☆参考書選び
参考書をどのようにして選ぶべきかを下の3つの手順を沿って説明します。
手順1:考えてみる
手順2:問題を解いてみる
手順3:本屋にいく
ここでは、英語にします。
「なんでほしいのかな。」
「それで、なにをしたいのかな。」
たとえば、英語長文をまったく読めない人が参考書を買おうとしているとします。
彼は、
「単語がよめなくてできていないのか」
「文法ができなくてできないのか」
「それとも長文が読み慣れていなくてできないのか」
と、いろいろ考えています。
「学校の小テストはできているんだけどな〜」
「英文法のテストはあんまりできていないな〜」
「長文は見た瞬間にだめなんだよな〜」
こんな感じでOKです。
【手順2】
何でもよいので英文を読んでみる。上にある英文を3行だけ読んでみてください。
読んでいると、いろんな質問が出てくると思います。
1:run throughってなんだ?
2:People from Mongolia, America, Czech, and Japan came.??主語はどこからどこ?
3:I think it is because their motto is "Harmony begins with me"って?え?
こんな感じでいろいろ思うと、読めない理由がみえてきます。
この場合だと、
1:「run through」という単語がわかっていない。
2:「主語が長い英文」を読み慣れていない。
3:「主語が2つ以上ある英文」を読みなれていない。
などがあります。
そのため、この人は、
1をできるようになりたければ、単語帳をやる
2と3をできるようになりたければ、英文の読み方の勉強をやる
という2つの選択肢に絞り込むことができます。
ここからが、本題。
どうやって参考書を選ぶのか?
ポイントは3つ。
1:自分の目的にあったものをさがす。この場合、単語帳か、英文の読み方を学べる本。
2:問題の難易度が自分のレベルより「ちょっとだけ」難しいものを選ぶ。
3:解説が読みやすいかどうか
以下、それぞれの理由。
なぜ「自分の目的にあったもの」が大切か?
本屋でこういうことになってしまうからです。
「どの本も受験生を誘惑するようなメッセージばかりを載せているため、なにも考えに行ってしまうとどれを信じれば良いのかわからなくなります」
なので、本屋に行くまえに「なぜ参考書を買うのか」をしっかり考えるべきです。
次になぜ自分のレベルよりも「ちょっとだけ」」難しいもの」なのか?
なぜなら、自分のレベルと一緒の場合、勉強がスムーズに行き過ぎて「参考書が終わることが目的になってしまう」ためです。
もし自分の成績をのばすことを重視するのであれば、「自分の頭に考えさせるような、ちょっとだけ難しい」ものがおすすめ。
そして最後、なぜ「解説」が大切なのか?
勉強する人の賢さを成長させるのは「解説」といってもおかしくないからです。
解説は、単に読めばよいのではなく、答えをもとめるための考え方を盗むために使わなければ、意味がありません。
これら3つポイントに気をつけることができれば、自分と相性のいい参考書と出会えると思います。