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餞驟窟誌

2018-01-24

【こよみ 平成30年01月24日(水)大寒 旧暦十二月八日(先勝)小潮 】 70候 款冬華  大寒初候 初地蔵 初愛宕 地蔵縁日 法律扶助の日 ゴールドラッシュの日 郵便制度施行記念日 ボーイスカウト創立記念日 全国学校給食週間

2018.01.24(水) 七十二候 大寒初候 70候 款冬華  ふきのはなさく
 ふきのとうがつぼみを出す 01月20日(土)〜01月24日(水)


郵便制度施行記念日

1871年(明治4年)に東京京都大阪間でそれまで飛脚便に頼っていた郵便業務を前島密が建議し郵便制度が始まったことを記念する日。

法律扶助の日
1952年昭和27年)のこの日、法律扶助会が設立されたこと記念して。法律扶助とは経済的な理由により民事裁判を受けることが出来ない人のために費用を立て替える制度のことである。

地蔵
一年で最初の地蔵の縁日。

愛宕

一年で最初の愛宕の縁日。

地蔵縁日
地蔵菩薩の縁日(毎月24日)

金の日,ゴールドラッシュデー

1848年アメリカカリフォルニアの製材所で働くジェームズ・マーシャルが、川底に金の粒を発見しました。 この噂は全米に広まり、多数のアメリカ人がカリフォルニアに押し掛ける「ゴールドラッシュ」となりました。一獲千金を求めて集まった人達は「フォーティナイナーズ」('49ers)と呼ばれました。

ボーイスカウト創立記念日

1908年(明治41年)にイキリスでボーイスカウトが結成されたことによる。(ガールスカウトの日は5月22日)

全国学校給食週間

1946年(昭和21年)、旧文部省により12月24日が「学校給食記念日」として制定されていたが、1月の24日から30日までをこの週間とした。学校給食の普及をめざした行事が行われる。なお、戦後当初の給食の食材ははGHQからの物資が主であった。

カリフォルニアでゴールド・ラッシュ始まる(1848)
長崎大浦天主堂、完成(1865)
歌会始、毎年恒例となる(1869)
東京京都大阪間の郵便業務の開始。4種類の切手を発売(1871)
明治天皇が始めて牛肉を食べた日(1872)
大逆事件の関係者、幸徳秋水らが処刑される(1911)
アメリカで世界初の缶ビール発売(1935)
キヤノンがEEカメラ、キャノネット発売(1961)
▲美濃部東京都知事が都の公営ギャンブル廃止を発表(1969)
ザ・タイガース解散コンサート(1971)
▲グァム島密林内に終戦を知らずに潜んでいた元日本兵の横井庄一さんが発見され、救出される(1972)
スペースシャトルディスカバリー号打ち上げ(1985)
アメリカ無人惑星探査機ボイジャー2号天王星に最接近し、新たな衛星10、リング55本など次々に発見する(1986)

誕生:フリードリヒ大王(1712) ホフマン(作家1776) 市原悦子(女優1936)
   野際陽子(女優1936) 尾崎将司(プロゴルファー1947) 
   里中満智子(漫画家1948) ジョン・ベルーシ(俳優1949)
   ジュディ・オング(1950) 五輪真弓(歌手1951) 渡辺正行(タレント1956)
   段田安則(俳優1957) ナスターシャ・キンスキー(女優1961)
   渡辺めぐみ(1964) ジュリー・ドレフュス(1966) 林葉直子(1968)
   久保純子(アナウンサー1972)
   
誕生花サフラン(秋咲き薬用サフラン)(Saffron-Crocus) 花言葉:節度の愛




季語刻々 <坪内稔典> 晩冬 2018.01.24(水) 大寒
探梅や かばんをもたぬ 者同士
毎日新聞 2018年1月24日 東京朝刊

 ◆今

 探梅(たんばい)やかばんをもたぬ者同士 櫂未知子   

解題

 季語「探梅」は冬の間に早咲きの梅を見にゆくこと。春になると、季語が「観梅」「梅見」に変わる。句集「カムイ」から引いた今日の句の「かばんをもたぬ者」は近所の人々? それとも男どうしか。どちらにしても、気軽な身なりの人たちが探梅に来たのだ。その気軽さ、早咲きの梅に合っている。近づく春をも感じさせもする。<坪内稔典

 

