みえるものたち

膚寸南北に心無けれども、風に遇うときは則ち飛ぶ。


「心がありのままの姿であれば、
風にのってどこまでも、自由自在に飛んでいく。」


空海[遍照発揮性霊集 巻第三]―





つなぎを着ての畑仕事は楽しい
杭を打ったのも久しぶりだ
こみ上げるものを抑えることなく
うふふ。と静かに微笑む
ただ、それだけでいい