Hatena::ブログ(Diary)

餞驟窟誌

2017-02-17

【こよみ 平成29年02月17日(金)旧暦1月21日(先負)中潮 初春立春 】  03候 魚上氷 立春末候  祈年祭 天使の囁きの日 いなりの日 中部国際空港開港記念日 千切り大根(切干大根)の日 安吾忌

2017.02.17(金) 立春 立春末候 03候 魚上氷 魚氷をはいずる
 割れた氷の間から魚が飛び出る  02月13日(月) 〜02月17日(金)

千切り大根(切干大根)の日
広島県福山市の乾燥食品メーカー・こだま食品が2010年に制定。
千切り大根の生産が2月に最盛期を迎えることと、「千」の字を「二」と「1」に見立て、「切」の字の「七」を合わせて2月17日とした。

中部国際空港開港記念日
2005年のこの日、愛知県常滑市沖に中部国際空港(愛称 セントレア)が開港した。

祈年祭
神道の祭祀の一つ。その年一年の五穀豊穣を祈る予祝行事である。現在は2月17日に行う神社が多い(統一されているわけではない)。

ノアの洪水の日
旧約聖書で「ノアの洪水」が起きたのがノアが600歳の時の第2の月の17日となっています(創世記第7章)。 40日間雨が降り続いてすべてが水没し、1年後の第2の月27日に地が乾きました(創世記第8章)。

天使の囁きの日
1978年(昭和53年)のこの日、北海道幌加内町(ほろかないちょう)の母子里の郷で国内最低気温(非公式)のマイナス41.2℃を記録。このことより、同町の住民が寒さを体験するイベント「天使の囁きを聴く集い」を開催している。天使の囁きとは、ダイヤモンドダストのことである。

雪の特異日
東京で雪の降る確率が高い日。 1981〜87年の7年間で70%の確率で雪が降っています。

いなりの日
日本の食文化の中で多くの人に親しまれているいなり寿司を食べる機会を増やすきっかけを作ろうと、いなり寿司の材料を製造販売している株式会社みすずコーポレーションが制定。日付はいなりのい〜なで毎月17日に。

国産なす消費拡大の日

4月17日の「なすび記念日」の17日を、毎月なすの消費を増やす日にしようと、冬春なす主産県協議会が2004年2月9日に制定した。

[著名人の誕生日・命日]
安吾

「白痴」「堕落論」などを著した作家、坂口安吾の命日。新潟市生まれ。

マドリード支倉常長の洗礼式(1615)
ハイネ没。58歳(1856)
歌劇蝶々夫人」初演(1904)
東京帝大が聴講生の規定を制定し、女子の入学を許可(1920)
エジプト考古学者カーター、ツタンカーメンの墓を開ける(1923)
▲新聞に初の選挙広告、登場(1928)
日蓮宗の改革を唱える「死なう団」(日蓮会)が皇居前などで集団割腹(1937)
金融緊急措置令(新円を発行、預金封鎖)(1946)
イギリス水爆製造開始を表明(1955)
マラソン、日本人初の世界新記録(1963)
三里塚少年行動隊結成(1970)
堀江謙一(54)が、足こぎボート「マーメイド」でハワイ沖縄の110日の単独横断を達成し沖縄沖に帰還する(1993)
長野冬季五輪、ジャンプ団体 日本「金」(1998)

誕生:マルサス(経済学者1766) シーボルト(医学者1796) 
   島崎藤村(詩人・作家1872) 梶井基次郎(作家1901) 
   中村鴈治郎(歌舞伎俳優1902) 岡本喜八(映画監督1924) 
   坂口征二(元プロレスラー1942) 竹脇無我(俳優1944) 吉澤一彦(1955)
   有村かおり(1959) 服部まこ(タレント1961) 早坂あきよ(1962) 
   奥居香(歌手1967) 舞の海(力士1968) YUKI[JUDY AND MARY](1972)
   
