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2014-01-17

「深夜も踊る大捜査線 THE FINAL」(DVD)

抜群に面白かった! こういう話が見たかった。全4話。

製作

  • 亀山千広

原案

  • 君塚良一

脚本

  • 十川誠志

監督

  • 長瀬国博

出演

  • 寺島進(木島丈一郎
  • 松重豊(眉田克重)
  • 高杉亘(草壁中)
  • 森口瑤子(木島美津子)
  • 東根作寿英(浅尾裕太)
  • 吉田鋼太郎(川村由紀夫)

内容

小料理屋「笹美」では木島と美津子の結婚6周年祝い(という名目の合コン)が、爆発物処理班やSIT、勝鬨所の婦警らで開かれていた。そこへプレゼントが届く。中身は木島と美津子を逆恨みした人物からの爆弾だった。うっかり開けてしまった美津子は動くことができない。木島は犯人を追い、眉田は爆弾の解体作業を行なう。果たして間に合うのか!?

放映

  • 2012年9月3日〜

雑感

「深夜も踊る……」シリーズは、深夜枠で製作・放映されたスピンオフ・ミニコメディで、これまでの1〜3はいずれも神田署長、秋山副署長、袴田課長が主役を務めたが、ファイナルとなる本作は、映画「踊る大捜査線 THE FINAL」に登場しなかった強面3人を主役に制作された。

これが抜群に面白いのだ! 何よりテンポが抜群。畳みかけるように話が進んでいく。はらはらドキドキ、サスペンスの醍醐味である。テンポの良さは七難隠す。このテンポは、大昔のテレビ編の時を彷彿させる。最後の最後に初心に戻ったということか。

深夜も踊る大捜査線 THE FINAL [DVD]

深夜も踊る大捜査線 THE FINAL [DVD]

「係長 青島俊作2 事件はまたまた取調室で起きている」(DVD)

「係長 青島俊作 THE MOBILE 事件は取調室で起きている!」に続く携帯動画ドラマ。一話15分×10回。

製作

  • 亀山千広

原案

  • 君塚良一

脚本

  • 金沢達也

監督

  • 長瀬国博

出演(レギュラー)

  • 織田裕二(青島俊作)
  • 伊藤淳史(和久伸次郎)
  • 甲本雅裕(緒方薫)
  • 川野直輝(栗山孝治)
  • 滝藤賢一(王明才)
  • 北村総一郎(神田総一郎)
  • 斉藤暁(秋山春海)
  • 佐戸井けん太(魚住二郎)

出演(ゲスト)

  • 夏帆(津島あゆみ)
  • 蛍雪次郎(福原幸太郎、福原不動産)
  • 阿南健治(木下秀雄、木下青果店経営)
  • 杉本彩(草薙恭子、スナックランデヴー)
  • 吉田ウーロン太(周萊白、周来飯店店主)
  • 細田よしひこ(三井誠、三井葬儀店)
  • 青柳翔(羽賀琢也、野沢興行社員)
  • 梶原ひかり(津島さなえ)
  • 六平直政(寿司屋)

配信

  • 2012年8月27日〜

雑感

前作がとても面白かったため期待したのだが、期待外れだった。前作のいいところは、

  1. キャリア警察官を登場させず、舞台を(ほぼ)取調室の中に限り、余分な設定を省いて話をすっきりさせた
  2. ミステリーとしての面白さを追求した
  3. 何よりテンポが良かった

等が挙げられる。今回は、1に関しては前回と同じだが、第一にテンポが悪い。150分は長過ぎる。神田元・署長や秋本元・副署長が事件に関係ないのは明らかで、わざわざこんな人を登場させれば解決とは反対方向に発散するだけだ。

そもそも事件の被害者と第一発見者に事件の経緯を詳しく訊かないのはなぜか。中途半端な証言から勝手に状況を想像し、それでわけがわからなくなっている。自首してきた人が三人もいるなど、確かに混乱させられる要因はあるのだが、最初に第一発見者と被害者にきちんと話を訊いていたら、それで(30分で)解決したはずだ。

徹夜で事件の解決にあたり、一眠りしようと思っていたところへ本件が発生、青島が徹夜明けで取り調べを行なうという設定なのだが、そのせいで青島は終始不機嫌であり、時々意識が飛んだりする。これが見ていてイライラする要因にもなっている。とにかく、前作と同じスタッフで作ったとはとても思えない出来である。

過去記事

2012-12-05

「踊る大捜査線 THE FINAL/新たなる希望」(2回目)

題名踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(2回目)
劇場ワーナーマイカルシネマズ 新百合ヶ丘

雑感

2回観る価値はあった。それなりに面白かった。

ただ、少々腹が立ってきたのも事実。青島刑事は嘘やごまかしがきらいで、少なくとも、他人の迷惑を顧みず自分の身を守るためにつく嘘やごまかしは嫌悪し、反発してきたはずだ。だから今回の鵜飼の捜査の進め方にも納得できないわけだろう。

