Hatena::ブログ(Diary)

餞驟窟誌

2016-07-04

【こよみ 平成28年7月4日(月)旧暦6月1日(赤口)大潮 仲夏夏至】 30候 半夏生 夏至末候 新月 那須の日 梨の日 アメリカ独立記念日

二十四節気雑節
新月

朔。月と太陽の黄経差が0°となる日。旧暦ではこの日が暦月の朔日となる。

那須の日
那須高原観光協会が制定。「な(7)す(4)」の語呂合わせ。

梨の日
7月4日の7と4の語呂合せから生まれた記念日。

[諸外国の記念日]
独立記念日(Independence Day)
(アメリカ合衆国)
1776年、トーマス・ジェファーソンベンジャミン・フランクリン、ジョン・アダムスらによって作成された独立宣言書によって英国からの自由と独立を宣言し、アメリカ合衆国が誕生した。また、1584年にイギリスの探検家ウォルター・ローリーが、北米開拓の為にヴァージニア州に上陸したのもこの日だった。

フィリピン独立記念日
1946年のこの日、1934年に制定された「フィリピン独立法」に基づいてアメリカトルーマン大統領が独立を宣言し、フィリピン共和国が誕生した。

西園寺公経の船、宋から帰還(1242)
アメリカ英国からの自由と独立を宣言(1776)
▲英オックスフォード大学の数学教師チャールズ・ドジソンが、友人
 アリス・リデルのために作った「不思議の国のアリス」出版(1862)
▲露国軍艦一艘、北蝦夷地久寿内へ渡来。男女100余人が上陸駐屯(1865)
フィリピン共和国成立(1946)
▲初の経済白書、社会党片山内閣により発表(1947)
▲第一回プロ野球オールスター・ゲーム(1951)
破壊活動防止法、成立(1952)
新東京国際空港成田に決まる(1966)

誕生:ホーソン(作家1804) フォスター(作曲家1826) 
   ルイ・アームストロング(ジャズトランペット奏者1900) 
   ニール・サイモン(劇作家脚本家1927) おりも政夫(タレント1953)
   真野あずさ(女優1957) ヒロコ・グレース(タレント1969)
   
誕生花:もくれん(紫) (Lily Magnolia)     花言葉:自然愛




===============================================================
============== 2016.07.04(月) (本日の論説)  ============
===============================================================

風知草 前提をめぐる疑問=山田孝男
毎日新聞 2016年7月4日 東京朝刊

 アベノミクス経済成長をめざす。アベノミクス参院選の争点である。

 だが、グローバリゼーションの荒波がうねる中、人口減少と少子高齢化の日本で成長を求める政策は正しいか、そもそも成長できるのか−−という根本が問われることはない。

 公明党憲法改正ブレーキ役だが、アベノミクスブレーキは踏まない。アベノミクス批判野党経済成長追求という前提自体を疑うことはない。

 参院選ポスター掲示板のどの片隅にも、経済成長に対する懐疑がない。

     ◇

 「全国民がグローバルな競争に立ち向かい、総活躍しなければならないなんてことないですよ」

 エコノミスト水野和夫法政大教授(62)が首をひねって苦笑いだ。

 この人、元は証券会社の調査マン。「資本主義終焉(しゅうえん)と歴史の危機」(集英社新書、2014年刊、累計28万部)を書き、「資本主義は終わった」は流行語になった。目下、「株式会社は終わった」を主題に続編を準備中という。

 その水野によれば、

 現実に苛烈な国際競争にさらされている日本の輸出産業(自動車、電機、一般機械)の売上高は全産業の1割に満たない。

 逆から見れば、9割は内需型企業である。

 世界市場が相手の国際企業には不断の構造改革が必要に違いないが、内需型企業には、それと同質の自己改革や奮闘が求められているわけではない。

     ◇

 イギリス欧州連合(EU)離脱へ向かわせた背景の一つとして、英紙「ガーディアン」の記者が「都市の経済成長を重視してきた政府に対する、地方住民の怒り」を挙げていた(本紙6月26日朝刊)。

 グローバル時代。経済政策ではグローバルな調整が優先され、ローカルな課題は後回しになる。

 都会の経済成長が田舎まで潤さないとすれば、地域が拠点の内需型企業はどうすればいいか。水野はこんなアイデアを語る。

 「株式の現金配当を制限して現物給付にする。たとえば鉄道会社が回数券を出し、スーパーマーケットが買い物券を出す。交換比率が決まれば地域通貨もできるでしょう。顔の見えない株主にマネーで支配される危険性を排除し、<株主>イコール<ユーザー>という地域社会を築く」

 グローバルなマネーゲームの悪弊が厳しく問われている今、「グローバリゼーションが進むほど、地域社会の安定が重要」「資本主義の先頭ランナー・日本からこそ転換を」という水野説は傾聴に値する。