語釈・晦渋語 &出典


 季語「探梅」は冬の間に早咲きの梅を見にゆくこと。春になると、季語が「観梅」「梅見」に変わる。

鑑賞


句集「カムイ」から引いた今日の句の「かばんをもたぬ者」は近所の人々? それとも男どうしか。どちらにしても、気軽な身なりの人たちが探梅に来たのだ。その気軽さ、早咲きの梅に合っている。近づく春をも感じさせもする。<坪内稔典


俳人

櫂未知子


(かい みちこ、1960年9月3日 - )は、俳人北海道余市郡出身。当初は短歌を学んだがのちに俳句に転向、口語表現を生かしつつ、男女の性愛や、強さとエレガンスを持つ女性像を描き出した作品で知られる。代表句に「シャワー浴ぶくちびる汚れたる昼は」「春は曙そろそろ帰つてくれないか」「佐渡ヶ島ほどに布団を離しけり」「雪まみれにもなる笑つてくれるなら」などがある。
「群青」共同代表、「銀化」同人俳人協会理事

北海道余市郡余市町生まれる。北海道小樽潮陵高等学校時代より詩を作っては投稿をしていた。1980年一浪ののち青山学院大学文学部日本文学入学1984年、同大学院文学研究科博士課程日本文学日本語専攻に進学、1991年、修業年限満了。1987年より、大学院の知人の誘いで武川忠一主宰の「音」短歌会に入会。1989年、タイプの違う歌が作りたくなり塚本邦雄主宰の「玲瓏短歌会にも入会。翌年、「あなたの歌は五七五で終わっている」という玉井清弘の指摘をきっかけに、大牧広主宰の「港」俳句会に入会。1991年からは短歌会を退会し、以後句作に専念。1992年、「港」新人賞。のち同人賞、評論賞なども受賞する。この年、前年に入院していた父が死去。
1993年から95年にかけ、断続的にイギリスに滞在。1996年第一句集『貴族』出版。1997年佐佐木幸綱に出会い、短歌結社「竹柏会」(歌誌「心の花」)に入会。同年『貴族』にて第二回中新田俳句大賞受賞。また復本一郎の推挙で神奈川大学経営学部非常勤講師となる。1998年、中原道夫の「銀化」創刊に伴い入会。1999年「港」退会。2000年、第二句集『蒙古斑』出版。この年夫と別れ、10月に再婚。2004年、『季語の底力』により俳人協会評論新人賞受賞。現在「銀化」同人俳人協会、国際俳句交流協会日本文藝家協会会員。
2002年、奥坂まやが『俳句研究』9月号において、櫂の『蒙古斑』収録句「いきいきと死んでゐるなり水中花」によく似た「いきいきと死んでをるなり兜虫」という句を、櫂の作品を知りながら敢えて発表した。これに対し櫂は同誌11月号において「奥坂まやさんに問う―俳句オリジナリティーとは―」を掲載し抗議。奥坂は同じ号に自分の非を認める謝罪文を掲載し自作を抹消したが、このことは類句の問題をめぐって俳壇を刺激し、両者作への賛否を含め様々な意見を呼ぶ。




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=========晩冬 2018.01.24(水) 大寒 (近頃の世情)) ==========
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水説 議連の悲しき提言=中村秀明
毎日新聞 2018年1月24日 東京朝刊
 <sui−setsu>

 「日本の夜はつまらない」そうだ。自民党の時間市場創出推進議員連盟が先月まとめた提言は、多くの外国人観光客がそう言っていると書いている。

 この議員連盟は、もっと夜を楽しめる環境を作って、消費の拡大と観光振興を図ろうと昨年4月に発足した。狙いは経済活性化だ。

 提言は、夜遊びの潜在需要にこたえ、それにふさわしい交通の便を整え、さらに夜遊びしすぎても大丈夫な新たな働き方も示している。

 まず、劇場やスポーツ施設、美術館や歴史的な名所などに深夜まで営業したり、開館したりするよう求めた。これらを支えるため、鉄道やバスなど公共輸送機関には24時間運行や運転時間延長を検討してもらうという。

 そして、日曜に夜遅くまで遊んでも(あるいは働いても)平気なよう、月曜を半休にして遅い出勤を許す制度づくりを企業に呼びかけた。これを「ラグジュアリーマンデー」と呼んでいる。掛け声だけだった「プレミアムフライデー」を思い出す。

