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餞驟窟誌

2018-01-11

【こよみ 平成30年01月10日(水)小寒 旧暦十一月廿四日(仏滅)小潮 】 68候 水泉動 小寒次候 十日戎(えびす)初金比羅 110番の日(警察庁1985) 明太子の日

LPガス消費者保安デー(毎月)

二十四節気・七十二候・雑節
泉水温をふくむ(68候)

七十二候の一つ。小寒次候 68候 水泉動 しみずあたたかをふくむ 地中で凍った泉が動き始める 01月10日(水)〜01月14日(日)

金比羅
金比羅様の初縁日

110番の日
1985年昭和60年)12月に警察庁が制定した日で、翌年の1986年(昭和61年)より実施している。110番通報の大切さとその適切な利用をアピールする日で、110番を日付にすると1月10日になることからこの日となった。

明太子の日
1949年(昭和24年)に創業以来研究を重ねてきた「明太子」をはじめて店頭に並べ、福岡名産「からし明太子」が誕生した。福岡の食品会社ふくやが制定したもの。

徳川綱吉、没。64歳(1709)
▲甘藷(サツマイモ)の栽培はじまる (1724)
江戸に大火がおこる(1794)
ロンドンに世界最初の地下鉄開通。6キロ(1863)
政府徴兵令を公布(1873)
クレオパトラの墓、発見(1890)
国際連盟が正式に成立(1920)
ロンドン国際連合の第1回総会が開催(1946)
公務員の勤務時間、冬33時間、夏39時間から週48時間制へ。出勤時間が 早まり、遅刻者が相次ぐ(1949)
▲NHK教育テレビが開局(1959)
シャネル没。87歳(1971)
▲日本唯一の講談寄席上野本牧亭閉鎖(1990)

誕生:島村抱月(評論家1871) 高山樗牛(評論家1871) 伴淳三郎(俳優1908) 
   三遊亭圓歌(落語家1929) 長門裕之(俳優1934) 雁屋哲(漫画原作者1941)
   嵐山光三郎(作家1942) 小松政夫(タレント1942) 
   ロッド・スチュワート(ミュージシャン1945) あおい輝彦(俳優1948)
   林あまり(1963) 財前直見(女優1966) 山口達也[TOKIO](歌手1972)
   AKKO[My Little Lover](歌手1973) 田中祐二[爆笑問題](1965)
   
誕生花:つげ (Box-Tree)     花言葉:堅忍


季語刻々 <坪内稔典>  晩冬 2018.01.10(水) 小寒


海遠し一輪挿しの水仙


毎日新聞 2018年1月10日 東京朝刊


 ◆今


  海遠し一輪挿しの水仙に 横山康夫
       

解題


 水仙は海辺に自生する花。この句の水仙は、海から遠い場所に生けられている。その一輪挿しの水仙は遠い海を思っている。もちろん、その思いは水仙を見ている人の思いだ。句集「往還」(書肆麒麟)から引いたが、1949年生まれの作者は大分県中津市に住む。「踏青や玄界灘の見ゆるまで」も同じような思いを詠んだこの句集の傑作。<坪内稔典


語釈・晦渋語 &出典

句集「往還」(書肆麒麟)から引いたが、1949年生まれの作者は大分県中津市に住む。「踏青や玄界灘の見ゆるまで」も同じような思いを詠んだこの句集の傑作。<坪内稔典


鑑賞

水仙は海辺に自生する花。この句の水仙は、海から遠い場所に生けられている。その一輪挿しの水仙は遠い海を思っている。もちろん、その思いは水仙を見ている人の思いだ。

俳人

横山康夫


横山康夫(よこやま・やすお)、1949年、大分県生まれ。



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=========仲冬 2018.01.10(水) 冬至(近頃の世情)) ==========
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水説 60年前の大発明=中村秀明
毎日新聞 2018年1月10日 東京朝刊
 <sui−setsu>

 世界中で毎日約3億食近くが消費されている食べ物がある。カップタイプも含む即席めんだ。

 世界ラーメン協会によると、2016年の消費量は975億食にのぼる。13年をピークに微減傾向だが、「国際食」の地位は健在である。

 世界に広まったメード・イン・ジャパンといえば高品質の自動車カラオケなどを思い浮かべるが、すべてを差し置いて即席めんというべきかもしれない。そんな画期的な発明が世に出て、今年で60年を迎える。

 大阪府北部・池田市の民家の裏庭に作った粗末な小屋で、即席めんは生まれた。

 家の主は台湾出身の安藤百福さん。理事長だった信用組合が破綻し、戦後に築いた事業や資産を失って借家の自宅だけが残った。

 幼いころに両親を亡くし、祖父母の手で育てられた。繊維事業で身を起こしたが、大阪にあった工場などは空襲ですべて焼失している。破綻の責任を問われた信用組合は、実業家としての信望を見込まれ、請われて引き受けた結果だった。