     ◇

 右肩上がり経済成長は20世紀後半以降、経済大国の変わらぬ目標であり、国内総生産(GDP)拡大こそ、日本の国力の基本だと考えられてきた。

 だが、国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、日本の人口は、10年の1億2806万人を基準にすると、60年までに3分の1が消え、2110年には当初の3分の1程度にまで縮小する。

 わが国の21世紀は、まさに人口減少の世紀(同研究所)だが、原因は複雑であり、小手先の策で克服できるとは思えない。

 参院選まで1週間。政策論戦の基本を、我々が直面している現実とどう向き合うか−−に絞ってほしいところだが、残念ながら、そうなっていない。

 せめて、GDP拡大で万事解決−−と言わんばかりの空疎な宣伝をやめてもらいたい。(敬称略)=次回は18日に掲載

================================================================

社説 視点・2016参院選 地方の活性化 各党の目配りを問う=論説委員・松本泉
毎日新聞2016年7月4日 東京朝刊

 大阪ミナミ道頓堀黒門市場は平日でもアジアや欧米からの観光客でにぎわう。「爆買い」人気で、大阪の消費額は飛躍的に伸びた。関西経済にとって久しぶりの明るい話題だ。

 一方、かつて日本経済を引っ張った家電業界では、シャープが台湾企業に買収され、三洋電機は事実上消滅した。バブル崩壊後の20年間で大阪府内の製造品出荷額は4割減り、中小のメーカーが密集する東大阪市では町工場が約1万から約6000に減った。

 地方経済の構造的な長期低落に歯止めがかからない。東京一極集中から脱却し、地方を活性化させるためには何が必要なのか。選挙戦議論を交わすべきテーマである。

 自民党公約で「地方創生なくして日本の再生なし」とうたうが、具体策は政府機関や企業の本社機能の地方移転支援、観光の振興など新味に欠ける。問題は実効性だ。

 民進党は「地域主権改革」推進を主張する。民主党政権時代に導入した「一括交付金」復活が柱だ。しかし自治体から「使い勝手が悪い」との声が上がるなど当時の評判は必ずしも高くなかった。雇用創出や財政支援などを公約に掲げる党は多いが、それだけでは物足りない。

 地域が抱える課題を解決しながら活性化につながる産業を育て、自立した経済圏の確立に踏み出すにはどうすればよいか。

 例えば、関西財界設立したシンクタンクアジア太平洋研究所は、健康・医療産業を有望なビジネスに挙げる。先進モデル地域の実現に産官学で取り組めば、急速な高齢化というピンチを好機にできるはずだ。

 地元の資源を生かして活性化の糸口にしようという自治体の取り組みは、危機打開のヒントになる。

 中国山地の中央にある岡山県真庭市は昨春、官民共同で国内最大級のバイオマス発電所を稼働させた。林業の不振を逆手にとって間伐材や木くずを利用し売電で利益も出している。

 山間部にある徳島県神山町光ファイバー網を整えたことで、首都圏のIT企業など十数社が進出した。移住者も相次いで飲食店が増え、農産物の地産地消という好循環も生まれた。

 東京一極集中是正特効薬はない。公共事業や大型イベントの誘致も開催も構造問題の解決にはつながらない。

 大切にしたいのは、地方が自力で活性化を模索する動きだ。それぞれの地域の実情に応じたきめ細かな政策を持っているのはどの党か、じっくりと見極めたい。

================================================================

社説高齢化と政治 長寿をリスクにするな

毎日新聞2016年7月4日 東京朝刊

 老後が心配だという声をよく聞く。参院選での有権者の関心も「年金介護」が高い。消費増税の延期で低年金・無年金者の支援や低収入の高齢者介護保険料の減免が見送られる公算が大きく、ますます老後が不安になった人は多いだろう。

 こうした高齢者の心情を逆なでするような発言が麻生太郎副総理財務相からあった。「90歳になって老後が心配とか、わけの分かんないこと言っている人がこないだテレビに出てた。オイいつまで生きてるつもりだよと思いながら見てました」。参院選応援に訪れた北海道小樽市での講演だ。

 「個人金融資産は1700兆円を超えるのに、それが消費に回らないことが問題」というのが講演会での麻生氏の主張である。しかし、政府の無策のために高齢者は不安で金をためているのであり、安心して消費できるようにするのが政府の責任ではないのか。それを棚に上げて、高齢者をやゆするのは心得違いもはなはだしい。

 麻生氏のように75歳になっても健康で裕福な人ばかりではない。お金も家族もない高齢者にとって老後が心配なのは当たり前だ。

 日本人の平均寿命は延び続けており、100歳以上の人は6万人を超える。2050年には68万を超えるとの推計もある。厚生労働省は今年から敬老の日に100歳のお祝いに贈る「銀杯」を純銀製から銀メッキに変更する方針という。このまま100歳の人が増え続けると経費が膨らみすぎるためだ。

 若くして死亡するリスクに備えるのが死亡時給付型の生命保険だが、「長生きリスク」の方を国民は心配するようになり、入院時やがんになった時に保険金が支払われる医療保険に入る人が増えている。

