Law Review (2)

指宿信「米国における学法学紀要(ロー・レビュー)と法律論文−『リーガル・ライティング』翻訳出版を契機として」(法律時報81巻3号70-77頁,2009年3月)を読んだ。
“翻訳出版を契機として”ということで,
ながーい(そしてとても有用な)『訳者あとがき』,みたいな印象だった。
 
以下,気になったことメモ。
 
・ネット上でフリーで閲覧できる米国ローレビューをまとめたページはあるのか。LexisNexisにログインしなくても,各ロースクールのページでPDFで誌面が見られるようになっているとこもわりとあるんだけど,いかんせん分散してるので。
 
・脚注(46)(47)の,法律時報文献月報データベース(日本評論社)と国会図書館雑誌記事索引データベースを使った,法学分野の論文で大学紀要の占める割合というのはどうやって集計してるのか。別に数字に不満があるというんじゃなくて,単に情報解析スキル的な問題として。


(追)
・Law School Rankingの評価基準になっている「図書館の充実度」というのは具体的にどういう内容なのか。(注にあった記事は有料らしくて中身までは見れなかった・・・)