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餞驟窟誌

2016-10-26

【こよみ 平成28年10月26日(水)旧暦9月26日(仏滅)若潮 晩秋霜降 】 52候 霜始降 霜降初候  秋土用 原子力の日

ふろの日(毎月)

原子力の日
1963年(昭和38年)の今日、茨城県東海村日本原子力研究所の動力試験炉が日本で初の原子力発電を行った。これを記念して1964年昭和39年)に政府原子力の日を制定、原子力について国民の理解を深めてもらおうと様々な行事を行っている。

サーカスの日
1871(明治4)年、東京九段フランスの「スリエサーカス」による日本初のサーカス興業が行われました。

[諸外国の記念日]
建国記念日

(オーストリア)

勤労感謝の日
(ニュージーランド)

江戸幕府、五人組制度を強化(1637)
中山みき天理教をひらく(1838)
▲旧ソビエト成立(1905)
榎本武揚、死す(1908)
伊藤博文ハルビンで射殺される。狙撃者の抗日運動家・安重根はその場で 逮捕(1909)
ベトナム共和国成立(1955)
文部省による中学生一斉学力テスト実施(1961)
茨城県東海村日本原子力研究所で日本初の原子力発電成功(1963)
金沢兼六園京都浄瑠璃寺庭園が特別名勝の指定うける(1964)
▲JR東日本が上場(1993)

誕生:ミッテラン(仏元大統領1916) 櫻井よしこ(ジャーナリスト1945)
   チャック・ウィルソン(タレント1946) 北方謙三(作家1947)
   小倉久寛(俳優1954) 野村義男(1964) 井森美幸(タレント1968) 
   原田龍二(1970) 佐々木収[moon child](1971) 千秋(1971)
   
誕生花:すいば (Rumex)      花言葉:情愛



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=========    2016.10.26(水) (本日の論説) ============
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水説 ノーベル賞の美談?=中村秀明
毎日新聞 2016年10月26日 東京朝刊
 <sui−setsu>

 「もやもやした気持ちになる季節がやってきた」

 ノーベル賞の発表が相次ぐ時期を、そんな思いで迎えた人たちがいる。女性の研究者たちである。

 医学生理学賞を受けた大隅良典さんの記者会見を見た明治大学教授の藤田結子さん(社会学)も、その一人だ。

 「家庭のことはまったく見ないで、研究に没頭する。そういう姿を見て、彼女は一生懸命支えようとしていた」と語る大隅さんに、「まただ」とムッとした。しかし、会見の終わりごろ、同席した妻の万里子さんの女性研究者に向けた助言に胸が熱くなった。

 「私は若気の至りで早めに結婚してしまった。きちんと勉強していれば、その後の人生はかなり違ったと思う。私は勉強することを放棄してしまったので、若い女性はチャンスがあれば仕事をして、できれば自分の幸せを実らせてほしい」

 藤田さんはこの発言を引用し、毎日新聞ニュースサイト経済プレミア」の連載記事で「妻の献身はノーベル賞受賞に不可欠なのか」と書いた。昨年、一昨年の受賞者が口にした「夫を支えた妻の話」も紹介し、3年連続のもやもやを込めた。

 家庭も育児も、大隅さんは若いころの生計も妻に頼った。万里子さんは大学院を中退し就職した。迷いや後悔はなかったのか。「若気の至り、勉強の放棄、自分の幸せ……。そこに複雑な思いを感じます」と藤田さんは語る。

 男が同じ立場になることはないだろう。日本女性科学者の会の元会長、大倉多美子さん(薬学)の話を思い出す。

 「研究者の世界は旧態依然男尊女卑。女は男の手足となって使われている。寝食忘れて日本の科学技術の発展の支え手となり、貢献しているが、社会の評価は低い」

 それが女性研究者の割合が世界最低水準という現実に表れている。政府男女共同参画局によると、日本はわずか15%で、40%台のポルトガルエストニア、30%台の米国英国トルコ、チリなどに大きく後れをとっている。

