寿儀さんのポストについ反応してしまった。

両親が南九州人なので、新聞を読むのと風呂は男が先、食事は主人が席に着いてから、女が男の枕元を通ってはいけない、男は台所に進入不可、家事は絶対しない、お皿下げない、普段も盆正月も男は座りっぱなしで女たちが準備・配膳・お酌・お片付けシステムで育ちました!

posted at 12:52:27

南九州(とくに熊本・宮崎とダントツで鹿児島)=本人の主義主張関係なく男尊女卑ってる 息をするようにすべて染みついてる

posted at 12:47:31

 熊本の古い家で祖父母同居で母は鹿児島から嫁に来た人なのでとてもよくわかる。
 まあうちは父が食料品日用品の買出しとかしてたし、反抗期にふてくされてお手伝いをしない娘(私のことですが)も許容されるようなゆるさ甘さはあったけれど、基本システムはこうだった。男の人台所に立たせるの罪悪感あるし、お風呂入るのも新聞読むのも男の人が先じゃないと抵抗感じる、いい悪いじゃなく染みついてるし一生消えない。食卓で「箸」とか「お代わり」とか父に一語で指示されて母や私が動くの当たり前だったから、それが当たり前じゃない家庭もある(もしかしたらそっちの方が多い?)のがうまく実感できない。マスメディアから流れてくる父親の影が薄いとか父親不在とかバカにされる父親とかそういう言説がよくわからないまま育ったな、えーだって家の中で一番偉いのお父さんじゃん、というような。

 だから、男の人に何かしてもらうと戸惑ってしまう。オフ会で大荷物だった時、男の人が鞄を一つ持ってくれたのだけれど、それはそれは自然にそうしてくれたのだけれど、「あわわわわわいやいやいや」とものすごく動揺してしまった。

 私が親しい人に*1、してもらうことよりしてあげる(この言い回し嫌いだけど便宜上使う)ことがたくさんある状態じゃないと落ち着かない、不安になる、罪悪感があるのは、ひとえに自分に自信がない、自分に何かしてもらうだけの価値はないって決めているからだ、と思っていたのだけれど。もしかしたらこういう育ちもちょっとは関係あるのかな。自分はかしずく側、って意識がある。

*1:知り合ったばかりの人相手だと緊張して硬直していろいろやってもらうはめになったりすることが多い……