 もともと公的年金は何歳まで生きても受給できることから、「長生きリスク」に備えた社会保障制度だ。だが、少子高齢化年金財政を維持するため、受給水準を下げるマクロ経済スライドが導入された。年金給付が下がっていくのであれば、誰しも老後が心配になるだろう。

 民間の医療保険が人気を集めるのは、公的社会保障が不十分であてにならないと多くの人が思っているからではないのか。

 90歳を超えても現役で働き、文化的な活動をして社会に貢献している人は大勢いる。高齢になっても心身が健康な「健康年齢」を延ばそうというのは、安倍政権閣議決定した「ニッポン1億総活躍プラン」にも盛り込まれている。長寿をリスクにしないための方策こそが必要だ。

 国民の老後の不安に正面から向き合う政治であってほしい。

================================================================
===============  2016.07.04(月) (近頃の世情) =============
================================================================


ソユーズ 発射台到着 大西さん搭乗、7日打ち上げ

毎日新聞2016年7月4日 東京夕刊
f:id:chiakiy1999:20160704230146j:image
機関車にけん引され、発射台に運ばれるソユーズロケットバイコヌール宇宙基地で2016年7月4日午前7時10分、阿部周一撮影

 【バイコヌール宇宙基地カザフスタン)阿部周一】国際宇宙ステーション(ISS)に向かう大西卓哉さん(40)ら日米露3人の宇宙飛行士が搭乗するロシアソユーズロケットが4日午前、カザフスタンバイコヌール宇宙基地発射台に移された。7日午前7時36分(日本時間同10時36分)の打ち上げへ最終準備が進んでいる。

 ロケットは全長約50メートル、重さ約305トン。約7キロ離れた基地内の組み立て棟で専用台車に横倒しで載せられ、4日午前7時(日本時間同10時)ごろから機関車に引かれてゆっくりと運ばれた。約2時間で発射台に到着した。

 大西さんは今回が初飛行で、10月30日ごろに地球に帰還する予定だ。約4カ月間のISS滞在中、科学実験などさまざまな活動を行う。

 発射場は旧ソ連が1957年、大陸間弾道ミサイル用に使用を始めた。61年には、人類初の宇宙飛行をした故ユーリー・ガガーリン飛行士が乗ったボストーク1号の打ち上げにも使われた。ソ連崩壊後はロシアカザフスタンから借りて使用している。

================================================================

みんなの広場 年金問題「若者VS老人」に疑問=無職・木原洋子・66
毎日新聞2016年7月4日 東京朝刊
 (福岡市南区

 年金問題報道される時、「若者VS老人」の問題として取り上げられることに疑問を感じます。これまでの政治の責任なのに、私たち高齢者に予算の分捕りを促しているかのようです。

 若者が無料で学校に通い、安心して結婚や子育てができる社会を老人も望んでいます。同時に、ずっと働き続けて年金税金を払い続けてきたのに今、生活できる分の年金をもらえない老人はたくさんいます。私もこれ以上年金を減らされたらどうしようかと不安を抱えている一人です。

 安倍晋三首相は、外国で高額の援助を幾度も表明してきました。防衛費は5兆円になり、東京オリンピックの動きを見ていると、政権の意思によって国の予算は決まると痛感させられます。一般国民に目を向けない政治の有り様は、これ以上許せない思いです。「若者VS老人」の枠に惑わされないよう、広い視野で問題を掘り下げてほしいです。

================================================================

憂楽帳 柳楽式毛糸はり絵
毎日新聞2016年7月4日 大阪夕刊 【香取泰行】

 定年後は趣味に生きるというシニア世代の人も多いが、奈良市で暮らす柳楽(なぎら)仁志さんの場合は特別だ。何しろ、就職と同時にずっと封印してきたオリジナルのアート「柳楽式毛糸はり絵」なのだ。

 ほぐした何色もの毛糸を、のりを塗った下絵の上にたんねんにはりつけていく。仕上がると、油絵のようになる。

 高校の美術の授業ではり絵の課題が出て、たまたま家にあった毛糸の見本を使ったのが最初だった。熱中して次々に作っているうちに評判になり、近所で「私にも作品を」と頼まれるようになった。

 卒業して都市銀行に就職し、島根県から大阪に出た。東京にも15年近く住んだ。仕事が忙しく入行後ははり絵作りから遠のいたが、毛糸などの材料を入れた箱は引っ越しごとに持ち歩いた。

 定年で移った子会社を2年前に65歳で退職し、はり絵作りを復活。今年1月には奈良市役所のロビーで展示もした。

 1日4〜5時間のはり絵作りが日課という。展示会に出す予定があるわけでもなく、ただ好きだから続けている。「飽きることはないですね」。そう言うと、さわやかに笑った。【香取泰行】


================================================================

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/chiakiy1999/20160704/1467641107