYMESTER
  • かまやつひろし登場。「十何年か前に、還暦祝いをユーミンが企画してくれたことがあったのね。いろいろ準備してくれて、手配も済ませて。だけど、僕の方がなんかそういうのが嫌になっちゃってね、2日くらい前だったかな、ユーミンに電話して、やりたくないんだけど……って言ったら、『バカヤロー!!』って言われて……」
  • 中央フリーウエイ/ムッシュかまやつ(+松任谷由実)
  • 再び、これまでのゲストが全員登場
  • やさしさに包まれたなら/全員(観客も)
  • ゲストが全員退場し、ユーミンも退場しようとすると、寺岡が「もう一曲いきましょう」
  • ANNIVERSARY/松任谷由実
  • その後、大勢の著名人および今回のゲストからのメッセージ(色紙? に手書きしたもの)が順にモニターに映し出された(これはユーミンも知らなかったサプライズ演出だったらしい)。その中で、松任谷正隆の「40年間お疲れさま。でも、まだまだ旅は続く……これで終わりじゃないダロ?」というのが良かったなあ。
  • 「みんなも旅の途中ですよね? 今日は元気をもらいました。ありがとう!」

雑感

  • 生ユーミンが見れたのはもちろんだけど、キャラメル・ママのメンバーを生で見られたのは感動した。それと、あのパーカッションのおっさんが斉藤ノブだったとは!(いつの間にか登録名が斉藤ノヴになっているし!)もう62歳なのに出ずっぱりで精力的にリズムを刻んでいたのはスゴイ。
  • ユーミンのピアノがうまくてびっくり。
  • やっぱりユーミンにとって松任谷正隆という人は特別の存在なんだろうね。そして松任谷正隆はユーミンの一番の理解者なんだろう。こうして見ていても(演出もあるのかも知れないけど)二人の間には温かい空気が流れているようで、微笑ましかった。
  • 場内には大型モニターが6個ほど設置されていた。ステージが遠くてよく見えない人のために補助的に映し出すものだと思っていたが、今回はステージとは違うさまざまな画面が映し出され、それ自体がステージの重要な要素を成していた。それなのに、自分の席からはモニターがよく見えなかった(そのため十分楽しむことができなかった)。こういう演出に使うなら、あと数個モニターがほしいところだ……

リンク

「DESTINY」。イントロが流れるや、バックステージまでぎっしりと埋まった12,000人のオーディエンスは総立ちし、ミュージシャン、観客のみんなでユーミンの40周年を祝う。

総立ちは間違い。アリーナ席の人はほとんど立っていたように見えたけど、1階席の人は半分も立っていないかったし、2階席で立つ人はまばら。まあ、ユーミンの曲は座って楽しんだ方がいい。

「会費制お祝いパーティ」というのが言い得て妙。「コンサートというよりもユーミン40周年お祝いパーティ。だから演奏がどうの、歌がどうの、ゲストがどうのこうのというのは忘れます(笑)」「キャラメルママを観ることができたことで満足です」には全面的に同感(笑)。ちなみに、座った場所もかなり近かったようだ。

松任谷由実40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。 (通常盤)

松任谷由実40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。 (通常盤)

*1:メンバーは、Golden Circle BANDが宮田繁男(Dr)、松原正樹(G)、松原秀樹(Bass)、本間昭光(KB)、磯貝サイモン(KB)、ゲストに斉藤ノヴ(Per)、武部聡志(KB)、および寺岡呼人(G)

2012-06-29

ベッキーの握手会

26日に川崎まで行った時、駅前のショッピングセンター内にあるイベント会場「ルーファ広場」で、ベッキーのミニライブ&握手会が行なわれていた。新曲「ヤルキスイッチ」リリースのプロモーションらしい。イベントは18時半からだったが、僕が通りかかったのは19時過ぎで、既にライブは終了し、握手会が始まるところだった。