その青島が、お茶の代わりに間違ってビールを大量に発注してしまうと(直接発注したのは王だが、内容を確認せず承認印を押したのは青島)、そのビールを隠そうと躍起になるのが解せない。

ビールそのものを隠しても全く意味がなくて、請求書が回ればすぐわかることだ(仮に請求書がバレずに処理されたとしてら、もっとまずいことになる)。そもそもこの程度のミスは、正直に話せばいくらでも善後策が講じられるもの。ビールなんて、お茶より高いとはいっても所詮たいした金額のものではないし、すぐに腐るものでもないから、なんとでもなるのだ。むしろごまかすことで事態を悪化させている。

そうしたドタバタを単にギャグとして挿入しただけなのか。それとも何らかの意図(さんざん青いことを言っていた青島も、係長になればやはりごまかしをするだろう、世の中そういうものなんだ、とか)があってわざわざ入れたエピソードなのか、そのあたりもよくわからない。いずれにしても、こういうシーンを見せられると、以後青島が何を言ってももう信用できなくなる。

真下も、署長になった途端に魚住と中西を金魚のフンよろしくはべらせて悦に入っているし、これでは神田から交代した意味がない。こうした点はもっと工夫がほしかったところだ。

(2014/02/18記)

2012-09-08

「踊る大捜査線 THE FINAL/新たなる希望」

題名踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
脚本君塚良一
監督本広克行
出演■湾岸署/織田裕二(青島俊作)、深津絵里(恩田すみれ)、ユースケ・サンタマリア(真下正義)、水野美紀(真下雪乃・産休中)、内田有紀(篠原夏美)、甲本雅裕(緒方薫)、遠山俊也(森下孝治)、伊藤淳史(和久伸次郎)、滝藤賢一(王明才)、川野直輝(栗山孝治)、佐戸井けん太(魚住二郎)、小林すすむ(中西修)、北村総一朗(神田総一朗)、斉藤暁(秋山春海)、小野武彦(袴田健吾)、他

■警視庁/小栗旬(鳥飼誠一)、小泉孝太郎(小池茂、交渉課課長)、ムロツヨシ(倉橋大助、交渉課)、他

■警察庁/津嘉山正種(池神静夫、長官)、大和田伸也(安住武史、次長)、柳葉敏郎(室井慎次)、筧利夫(新城賢太郎)、真矢みき(沖田仁美)、他

■本作で初登場の人物/香取慎吾(久瀬智則、警視庁刑事)、大杉漣(警察行政人事院)、小橋めぐみ(野添久美子、湾岸署婦警)、平田薫(湾岸署婦警)、柊瑠美(湾岸署婦警)、他

公式サイト踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
制作日本(2012年9月7日公開)
時間126分
劇場ワーナーマイカルシネマズ 新百合ヶ丘

内容紹介

殺人事件発生。捜査本部(鳥飼管理官)は自白強要によって犯人に仕立て上げ事態の収拾を図るが、不審な動きに気付いた青島が騒ぎ立てると、今度は青島が誤認逮捕・自白強要の冤罪を着せられ、辞職を勧告される。また室井もその責任を追求され、辞職に追い込まれる。

そんな中、第二の殺人事件および真下の息子の誘拐事件が起きる……

雑感

面白かった。少なくとも前作よりはずっと。

オープニングにも工夫が凝らしてあり、最初、青島とすみれが結婚したのか? と思ったら、捜査のために夫婦者を演じていたことがわかるズッコケ。でも息がぴったりで、もういいからお前ら結婚しろよと言いたくなる。

タイトルロールではテレビ編や過去の映画のシーンが断片的・瞬間的に挿入され、オールドファンにとっては実に懐かしく、胸が熱くなる仕様になっていた。もっとも、初めてこの作品を観る人にとっては「なにコレ?」だったかも知れない。

謎解きに関しては相変わらずぐだぐだではあるが、新城賢太郎、沖田仁美、そして真下雪乃が短いながら印象的に登場したのは嬉しかった。

最後ということを意識してか、全体的に初期への回帰の傾向が見られ、古くからのファンには十分楽しめる作品に仕上がっていたといえるだろう。しかし、だからこそ、おわコン(終わったコンテンツ)だという印象が拭えないのも事実である。まあ、長い間楽しませてもらった。このあたりで終わるのがいいだろう。

配役

  • 本作の目玉は香取慎吾。記憶で引用するのだが、本人は「人気シリーズなので出たかった。でも(TVスペシャル版で)稲垣吾郎が出ているから無理かと思っていました。今回声をかけていただいて嬉しいです」のように語っており、恐らく本音であろうこと、そしてこういう気持ちで出演してくれるのはありがたいことだと思っていた。が、これといった見せ場がなく、拍子抜けだった。前作の小栗旬もそうだが、新しいキャラクターの使い方が下手だ。OD2の真矢みきの使い方はうまかったのにな。
  • 2012年5月16日、小林すすむ氏が本作の上映を観ることなく亡くなられた。58歳。本作が遺作である。

(2014/02/18記)

