歌への思い
新曲の練習が楽しいこの頃!
歌に対する想いは昔から強かったようで、中学3年の最後の合唱コンクールにはかなりの気合が入っていた!
当時私は生徒会の役員で、生徒集会の司会などをよくやっていた。
生徒会のみんなは、お昼ミーティングという名で「生徒会室」に入り、だべりながら、ごはんを食べるのだ!
「生徒会室」に入れるだけで、なんだかえらい気分になるのが好きだった(笑)
ある日のミーティングで、生徒会長で3組だった込山くんがさらっと言った。
「2組の合唱には絶対負けない自信があるね!」
私はその瞬間、込山くんにどなり、大泣きをし、生徒会室を出て行った。
わたしは、当時の込山君の彼女にそれを伝え、ふたりがわたしのもとにとても申し訳なさそうに謝りにきたという伝説を残したことがある。
込山くんの、ただのひと言。仲良しだからのひと言。
そのたったのひと言に、15才の私は悔しくて大泣きしたのだった。
『絶対2組の歌が一番になるんだ!!』
と思っていた。
なりたかった。
ちゃんと歌わないクラスメイトには、自分より怖くない人たちにはエールを、そして怖い人たちには何も言わなかった。
私たちは章をのがした。
中学の伝説といえば、入学した2日目、クラスで仲良くなった白倉くんが4組の渡辺くん?(だった気がする)通称「ドテチン」を連れてきた。
そして、ふたりで私に向って言うではないかっ!
『やーい!三蔵法師ー!』
たったのひと言。
私はむかついて、席を立ち、ドテチンにかかった。
いつのまにか、ドテチンと私(三蔵法師)は、2組の前の水のみ場がある廊下で取っ組み合いをしていた。
無我夢中でドテチンを倒してやりたかった!!
「だれが、三蔵法師じゃー!!」と。
そして、私は倒された。
ドテチンは、満面の勝利顔で倒れている私を眺めた。
私は倒れこみながら辺りを見渡した。
そこには、ドテチンと三蔵法師を囲む大きな輪・・・。
皆が何事かと思ってクラスから出てきたのだ!!!!!!!!!!
私の中学の入学は、「三蔵法師の敗北」で始まり、「込山くんへの怒り」で幕を閉じた。
込山くんは頭も良く、152人中いつも5位以内に入るような頭の良い生徒会長だった。
そんな込山くんに負けたくなかったのか何なのか、中学時代は必死で勉強した。
中学時代に2度、全クラス1位をとった時の勝利の感覚は最高だった!!
中学のときの私は、「負けたくない!!」一心だった。
その頃は、毎日帰宅しては、部屋にあがり、懐中電灯のスイッチをマイクのスイッチ代わりにして、鏡の前で歌っていた。
SPEEDのHiroの音域が出したくて、鏡の前でSPEEDばかり歌っていた。
熱唱everydayだった。
この歌への負けず嫌いの思いは、高校に入り、ゆかちゃんという強烈な人物に出会いおさまることになる。
なんだこのBlogは!
たまにね♪