新曲のリリースは27日だが、会場でCDを販売しており、一枚につき一枚の「握手会参加券」がもらえるとのことであった。「握手会」というのは、AKB48が盛んに実施して多くのファンを集めているらしいことは知識として知っていたが、当然、AKB48の専売特許というわけではなく、他のタレントにも類似のイベントをやっているということだろう。

(握手会そのものは昔からあるイベントだが、通常は、CDを買ってくれたら握手をします、というものだった。CD一枚につき握手券を一枚つけ、何度も握手をしたい人は一人でCDを何枚も買う……ように仕向ける……のはAKB48以降と思うが、この認識は正しいだろうか。)

ベッキーは好きでも嫌いでもないが、ベッキーといえばターニャであり、クロキンの恋人である(「のだめカンタービレ」における役を言っています)。顔ぐらいは拝ませてもらおうかとステージに近寄ったところ、握手はみんなの見える場所で行なうのかと思ったら、そうではなく、密閉された部屋の中で行なうのであった(「ルーファ広場」は屋外ステージであり、ステージのそばに控室用の小さな部屋がある。その中で行なわれているようであった。小屋の前に数百人の列ができており、順に部屋の中へ案内され、終わったのであろう人が別の出入口から出てきていた)。

そういうものなんですかね? 部屋の中でやろうがステージの上で(周囲から見える場所で)やろうが、ベッキーのやることは変わらないわけだし、ニコニコ笑って握手している姿を見ているうちに(あるいは、デレデレと彼女と握手するファンの顔を見ているうちに)、俺もCD買って並ぼう、と思う人が次々に出てくるかも知れないのに。プロモーションというのは、そういうものなのではないのかなあ。

まあ、どうでもいいけど。

ヤルキスイッチ(初回限定盤)

ヤルキスイッチ(初回限定盤)

2012-06-16

江戸時代も猫は猫だった「浮世絵 猫百景」

新聞に紹介記事が載っていたのを見て、急に太田記念美術館へ行きたくなった。

太田記念美術館は浮世絵専門の美術館らしい(初めて存在を知った)。現在公開しているのは「浮世絵 猫百景」である。

江戸時代も猫は、勝手に魚をくわえて行ったり、寝ていたり、日向ぼっこしていたり、怒られていたりしている。その姿は現代となんら変わりない。という様子がさまざまな種類の浮世絵に描かれているのだった。

正直、現代の感覚では、女性が全然美人には思えないのと同様、猫もあまり可愛いとは感じられないのだけど、ひとつの文化の歴史として、目の保養にはなった。

こういう類のものは、ある程度見慣れていないと何もわからなくなる。というか浮世絵を生で見るのは初めてで、何もわからない。しかし最近(年齢のせいか)こういうものに触れる機会を作った方がいいな、という気がしているのだ。

リンク

2007-06-18

「ピアノの森」コンサート

東京芸術劇場で行なわれた「ピアノの森コンサート」を観て来た。

4人の演奏者のうち、橋本健太郎くん、野上真梨子さんは映画で修平、誉子のピアノを弾くので、まあ意味はわかるが、肝心の清水和音氏、高橋多佳子女史が映画にどう関係するのかわからず、どういうイベントなのか今ひとつわからないままの参加だったが、結果的にはとても楽しめた。S席4000円は高くなかった。

結局、映画を盛り上げるためのプレイベントのひとつで、盛んに「映画は感動的」「ぜひ観にいきましょう」などと繰り返していたMCはお気の毒だったが、イベント自体は割と気楽に聴けて、かつ、それなりに堪能することができた。

簡単なメモ(敬称略):

