Hatena::ブログ(Diary)

チェチェン総合情報 Annex このページをアンテナに追加 RSSフィード

チェチェン総合情報の本サイトは http://chechennews.org/ です。

2011-09-07

#365 チェチェンを忘れないで──裁かれない人権侵害──『アルディ−時効はない』上映とトークの集い

f:id:chechen:20110907201656j:image

パネリスト:姜信子(作家)、岡田一男(映像作家)

チラシのダウンロード(3MB)

20111009_leaf.pdf 直

日時:10月9日(日) 14時−16時30分(13時30分開場)

会場:明治大学リバティータワー6階 1065教室

交通:JR中央線総武線東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅 下車徒歩3分

参加費:800円(学生500円) 予約不要・先着順(定員140人)

お問い合わせ先:電話03-3518-6777(アムネスティ)

メール: clc[at]chechennews.org (チェチェン連絡会議) ※事前のお申し込みは必要ありません。

共催:チェチェン連絡会議公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本ヒューマン・ライツ・ウォッチ

 ロシア軍による16年間にわたる軍事侵攻と占領で、コーカサス地方の小さな国、チェチェン共和国は、人口100万人のうち、およそ1/4にあたる25万人を失いました。また、十数万人のチェチェン難民が、世界各地で難民生活を余儀なくされています。

 今回上映する『アルディ』は、2000年にチェチェンのノーヴィエ・アルディ村で、ロシア軍の掃討作戦によって約70名の村人が無差別に虐殺された事件をめぐるドキュメンタリーです。

 チェチェンでは、武装抵抗勢力に協力したり、それらに参加したと疑われた人の家族であるだけで、住民が拷問を受けたり、裁判なしで処刑されています。こうしたロシアチェチェン政府の不法な人権侵害は捜査もされず、責任者が処罰されることはありません。

 さらに、政府による人権侵害を批判していた人権活動家もまた、次々に殺されています。『アルディ』に出演している人権団体「メモリアル」のナターリア・エステミーロワさんも、5ヶ月後の2009年7月に殺害されました。こうして、人権侵害はますます野放しになっています。

 上映にひきつづき、チェチェン問題に造詣の深い作家の姜信子さん、岡田一男さんによるトークを行います。『アルディ』を見て、お隣の国・ロシアで何が起きているのか、一緒に考えてみませんか?

●上映作品『アルディ─時効はない』について

2000年2月5日、ノーヴィエ・アルディ村で、ロシア連邦軍によって約70名の村民が殺された。殺された住民のほとんどは老人、女性、子どもだった。住民たちはこの事件をヨーロッパ人権裁判所に訴え、ロシア政府は敗訴。ロシア政府は被害者側に約15万ユーロの賠償金を支払うよう命じられた。映画は村民が撮影したビデオと、のちに「メモリアル」が、行った目撃者へのインタビューから構成されている。(2009年2月制作 ロシア人権擁護センター「メモリアル」、「平和と非暴力の家」、ヤブロコ党サンクト・ペテルブルク支部 32分)

パネリストのプロフィール

姜信子(きょう・のぶこ) 作家。1961年横浜生まれ。1986年に「ごく普通の在日韓国人」でノンフィクション朝日ジャーナル賞。民族や国家といったものにのまれぬ生き方と言葉を探し、移民難民・旅を生きる人々を訪ねて、中国台湾沖縄サハリンハワイ中央アジアロシア……と旅を重ねる。カザフスタンの荒野でチェチェン人一家と出会ったことが、チェチェン問題との関わりのはじまり。著書に『うたのおくりもの』(朝日新聞社)、『棄郷ノート』(作品社)、『日韓音楽ノート』(岩波新書)、『ノレ・ノスタルギーヤ』『イリオモテ』(いずれも岩波書店)など。

岡田一男(おかだ・かずお) 映像作家。1942年東京生まれ。1960年代、モスクワの全ソ国立映画大学で劇映画演出を学んだ。留学時以来の体験と、旧ソ連知識人芸術家たちとの交流から、旧ソ連辺縁部のロシア語母語としない人々の民族・人権問題に深い関心を寄せてきた。チェチェン問題では、女性映像作家ザーラ・イマーエワと外科医師、ハッサン・バイエフの来日支援を通じて、チェチェン子どもたち日本委員会を立ち上げた。

以上

丸本武丸本武 2011/10/09 10:52 また冷戦時代のキナ臭いカーテンに覆われてる、最近のロシア……

2006年10月7日(プーチンの誕生日)に暗殺され、プーチン政権批判(&プーチンの犬で、チェチェン民衆の反対を押し切ってロシアが強引に大統領にさせたチェチェンのチンピラ大統領、カディロフ批判)の先鋭ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤ女史……
◆彼女が暗殺されてから、この5年間、多くの政権批判者が暗殺されています。
記憶に新しいところでは、チェチェン人の人道家でロシア国内に拠点を置く人権団体「メモリアル」のチェチェン支部代表、ナターシャ(ナターリヤ)・エステミロワ(7月15日殺害)。
やはり、ロシアの息が掛かったやくざなチェチェン政権に批判的だったNGO団体代表、ザレーマ・サドゥラーエワ(8月10日殺害)。 そして、彼女の夫である活動家、アリク・ジャブライロフ(同じく8月10日殺害) ……

ここニッポンという土地が前代未聞の悲劇に遭遇しているというのに、地球のどこにあるのか分からないような土地の悲劇など…… と、多くの方々は思われるかもしれません。
しかし、だからといって〜見ざる聞かざる触れざる〜といった態度をこれからも取り続けてよいのでしょうか?

以前、このページでも記させて頂きましたが、身近な人々が「被害者」となっている今こそ、或いは間接的にでも「被害者」となってしまった我々だからこそ、遠いコーカサスの土地での悲劇を知り、また「忘れてはならない」のです。

ootomiootomi 2011/10/09 22:50 おっしゃるとおりです。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証