ペイ・フォワード

ペイ・フォワード [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ (2010-04-21)
売り上げランキング: 1,445
可能の王国とかいう邦題はダサいです
これなんであんまり知名度や評判が芳しくないのかというとオチが残念なんですね。どうなるかは見ていただいて。とりあえずえ!!ってなります。ビックリです。予想外です。
あらすじは中学の新学期、社会の授業で世界を変えるにはどうしたらいいか考えてくることを課題に出されたハーレイくんことトレバーは、人から受けた厚意をその相手に対して恩返し=“ペイ・バック”するのではなく、 他の誰かに違う形で先贈りして善意を広げていく=“ペイ・フォワード”映画の中では「次へ渡せ」という言葉で翻訳されています。という画期的なアイデアを発表し実際自分でもやって見ます。
まずは1人目町のスラムにいた路上生活者の人にご飯をあげたりお金をあげて仕事につけるようにしてあげます。一度は上手くいったのかと思ったのですが、このホームレスは麻薬中毒でトレバーが会いに行ったときまたドラッグをやっていて更生して社会復帰にはいたりませんでした。
次は偏屈な社会の先生シモネット。彼は素直に物をいえないし孤独だった。彼にひとりじゃないよと何故か自分の母をあてがうwお母さんもアル中に悩むシングルマザーで仕事を2つ掛け持ちし、なんとか息子を養っていこうと必死なのだった。お父さんはまさかのボンジョビですwボンジョビ出てきた時ワロタ。たしかにこういうイケメンバンドマンと結婚したら苦労するわ。
トレバーががんばって、二人はうまく行きます。と同時にペイフォワードの成功とも言え、先生に次につなげてねとお願いします。でも大人はチキンなのよ・・・。
最後はいじめっ子。ヤンキーにいじめられてていけない!助けなきゃ!って思うんだけど恐くてできなかった。今度は・・・と思ったときまさかの展開が。。。
イデアすばらしいけど実際やってみてうまくいかなくて苦労してっていうのがリアルな社会だし難しいし相手の善意を信じるっていうのなかなか見返りなしにできなかったりするけども、大事なことだと思った。
この作品元気が出ると思って見たんですけど、やるせない気持ちになって終わっちゃったよ。。。
前向きになりたいならガタカ見たほうがいいかも。救いが欲しい。こういういい話は大円団で終わるのが一番スッキリ気持ちよく終わるのになぜひねる。やっぱ意味ないじゃないと思ってしまうからキャスト豪華な割りに知名度少なめなんだな。見てる人が明日からやってみようって思わせたほうが勝ちだと思うんだよなぁ。悲劇より喜劇が喜ばれて名作として評価されるんだからさ