 女性に配慮し託児施設付きの学会もある。だが、「子連れの出張に経費はおりません」という大学は珍しくないそうだ。子どもを連れ、自腹を切ってなんとか学会に出る。誰かの「献身」を期待するどころかハンディだらけだ。日本の女性研究者ノーベル賞を受ける日は来るだろうか。

 少なくとも、家庭を忘れて研究に打ち込む科学者像を持ち上げ、「内助の功」を無条件に美談として扱うのはもうやめにしたい。(論説委員

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社説 電柱撤去 知恵絞って進める時だ
毎日新聞 2016年10月26日 東京朝刊

 都市の風景を変えられるだろうか。電線を地下に埋め、電柱撤去する「無電柱化」を加速する動きが東京都などで広がっている。

 電柱を減らすことは、景観の改善と防災対策の一石二鳥の効果が期待できる。多額な費用が壁となり、これまで作業は停滞していた。小池百合子都知事は推進論者として知られる。コストダウンを可能とする技術革新を主導してほしい。

 電柱電線が多い町並みは主要国で日本に特有のものだ。国内には電柱が約3500万本あり、年間約7万本ペースで増えている。

 電柱電線景観を損なうことはかねて指摘されてきた。電線だらけの景色にがっかりしたという外国人観光客の声も少なくない。

 しかも、電柱地震などの際に倒壊すれば緊急車両の往来を妨害し、被害を拡大させる。防災上のマイナス面も大きく、放置できない。

 これまで、自治体による無電柱化はなかなか進まなかった。早くから取り組んでいる東京都の場合も23区で道路の約7%どまりで、都内には約75万本の電柱がある。大阪名古屋市は5%程度だ。電線がすべて地中化されたロンドンやパリなどに比べ、差は歴然としている。

 作業が進まない最大の要因は、電線を地中深くに埋める工費がかさむことだ。国、自治体、電力会社など事業者が費用を分担するが1キロあたり5・3億円もかかるため、コストの圧縮が課題となる。

 東京都は2020年の東京五輪に向けて、23区の都道のかなりの部分の電柱をなくすプランを策定している。市区町村道についても防災重点区域で都の補助金を拡充し、市区町村の作業を後押しする。

 ただ、市区町村道の電柱は都内の電柱の9割超を占めるだけに、より対象を拡大することが必要になる。

 小池知事国会議員時代も無電柱化推進の中心だった。所信表明で「(無電柱化を)強力に進め、大きなうねりを起こす」と強調し、コストダウンに意欲を示している。

 国土交通省は、交通量の少ない道路であれば、従来より浅く電線を埋める方法も可能とする研究結果を公表している。技術開発で先行した海外の事例も含め、幅広く費用圧縮策を検討すべきだろう。

 無電柱化をめぐっては推進派の自治体首長200人以上が参加した市区町村長の会も結成されている。国が無電柱化を推進する理念などを定めた根拠法の制定を求めており、与党国会への提出を検討している。

 立法によって、電柱の新設を抑制する方針などを明確にしていくことは望ましい。国と地方が連携して「脱電柱」に力を注ぐ時である。



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発信箱 復興五輪とは何か=須山勉
毎日新聞 2016年10月26日 東京朝刊

 小池百合子東京都知事が進める東京五輪パラリンピックの会場見直しは、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が4日間の訪日中にガラッと風向きを変えてしまった。注目されるボート、カヌー・スプリント会場の宮城移転案は、バッハ会長が賛同しなかったことで「実現は困難」との見方が強まっている。代わりにバッハ会長は、野球ソフトボールの予選などを東日本大震災被災地で実施することに前向きだった。復興五輪は忘れていませんよ、というメッセージなのだろう。

 でも、復興五輪って何だろう。よく言われるのが(1)スポーツの力で被災地を元気にする(2)復興へ歩む姿を世界へ発信する、の二つ。(1)はいいが(2)は難しい。「復興」に複雑な思いを抱く被災者は4年後もかなりいるはずだ。そんな人々も共有できる理念こそ必要なのではないか。IOCの希望通りに被災地競技やイベントをやれば済む話ではないと思う。東京大会を招致する切り札に「復興五輪」を持ち出したのは私たちなのだから。