 人手不足が叫ばれる中、深夜まで営業、稼働するための人をどう確保するのだろうか。鉄道などの設備の保守点検はいつやるのか。

 この議連は「米ニューヨークや英ロンドンなどの地下鉄は夜中も動いている」と言う。だが、ニューヨークのデーリーサンが先月流した記事によれば「24時間運行の見直しを検討する」ようだ。

 遅れや故障が日常化し、市民の足としておぼつかない状況にある地下鉄の設備を改善するためだ。深夜の利用者は全体の1・5%で、「影響を最小限にとどめて点検・修理ができる」と記事は説明している。

 世界に例をみない短い運転間隔の日本の鉄道が、企業側の責任によるダイヤの乱れが少ないのは、深夜の保守作業があってこそだろう。

 何より、国会議員がこうした考えに走るのが悲しい。

 節電のために鉄道が運行本数を減らし、夜の都心も明かりを抑えた東日本大震災後の「あの時」からまだ7年もたっていない。被災地の悲しみと苦労、それに耐える人々のことを思う連帯や共感がそこにはあった。もう忘れてもいいくらいに被災地は立ち直ったのだろうか。

 この国に、つかの間やってきた人の夜遊び願望におもねり、その人たちの懐をあてに未来を語るのは、やましさをおぼえる。日本の夜はつまらないのかもしれない。しかし、私は、そこまで浮ついた気にはなれない。(論説委員

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経済観測 市場はどこまで先が読めるか=リコー経済社会研究所常任参与・稲葉延雄
毎日新聞 2018年1月24日 東京朝刊

 世界の政治情勢をはじめ先行き不透明感が強まっている一方で、内外株式相場は軒並み高値を更新している。投資家の先行き不安感を示す価格変動ぶり(ボラティリティー)も極めて低水準である。先行き不確実な様相が濃くなっているのに株高が続き、投資家は楽観的なのはなぜだろう。

 株式市場は先読みが得意だと言われている。例えば政策変更に伴い、先行き為替相場がどう動き、それを株価にどう反映させるか、などは得意中の得意である。しかし、最近の国際政治情勢のように、先行きの経済的帰結やその可能性の程度が皆目見当のつかないものは、相場に織り込みようがない。先読みする株式相場が平穏裏に推移しているからといって安心できないのは、このためだ。

 それでなくとも、内外市場における相場形成はひどく甘めに流れている。それを示す尺度である株価収益率(PER)は、日米ともにバブル超えの警戒ラインである20倍に肉薄している。

 これは企業の生産性が世界的に伸び悩む中で、歴史的超低金利相場を押し上げているためである。従って、さまざまな先行きリスクがある中で、とりわけ金融面の環境変化が若干でもあると、相場変動が一気に高まるリスクを内包している。

 もちろん、ポピュリズムの嵐にさらされている世界政治の不安定さにも注意が必要である。こうした動きを背景に出てくる自国第一主義的な通商交渉の帰結や保護貿易政策などは、順調な拡大経路を歩んでいる世界経済を脱線させかねない。

 結局、今後の相場展開の持続力は、これまでにも増して個別企業の努力にかかってきている。将来の収益力の向上をいかにしっかりと示し、市場に安心感を与えることができるか、どうかだ。

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憂楽帳 木簡の日に思う
毎日新聞 2018年1月24日 大阪夕刊

 奈良時代の役所には過半数渡来人やその子孫が占める部署があった。平城宮跡奈良市)の2014年度調査で役人名簿の木簡が出土。四十数人中27人が渡来系氏族の「秦(はた)」姓で、平城京の国際性が裏付けられた。

 木簡は木の札に書いた古代のメモで、多くは使用後に廃棄される。1961年に見つかった平城宮跡第1号の木簡が注目され、全国で約40万点が確認された。NPO法人「平城宮跡サポートネットワーク」は第1号発見のきょう1月24日を「木簡の日」と提唱している。

 「正史は時々の権力者の意向が反映される。木簡には飾らない真実の歴史がある」と同NPOの伊部和徳さん(83)。捨てられたメモながら価値が高いのは、公的な記録が多く含まれるからだ。平城宮跡出土の3100点余りは昨年、木簡として初めて国宝に指定された。

 15日付朝刊で始まった本紙キャンペーン「公文書クライシス」は公用電子メールの管理方法に警鐘を鳴らす。安易に廃棄する現代の官僚は、1300年前の行政記録を発掘する考古学者の執念をどんな気持ちで見るだろう。【皆木成実】

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