 彼はこの時、すでに47歳。しかし、「失ったのは財産だけやないか」と言い聞かせたという。

 そして、五つの要素を持った家庭でも食べられるラーメンの開発に取り組んだ。おいしくて飽きない、簡単な調理、長期の保存性、安全、手ごろな価格の五つだ。裏庭の小屋に早朝から深夜までこもり続けて約1年。試行錯誤を重ねて、「チキンラーメン」の誕生にこぎつけた。

 池田市横浜市にある安藤百福発明記念館には、世界の食を変えた小屋が復元されている。6畳ほどの板張りの作業スペースには、年季の入った製めん機や調理器具などが並び、研究に没頭した日々がうかがえる。

 日清食品を創業した安藤さんは後に「発明にたどりつくには、やはり48年間の人生が必要だった」と振り返っている。激しい浮き沈みの半生もまた糧となったのだ。

 幼いころに苦労した安藤さんの遺志を受け、池田市の記念館は入場無料、横浜市は高校生以下が無料だ。たくさんの子どもたちに発明・発見の楽しさ、ものづくりの面白さを伝えたいという願いが込められている。

 「転んでもただでは起きるな!」(中公文庫)に、こんな言葉を見つけた。

 「人生に遅すぎるということはない。50歳、60歳からでも新たな出発はある」

 多くの人を力づけ、奮い立たせる言葉だ。(論説委員

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経済観測 お正月のもちをめぐって=農業ジャーナリスト・青山浩子
毎日新聞 2018年1月10日 東京朝刊

 毎年「正月用に」と知り合いの農家がもちを贈ってくれる。今年に限り、開封前に小さなカビの生えたもちがあった。正月に親戚にその話をすると、「実は」と、過去におすそわけした別の農家のもちにもカビが生えていたなど、喉のつかえがとれたように親戚が話し始めた。話題が出なければ声なき声として終わっていただろう。農家に即座に伝える必要性を感じつつ、食品メーカーが製造する長期保存が可能な包装もちに慣れて、「もちにカビはつきもの」という感覚が希薄になったとも感じた。

 包装もちの生産量は年々増え、年齢別では20代の購入量が微増している。全国餅工業協同組合によると2016年度は約7万トンで40年間に倍増した。その分、自宅でもちをつく習慣は消えつつある。ましてやきねと臼でもちをつく家はごくわずかだろう。

 野村アグリプランニングアドバイザリーの調査によると、農産物や加工品を消費者に直販する法人の5割が「顧客からのクレームは年に数回のみ」と答え、4割が「ほとんどない」と答え、顧客からのクレームは意外と少ないと分析している。しかし、小売店農産物直売所などを通さず、農家と消費者が直接取引する場合は特に面と向かって苦情を言いづらく、何らかの問題をきっかけに購入を中止するサイレントクレーマーが相当数いるのではないかと感じる。

 こうした事情を知らないまま、気づけばもちの注文が減ったという事態は避けたい。昔ながらのきねつきもちを作って販売する農家もおり、味わいは格別だ。一方、消費者の信頼を失ってはならない。農家には、加工技術の向上や衛生管理の徹底が求められる。加工に携わる農家に対し、行政からの情報発信や啓蒙(けいもう)活動が欠かせない。

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憂楽帳 ネットの恵み
毎日新聞 2018年1月10日 大阪夕刊 【皆木成実】

 奈良県御所市の葛木御歳(かつらぎみとし)神社は、地域が支える小さな「村の鎮守」だ。正月に訪れる年神をまつる神社総本社という由緒を持つが、過疎地にあり、氏子の高齢化で荒廃していた。それが近年、女性宮司の手で再興を果たした。

 大学で環境生物学を学んだ「理系女子」の東川(うのかわ)優子さん(55)。活用したのはインターネットだ。ブログなどで支援を募るうち、由緒に関心を持った地域外の人々がボランティアで境内の整備に駆けつけた。刺激を受けた氏子も積極的になり、共に協力して本殿などを修復。交流の場となる“神社カフェ”も3年前、ネットで募った資金で併設した。

 「言霊(ことだま)がネットで伝わった」と東川さん。大阪出身で、縁あって宮司職を継いだ。当初は孤立無援だと思っていたが、再興を祈る言葉が遠方から会ったこともない味方を呼び寄せたと喜ぶ。

 ネットの普及は23年前、阪神大震災での情報ボランティアの活躍が契機といわれる。人の善意を運ぶための情報技術。神社再興にもその原点を感じる。ネットは年神のように人に恵みをもたらす。今年もそうあってほしい。【皆木成実】


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