  • 年齢による演奏の違いをかなり強く感じた。清水和音、高橋多佳子はちょっと自分の色を出し過ぎるきらいがある。それに比べると、橋本健太郎(14歳)、野上真梨子(15歳)の演奏は素直で、比較的楽譜に忠実だった……ように感じた。僕としては、あまりひねくらない演奏の方が好きだ。少なくともこういう場では。(高橋多佳子のリサイタルに行ったならば、また感想は変わったであろうが)
  • 「エリーゼのために」、この曲はそれこそプロ・アマチュアを含め、いろんな人の演奏を耳にしてきたが、感心したことがない。今日の高橋の解釈も、僕のイメージとはかけ離れていた。野上真梨子だったらどう弾くだろう。
  • 4人によるショパンの競演はかなり楽しめた。本当に弾く人によって変わるものだ。
  • 若い二人は何を考えてショパンを弾いていたのだろう。彼らはまだまだ語るべき人生経験もほとんどなく、込められる「思い」があるとも思えない。しかし、変に演奏者の思いなんかこめずに、淡々と弾くのもまたいいのかも知れない。
  • いつも思うのだが、女性ピアニストはほとんどの場合ノースリーブの衣裳だ(今日もそうだった)。キャバクラじゃないんだから、過度な肌の露出はどんなものかと。堂々と肌を晒せる人はいいけれど、つらい人もいるだろう。薄手のブラウスあたりが定番になるといいのに。
  • また、男性ピアニストは上着を着ている(今日もそうだった)が、自分の経験では上着はかなり重たいもので、長時間の演奏となると、負担がバカにならない。腕を軽やかに動かすのが仕事なのに、重石をつけてどうするのか。上着は脱いでワイシャツ一枚がいいんじゃないかなァ。なんで上着なんか着ているんだろうなァ。
  • 高橋多佳子と野上真梨子の年齢の差は、胸の大きさにも如実に現れていた。あら、お下品。でも高橋さんは立派な胸をお持ちのようで……

2002-11-11

コンサート:ポール・マッカートニー ドライビング・ジャパン

東京ドームへポール・マッカートニーのコンサートを観に行ってきた。14,000円(S席/三塁側/2階/10列207番)。9年ぶり4度目の来日だが、生で観るのは初めて。そして、恐らく生のポールを観る生涯最後の機会になるだろう。

  • Hello good-bye

しょっぱなからなじみのあるビートルズソングだったので、みんな嬉しくっていきなりテンションがあがる。

  • Jet
  • All my loving

次の曲は60年代に作ったんだけど、コンサートでやるのは初めて……と言って

  • Getting better

これまでは古い曲だったけど、これからは最近の曲を……というので、ビートルズやウィングス時代の懐かしいヒット曲でのファンサービスはこれで終わりかと思った(実際にはそうではなかったが)。

  • ?
  • ?

ここでバンドのメンバーがいなくなって、ポールが一人舞台に立つ。

  • ?
  • Driving rain
  • ? (Paul:Acoustic piano)

ここでアコースティックギターを手にする。おお、じゃあ次の曲は、あの曲か?(当たった)

  • Blackbird
  • ?
  • We can work it out
  • You never give me your money 〜 Carry that weight
  • The fool on the hill (Paul:Keyboard)

「面と向かってはなかなかいえないことがある。でも、言うべきことはちゃんと言ったほうがいい。相手が死んでしまっては、もう手遅れなんだ……」とジョンの話を始める。まさかジョンの話題が出てくるとは思わなかった。会場は静まり返る。「次の曲は、ジョンと僕との対話なんだ」

  • Here today

今度はウクレレを手にし、「ジョージがウクレレが得意だったのを知ってるかい?」

  • Something (Paul:Ukulele)

ちなみに、これまでのビートルズ時代の曲はオリジナルにかなり忠実な演奏だったが、この曲はリズムから全く変えて歌った。「こんな風にジョージに歌ったんだよ。そうしたらジョージは、そうじゃない、こう歌うんだって言って……」もっと滅茶苦茶なリズムでSomethingを少しだけ歌った。

さて、このあとまたバンドのメンバーが戻ってきて

  • Eleanor Rigby
  • Here, there and everywhere
  • Michelle
  • ?
  • Band on the run
  • Back in the USSR
  • ? (Paul:Acoustic piano)

立て続けにビートルズ、ウィングス時代のヒット曲を続け、大いに盛り上がる。次の曲はリンダにささげる、と紹介があって

  • My love (Paul:Acoustic piano)