誕生花:野の草 (Wild Flowers)   花言葉:自然のなつかしさ




季語刻々 <坪内稔典>  2017.02.17(金)
風光る さくら第一 保育園
毎日新聞 2017年2月17日 東京朝刊

 ◆今


    風光る さくら第一 保育園  二村典子    


解題



 風がきらきらと光り、まるで春の明るさを配っているよう。それが季語風光る」。この季語、ことに近年、早春季語として人気が高い。その明るさ、軽さが時代の気分に合っているのかも。今日の句のさくら保育園の名前だろう。保育園の周りには桜の木があって、花芽がふくらんでいる感じ。子どもたちの声もきらきらしている。<坪内稔典


語釈・晦渋語 &出典

今日の句のさくら保育園の名前だろう。保育園の周りには桜の木があって、花芽がふくらんでいる感じ。子どもたちの声もきらきらしている。<坪内稔典

鑑賞


 風がきらきらと光り、まるで春の明るさを配っているよう。それが季語風光る」。この季語、ことに近年、早春季語として人気が高い。その明るさ、軽さが時代の気分に合っているのかも。

俳人

二村典子

二村 典子  1962年生まれ  愛知県在住 船団会員  句集「窓間」(北溟社)



===============================================================
=========  2017.02.17(金) (本日の論説) ============
===============================================================

金言 二つの同盟の対照=西川恵
毎日新聞 2017年2月17日 東京朝刊
 <kin−gon>

 訪米した安倍晋三首相とトランプ米大統領初顔合わせをテレビで見ていて、2人のやりとりに笑ってしまった。両首脳が椅子に腰かけて手を握り合うと、2人にカメラの方を見てもらおうと、日本の同行記者団から「総理、こちらを向いてください」と声が上がった。

 「彼らは何を言っているのだ」と聞く大統領に、首相はひと呼吸置いて、英語で「Look  at  me(私を見てください)」と答えた。「彼らは言っている」という部分を省いたから、手をしっかり握りながら大統領首相をじっと見つめ、首相はカメラの方を向くという、可愛いチグハグぶりを見せた。

 2月半ばまでに訪米した外国首脳は、トランプ政権と親しい英、ヨルダン、日、加、イスラエルの5カ国。このうち安倍首相に対するトランプ氏の厚遇ぶりは突出している。

 カナダトルド首相との共同記者会見(13日)でも、北朝鮮問題を記者から問われた大統領は「安倍首相と週末を含めて互いに知り合う大変いい機会をもてた。我々、そして代表団、スタッフ同士、長い時間を共に過ごした」と述べた。

 世界のさまざまな問題では親しい同盟国と密に協力していくと言いたかったようだが、改めて安倍首相のことを引き合いに出したことは、よほど相性が合ったのだろう。

 太平洋を挟んで日米が首脳レベルで早々に緊密な関係を構築したのに対し、大西洋を挟んだ欧州連合(EU)からは離脱を決めた英国を除き、誰一人、首脳が訪米していない。

 EU中核国の仏独はEU解体の期待を口にする米大統領にこちらから会いに行く必要はないとの反発に加え、多文化主義人権価値を否定するような人間と会談すれば世論の猛反発を招くことは英首相で実証済みだ。しかしロシアの脅威は存在し、ロシアと近接するポーランドバルト3国は、EU結束と対米関係強化の間で揺れている。

 EUとしては首脳同士の関係は横に置いて、一歩ずつ実務レベルで米欧間の信頼を確認していく以外ない。その意味で15、16日のブリュッセルでの北大西洋条約機構(NATO)国防相会議、16、17日のボンの主要20カ国・地域(G20)外相会合は、トランプ政権下での米欧関係を模索する第一歩となる。

 欧州にとって救いは、安全保障に関わるマティス国防長官とティラーソン国務長官がEUの重要性を理解している賢明な人物であることだ。(客員編集委員


================================================================

社説 稲田防衛相 省内を統率しているか
毎日新聞 2017年2月17日 東京朝刊

 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)をめぐり稲田朋美防衛相の答弁の揺らぎが目立つ。民進党など野党4党は、稲田氏の辞任を要求する方針で一致した。

 防衛省は、南スーダンで昨年7月に起きた武力衝突の状況を、陸上自衛隊派遣部隊が記録した日報を公表した。「戦車や迫撃砲を使用した激しい戦闘が確認される」など生々しい様子が伝わってくる。