2012-09-01

TVスペシャル「サラリーマン刑事と最後の難事件」

題名

  • THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件

プロデューサー

  • 亀山千広

脚本

  • 君塚良一

演出

  • 本広克行

出演

  • 織田裕二(青島俊作)
  • 深津絵里(恩田すみれ)
  • ユースケ・サンタマリア(真下正義)
  • 内田有紀(篠原夏美)
  • 甲本雅裕(緒方薫)
  • 遠山俊也(森下孝治)
  • 伊藤淳史(和久伸次郎)
  • 滝藤賢一(王明才)
  • 川野直輝(栗山孝治)
  • 佐戸井けん太(魚住二郎)
  • 小林すすむ(中西修)
  • 北村総一朗(神田総一朗)
  • 斉藤暁(秋山春海)
  • 小野武彦(袴田健吾)
  • 小橋めぐみ(野添久美子、湾岸署婦警)
  • 平田薫(湾岸署婦警)
  • 柊瑠美(湾岸署婦警)
  • 柳葉敏郎(室井慎次)
  • 小栗旬(鳥飼誠一)
  • 津嘉山正種(池神静夫、長官)
  • 大和田伸也(安住武史、次長)
  • 名高達男(猿渡亮二)

内容

王明才が日本人女性と結婚することになった。王は中国警察からの研修生であり、その結婚式は日中警察の高官も出席する外交的意味合いが含まれていた。そのため湾岸署総出で結婚式に準備に追われるが……

感想

王明才は(川野直輝もだが)OD3で初登場したものの、印象が薄かった。本作でようやくキャラが立ち、「ああ、あの人」とわかるようになった。

映画最終作を前にして、そのあたりを思い出すための作品か。内容的には評価のしようがない感じ。王が中国高官の肝煎りの研修生なら、なぜ警視庁ではなく所轄(湾岸署)にいるのか? なぜ顔も知らない人と結婚式をあげるのか? という疑問は持ってはいけないのだろう。

滝藤賢一の、いかにも中国人がしゃべりそうな日本語の演技が実に見事で、感心してしまう。僕は、何人もの中国人と長く一緒に仕事をしていたので、彼らの喋る日本語はよく知っているのだが、本当にこういう風にしゃべるのである。涙が出てくるくらい似ている。

(2014/02/18記)

2011-03-30

やっと見た「警護官 内田晋三」

公式な踊るスピンオフ作品である。

プロデューサー

  • 亀山千広

脚本

  • 君塚良一

監督

  • 本広克行

出演

  • 高橋克実(内田晋三、警視庁警備部警護課警護第二係班長・警部)
  • 甲本雅裕(緒方薫)
  • 遠山俊也(森下孝治)
  • 神尾佑(石田光男)
  • 志賀廣太郎(大臣秘書)
  • 荒俣宏(大臣)

放映

  • 2007年1月27日

雑感

「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」は劇場で2回観たのだが、DVDを買うかどうかは微妙だと思っていた。これまで「踊る」はTVドラマ本編はもちろん、その後のTVスペシャル版(3回)、映画(2回)と全部DVDを買ってきたので、一応欠品なく揃えたい、という気持ちはある。が、特典映像以外は、多分、見ないだろうな、という気持ちもあり、それだけで買うにはちょっと高いなと思って躊躇していたのである。

が、「警護官 内田晋三」が収録されているということを知り、即座に買うことを決意。わずか6分ほどの作品だから、これだけDVD化するわけにもいかないのはわかるが、4年も前に制作され、一度テレビ放映されたきりだったため、見ることができずにいたのだ。ほんと、こんな小品こそ、ネットで200円くらいで販売するとか、もっと考えてもらいたいものだ。そして、「係長 青島俊作」は単独でDVD化されたけど、これこそOD3の特典映像として収録されてもいいくらいのものじゃないかと思う。こういうあたり、案外セコい。

踊る大捜査線の歳末SPではチラとしか映らなかった高橋克実だが、今回は(出世して?)SP役で登場。高橋克実の警官役は「交渉人」(フジではなくテレビ朝日だが)でなじみがあるが、神尾佑がいたため、おお、SPだと思った。が、よく確認してみると、本作品は2007年1月27日の放映で、「SP 警視庁警備部警護課第四係」より一年早い。「SP」で活躍した神尾を、経験を買ってチョイ役で出演させたわけではなく、この作品でSP役をもらったことが一年後のドラマ出演に結び付いたわけだ。そのドラマは映画化され、現在大ヒット上映中。ささいなきっかけが大きな結果を生んだものだ。

作品自体はこれといったオチのない、ただのいち挿話といった風なもので、ちょっと物足りない。それに、これといって踊るテイストがあったわけでもない。「交渉人 真下正義」の設定を借りただけで、甲本と遠山の顔を見なければ踊るだとはわからない。「踊る」のスピンオフというより、「SP」の萌芽を強く感じた。

いずれにしても、見れて良かった。

映画本編も、それ以外の特典映像も、まだ見ていない。

ちなみに「アフター311」だ。