メンバーから、「次の曲は60年代にポールが作ったんだけど、コンサートでやるのは初めてのはず。だからみんなが生演奏を聞く最初のお客さんだよ」と紹介があって

  • She's leaving home
  • Can't buy me love
  • Live and let die (Paul:Acoustic piano)

曲の途中で派手な爆発が何発も。度肝を抜かれたが、あとで聞いたら前回の公演でも同様だったそうな。

  • Let it be (Paul:Acoustic piano)

次の曲は、終わりの部分をみんなで一緒に歌ってくれ! と言って

  • Hey Jude (Paul:Acoustic piano)

リフレインの部分を会場みんなで歌った、というか歌わされたわけだ。確かに英語の歌詞を覚えていなくても一緒に歌える。ただ、もともとこの曲はバラードでノリのいい曲というわけではないし、このリフレインは結構退屈でもある。みんなで歌う歌として、選曲はどうだったんだろうな? 僕としては、Let it beのキーを2〜3度下げてくれれば、「Let it be, let it be...」のリフレインをみんなで歌えたと思うのだが。

挨拶をして、袖に引っ込んだ。アンコールはあるのかなぁ。今の時代、普通に考えたらあるだろう。でもビートルズはアンコールをしない主義だったしなあ。と思っていたら、はたして、ポールが再び姿を現わした。

  • The long and winding road

おお、この曲か! と会場がさわめく。

  • Lady Madonna
  • I saw her standing there

いきなり最初期の曲。ファーストアルバムのA面1曲目だが、意外と知られていないのでは? というのは杞憂だったようだ。観客の興奮は最高潮に達したように思う。

これでアンコールもお終い。一緒に行った友人が「あれ? Yesterdayはやらないの?」と言う。「BlackbirdもLet it beもあったからねえ。もう終わりじゃないの?」「Yesterdayをやらないで終わりってことはないよ」などと話していたら、もう一度アンコールがありました。

  • Yesterday

なるほど、この曲はやらないと収まらないか。「もっともっと続けたいけど、残念ながら、そろそろ帰る時間だ。みんなだって、もう帰らないといけないだろう?」確かに、コンサートの終わりを待たずして、帰り始める客がチラホラ目に付く。

  • Sgt. Peppers lonely hearts club band (reprise)

まさかこの曲をやるとは思わなかった。残念ながらもう帰る時間だ……って、MCそのまんまの歌詞やんけ。

  • The end.

ビートルズの曲はよーくわかるけど、ビートルズ解散以降の曲はほとんどわからなかったのが残念。しかし、そういうオールドファンを意識したのか、この選曲なら、そんな僕でも十分楽しむことができた。

今回はウイングスでも他のバンドでもなく、「ポール」の日本公演ということで、演奏チームはバンド名もなし。まあそれはいいとしても、演奏したのはほとんどがビートルズあるいはウイングスのナンバー。そして、その演奏自体も、独創的なアレンジではなく、オリジナルにかなり忠実なもの。

このバンドのメンバーは、(メンバー紹介があって、僕は名前を知らなかったけど)ポールが指名して連れてきたくらいだから、それなりに名の通ったミュージシャンなのであろう。そういう人たちが、ビートルズやウイングスのコピーをひたすらやらされる、というのはどんな気分だろう。いや、あの世界的な大バンドのコピーを、これだけの観衆の前で演奏できるのだから、それはごく限られた人しかできないのだから、やはり名誉なことなのだろうか?

ちなみに、YesterdayもEleanor RigbyもShe's leaving homeも、原曲に忠実な演奏だった。ご存知の人には注釈不要だろうが、Yesterdayは弦楽四重奏(+Guitar)、Eleanor Rigbyは弦楽八重奏、She's leaving homeはフル・オーケストラによる演奏だ。ビートルズ時代にはこれを生演奏でというのは考えられなかっただろう。シンセサイザーも進歩したものだ。

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