 日報に「戦闘」が頻繁に登場することについて、野党は、自衛隊の活動が、憲法9条やPKO参加5原則に抵触するのではないか、と国会で追及し、撤退を求める声も強まっている。

 国会での論戦は、日報の表現ぶりや、その解釈に焦点があたっている。重要なのは、現地の情勢を正確に把握し、自衛隊としてどういう活動をしていくかの議論を深め、それと並行して有意義な活動ができなくなった時の撤退に向けた準備も整えておくことだろう。

 政府は、この場合の「戦闘」は一般的な意味で使っているものであり、南スーダンには紛争当事者となるような国や国に準ずる組織はなく、法的な意味での「戦闘行為」は起きていないと説明している。

 ところが、稲田氏の答弁は、憲法9条との関係が問題視されないよう、戦闘を武力衝突と言い換えていると受け取られかねないような内容だった。稲田氏が答弁に窮し、安倍晋三首相が引き取ってその場を収めることもたびたびある。防衛相の答弁が安定性を欠くようでは困る。

 一方、今後、日報では「戦闘」の言葉をよく理解して使うように政府が指示したのも、本末転倒だ。現場の自衛隊員の生の報告を国会審議のために封じるようでは、正確な情報は伝わらない。

 防衛省は、日報の情報公開請求を受け、当初は廃棄を理由に不開示にしたが、自民党議員から再調査を求められると、一転して電子データが残っていたとして、開示した。

 電子データが残っていたことがわかった後、稲田氏に報告されるまで1カ月もかかったのは理解に苦しむ。稲田氏が省内を統率し、情報が迅速に報告される体制をとっていないことに原因があるのではないか。

 防衛省文書管理のあり方自体にも問題が多い。なぜ文書を廃棄する必要があったのか。稲田氏は「隠蔽(いんぺい)ではない」と語る。

 第1次情報を廃棄すれば、都合のよい情報だけが報告されかねない。事後検証も難しくなるだろう。防衛省は半年間、保管するよう改めるというが、電子データを長期間保存するのは、難しくないはずだ。文書管理について抜本的に見直すべきだ。


================================================================

記者ノート 22歳の宮司 /熊本
毎日新聞 2017年2月17日 地方版 【柿崎誠】

 「日本で一番若いかも」。熊本城の守り神として建てられた熊本城稲荷神社熊本市中央区)の本田伊熙宮司は落ち着いた語り口が印象的だ。昨年11月28日、父で先代の光曠(みつひろ)さん(65)が亡くなった。わずか22歳で宮司に就いた。

 真和高、国学院大を経て昨年3月に東京大神宮で修行を始めた矢先の大地震。境内はひび割れ、社務所も傾いた。最後まで再建に奔走した先代を思い、「父が守った神社を俺が守らないかん」と決意を固めた。

 就任から2カ月、周囲の支えを実感する日々だ。「守護神として熊本を盛り上げたい」と若い瞳に400年超の歴史を背負う覚悟がにじむ。【柿崎誠】



==============================================================

発信箱 対トランプ力=福本容子
毎日新聞 2017年2月17日 東京朝刊
 日本とカナダ首相が、アメリカで立て続けにトランプ大統領会談した。2人の対トランプ力を比べてみたい。

 <握手編> 忍耐力では、出迎えのハグ、そして19秒もの握手をこらえた安倍晋三首相の圧勝。でも学習効果か、カナダトルドーさんは出迎えた大統領の右上腕部を左手でがっちりつかみ、極端な接近を阻止。カメラの前の握手も、トランプさんから引き寄せられる前にぱっと指を離し、大幅時短に成功した。ネット上では大喝采。

 <入国禁止令編> 記者会見では、シリアなど7カ国からの入国禁止や難民受け入れ停止を決めた大統領令の話題が出た。トランプさんを直接非難しなかったのは2人いっしょだけど、発言内容というか、その意味するものが、随分違った。

 安倍さん 「内政問題なのでコメントしない」 トルドーさん 「私が他の国にどうしろと説教するのはカナダ国民が最も望まないこと。私の役目、我々(カナダ人)の責任はカナダ流を守り、世界の良き事例であり続けることです」

