時が線になる速さ

周りがどんどん変化して、一生懸命追いかけるのだけれど
どうしたって追いつけない
一息ついている間に
急速な時の流れを目の当たりにして
ただただ呆然としてしまう
超高速メリーゴーランドから降りることができないような



心配事や不安が押し寄せてきて
それを外に出さないようにするので精一杯
ぽっかり空いたその隙間に
またまたそいつらが侵入しようとするものだから
いやはやまいったまいった



なりふり構わずさらけ出すことが出来ていたなら
あるいは、何か少しでも変わっていたのかもしれない




無くしたはずなのに、元から無かったような
無くしたはずなのに、これからもずっとあり続けるような