2018 年夏保養・速報 酷暑を吹き飛ばす「保養を大切にしたい!」熱気のなかで

 酷暑の暑さと、勝浦の浜風がそよぐなかで、14回目をむかえるちば保養は無事に終了することができました。7月21〜25日の5日間、福島から8家族24名(初参加3家族)をむかえました。今回の千葉保養は、若者をはじめ多数のボランティアスタッフに支えられました。カンパなどのご支援をいただき感謝申し上げます。
 会報『NEWS LETTER』は、のちほど作成いたします。

参加された家族の方の感想より(抜粋)

福島では原発事故から7年がたち、昔のことのように忘れ去られているような気がします。子育てしている中で、少し前は放射能問題や食の問題などのママ友の間で、話題にあがっていましたが、今はその話をすることがなくなったように思われます。どんどん変化していく福島で生活しながらがんばっていきたいと思います。みなさまのご支援に感謝いたします。ありがとうございました。(Aさん)

初めて参加しました。保養に参加するたびに、たくさんの方に支えられていることを実感します。福島で住み続けるにあたり、色々な不安、葛藤があります。
そんな日々の思いを、同じ思いをしている仲間と話し合える、場所があるということは本当にありがたい事だと思います。こういう場を大切にして行きたいです。
                    (Bさん)

 保養のこと食べ物のこと、日々の暮らしの中でマスク、学校幼稚園の行事などの参加・不参加、自分が(親が)考えて判断することが多くて、正直、疲れている、この頃です。まわりと足並みそろえたい気持ちもありますし、ゆずれないところも…。
 また保養で力をもらい、がんばろう!と思いました。
いつもいつも伝えきれないですが、本当に感謝しています。
(Cさん)

 今年になって私の体調が悪い日々が多く、なんとなくだるい日が続いていました。毎日8時間寝ても朝起きるのが辛かったんです。
でも、勝浦に来て体調がとても良いんです。ママたちとおしゃべりの時間が夜遅くまでしていても、すっきり目が覚める!! 
保養って子どもが必要なだけじゃないんだなとあらためて感じました。
人のつながりを感じた夏でした。ありがとうございました!

(Dさん)

 今回、初めて参加しましたが、みんな仲良しでアットホームな保養で楽しめました。
うちは県外に出る精神的不安の方が心配で残ることを選びました。近所には保養に行く時は「旅行に行く」と伝えたり、不安な食材の時は苦手な物と伝えたり、最近は気にしていることを隠しつつ、生活をしていますが、同じ考えでいる人も少数ながら身近にいるので、心強いです。
できるかぎり、県外に出たりしているのですが、郡山は補助がないので、家計も「火の車」状態でしたが、 こういった保養が続いてくれるととても助かります。ありがとうございました。
(Eさん)