12日夜はR太と映画「スキャナー・ダークリー」を鑑賞、その後白亜へ。主・i田や先客・A部などの愉快な学生たちと適当にしゃべったり飲んだりして宿泊。13日はi田氏とともに映画「パプリカ」を鑑賞、その後軽く飲む。肝臓がアクティブな週末である。

映画の簡単な感想。「スキャナー・ダークリー」は原作未読。ドラッグ中毒の連中がやってるバカ騒ぎ・意味不明発言の部分に爆笑。しかし、前日寝不足のためところどころ意識が途切れ、よくわからなくなった。上映の最終日・最終回でなかったらもう一回くらい見たと思う。原作を買ったので読んでプロットを理解したい。

「パプリカ」ははるか以前、リアル厨房のときに地元の図書館で借りて読んだような覚えがあったが、あらすじを見ても思い出せなかったので読んでないのとほぼ同じ。でも、途中寝なかったので、理解できた。これも、夢をのっとられた人たちの意味不明な発言がひとつの面白ポイントであった。ただし、意味不明発言に限っていえば「スキャナー・ダークリー」のほうがより面白かったといえよう。あと、私はあまりアニメを見ないので、最先端のアニメーションを大画面で観ておどろいた。迫力あった。粉川警部の夢の中で廊下がぐにゃりと曲がるシーンなど、夢の「手触り」みたいなものが感じられた気がした。ただ、夢の中の異形のものたちが現実世界にはみ出してきて大行進するシーンは、たしかにすごいんだけど、「千と千尋の神隠し」の類似シーンがなんとなく想起されて、衝撃度はそんなでもなかった。ラストは、ものすごく爽やかな感じで終わってちょっと違和感があったけど(漠とした記憶では後味悪い話だったような気がしたから)、充分面白かった。あと、テーマ曲がよかった。