 五輪のコストが膨大になり、開催を敬遠する都市が増えたことに危機感を抱くIOCはサステイナブル(持続可能)な大会運営を提唱している。一方、震災で人口が急減した東北の被災地も「どうしたらこの地域を持続していけるか」と知恵を絞り始めている。例えば、環境に配慮した漁業林業に取り組んで日本ではまだ数少ない国際認証を受けたり、太陽光などの自然エネルギー開発を始めたりする取り組みが見られる。東京大会の運営にもそんな被災地の活動を取り入れれば、サステイナブル復興五輪につながるのではないか。

 そう思いません? バッハさん。(社会部編集委員

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===========  2016.10.26(水)   (近頃の世情) =============
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乳児遺体 駐車場の植え込みに 栃木、生後間もなく
毎日新聞 2016年10月25日 11時43分(最終更新 10月26日 14時01分)

 25日午前6時50分ごろ、栃木県矢板市扇町1の市営矢板駅前駐車場の植え込みで、タクシー運転手の男性らが乳児の遺体を見つけ、県警矢板署に通報した。乳児は男の子で既に死亡しており、同署は死体遺棄事件とみて捜査し、司法解剖をして死因などを調べる方針

 同署によると、乳児は高さ約70センチの植え込みの中に、裸のままあおむけの状態で置かれていた。身長は46センチで、腐敗や目立った外傷はなかった。へその緒がついたままで生後間もなく捨てられたとみられる。

 現場はJR矢板駅前。近くに交番はあるが、遺棄現場はトイレの裏側で人目に付きにくい場所だったという。【田中友梨】

 <翌日、高1女子が逮捕された>「妊娠、出産知られたくなかった」


乳児遺体 殺人容疑で高1女子逮捕 栃木矢板

毎日新聞 2016年10月26日 11時04分(最終更新 10月26日 14時00分)

 栃木県矢板市の植え込みで乳児の遺体が見つかった事件で、栃木県警矢板署は26日、県北部に住む高校1年の女子生徒(16)を殺人の疑いで逮捕した。生徒は妊娠や出産を知られたくなかったと供述しており、容疑を認めているという。

 逮捕容疑は今月16日夜、JR矢板駅の西広場にあるトイレで男児を出産し、近くの植え込みに置き去りにして殺害したとしている。

 県警によると、トイレに多量の血液があるとの通報が17日にあり、周囲を捜査したが、男児を発見できなかった。遺体は裸でへその緒がついており、生後まもなく置き去りにされたとみられる。【野田樹】


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憂楽帳 大阪病からの脱却
毎日新聞 2016年10月26日 大阪夕刊 【山下貴史

 「大阪病」という言葉があるそうだ。劇作家平田オリザさんによると、大阪は1970年の万博成功体験が大きすぎて大規模開発やイベントなど外からの集客に頼る施策を続けてきた。そんな「病」から抜け出せていないという指摘だ。9月の大阪市内の講演で聴いた。

 2008年大阪五輪サミットの招致失敗、大阪府市特別顧問が提案した道頓堀川をプールにする構想の頓挫……。一方、天満天神繁昌亭と地元商店街の成功例も紹介された。若い噺家(はなしか)と店主が杯を傾け、催しのアイデアを生む好循環が街を元気にしたとたたえた。自分たちの文化や誇りは何か、どんな付加価値があれば人が来るのかを考える力−−文化の自己決定能力が必要だと訴えた。この力を育むには、子供の時から文楽など本物の文化に接するしかないという。

 折しも講演の翌日、首相が25年の大阪万博誘致を「地域経済活性化の起爆剤となる」と国会でぶち上げた。大阪府の鼻息も荒い。しかし、足元にある文化を育むことを忘れないでほしい。祭りは盛大であったとしても、その後に何が残るか。心配でならない。【山下貴史

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