 カナダ流? 例えば、大統領令直後のトルドーさんのツイッター。「迫害、テロ、戦争から逃れてくる人たちへ。カナダ人信仰に関係なくあなた方を迎え入れます。多様性は我々の力」

 例えば、トルド政権が誕生した2015年11月以降、カナダが受け入れたシリア難民が4万人を超えた事実。ちなみに、今の移民難民市民権相は、大統領令の対象国、ソマリアからの難民だ。

 日本が昨年、難民認定した人の総数は、前年比1人増の28人。「ノーコメント」と言うほかない。

 実践裏付けがある「世界の良き事例」には、ねじ伏せようのない力がある。(論説委員




==============================================================
=========== 2017.02.17(金) 立春 (近頃の世情) ============
==============================================================

経済観測 働き方、リレーで改善=ワーク・ライフバランス社長 小室淑恵
毎日新聞 2017年2月17日 東京朝刊

 政府労働基準法改正への動きを受け、自社の残業を削減しなくてはと躍起になる経営者は多いが、今回はなんと他社の残業時間まで削減してしまった事例を紹介したい。

 大塚倉庫は2015年からさまざまな改革に取り組んできた。一例では事務所各フロアの最終退出者をチーム単位でイントラネットに記載させ、集計結果を周知し、社員(チーム)の「時間あたり生産性」への意識を高め残業時間削減を実現した。しかし物流業の根本は「入庫(他社)−保管(自社)−出庫(他社)」という外部企業とのリレーで業務を行うため、自社改善だけでは限界があることに気づく。

 きっかけは「朝9時から一番に荷降ろしするために、いつからトラックを止めて順番待ちしているのか?」という同社の保管倉庫に並ぶトラック運転手への質問だった。驚いたことに、駐車場で前日の夜から車中泊での順番待ちが常態化しており、この夜間の時間報酬は支払われていない。物流業界にはびこる長時間労働典型例である。これを受けて同社はなんと、他社企業の社員の長時間労働改善のためスマホアプリを開発した。

 運転手は前日仕事を終えてから、翌朝の荷降ろしの時間をアプリで予約すれば、帰宅して家族と過ごすことができる。入場から退出までの所要時間は30分以内となり待ち時間が65%も削減できた。運転手も家族との時間が増え喜んでいる。このような働き方改善が循環しはじめ、同社の物流量も124%増となりながら、10日以上の有給休暇を取る社員が20%も増加した。

 働き方改善をリレーという視点で捉え、他社との相互改善を実行したこの事例は、他の業種にも応用できる。自分だけでなく、前後の走者に配慮した働き方改善こそが経済の底上げになる。


================================================================


憂楽帳 感謝の気持ち
毎日新聞 2017年2月17日 大阪夕刊 【香取泰行】

 黒江みどりさんの長女は、生まれつき両耳がほとんど聞こえない。気づいたのは1歳の誕生日がすぎたころだった。

 補聴器をつけて語彙(ごい)を増やす訓練が始まった。必死だった。家でも黒江さんが目の前で言葉を何度も、口を大きく開けて繰り返した。動物園に連れて行き、おりの前で動物を指さして名前を教えた。

 長女は地元兵庫県宝塚市の中学校を出て、高校は姫路聾(ろう)学校で寄宿舎生活を送った。その後、筑波大学付属聾学校の専攻科でワープロなどを学び、今は趣味のサーフィンで知り合った聴覚障害のある男性と結婚して、静岡県で暮らす。

 黒江さんは年1回、訪ねて行って向こうの両親も交えて過ごすのが楽しみになっている。難聴児の親の会に入ったのをきっかけに始めた宝塚障害福祉市民懇談会の事務局の仕事も、25年が過ぎた。「娘のおかげでいろんな方と出会えて、感謝してます」と話す。

 その気持ちはまだ、長女に話したことはないという。「今度会ったら言ってみようかしら」と言うので、「その時の娘さんの反応をぜひ教えてください」とお願いした。【香取泰行】




================================================================

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/chiakiy1999/20170217/1487334885