Hatena::ブログ(Diary)

clap-hand instruments of knowledge

2013-01-23

黒と白

居酒屋なぐもんの店主がなにやら勉強したことを発表したいというので、こないだ聞いてあげてきたことの、レポートというかコメントを書こうと思う*1


今回のテーマは「公共財」についてということだった。

これが当日のスライド。


へー、という感じである。

当日はこれについてなぐもんからちょっと偉そうな口調で説明を受け(マンツーマンレッスン)、「なにか質問はありますか?」「なにか質問はありますか?」「なにか質問はありますか?」と3回くらい連呼されるので半ば無理やりながらいろいろと話を聞いたのだが、その具体的なやり取りは置いておいて、いま振り返ってみて思うことを挙げてみることにする。


  • 問題意識はどこにあったのか

上のスライドの内容は、黒ネコと白ネコがお金を出し合って図書館を作ろうとするとどうなるのかという、簡易的なシミュレーションである。それはいい。いいのだが、なんでそんな話はじめたん、という思いは残る。少なくとも自明ではないと思う。

〜回想シーン〜

 なぐもん「それじゃあ今日は公共財についての話をします」

 chik325「(why?)…どうぞ」

ぼくは大変友人想いなのでここで話の腰を折るのはやめて、とりあえず最後まで話を聞いたのだが、話し手の問題意識や課題がわからないと、聞き方が難しくなる場合がある。

スライドのシミュレーションが、公共財を説明するための単なる例示なのか、図書館のある問題点をレビューするための例示なのか、公共財と図書館の関係性についてなのか、黒ネコと白ネコの関係性についてなのか、猿はどこから来たのか、、、など、話のどこが主でどこが従なのかを見きわめる面で拡散しすぎてしまうと、わりとつらい*2

なので、シミュレーションに入る前に、冒頭である程度議論の方向づけをしてあげたほうが聞く方としてはわかりやすかったのかな、と思った。


  • メッセージはなんだったのか

発表の内容は、図書館を作るときに市場に放任しているとゲーム理論的にみんな損をしたくなくてできないからフリーライダーを許さない政府の犬的な存在が必要だよということと、公共のものに対して余計なことを考えて余計なことをすると大変なことになるよ、ということだったと思う。

へー、と思った。公共財という視点で図書館を考えたことはなかったし。

なので、発表としてはもう一歩、全体としてのまとめがほしかった。

問題意識の話とも重なるけど、この中で一番言いたかったことはなんなのかとか、公共財という考え方を知っていることでどんな良いことがあるのかとか、「めでたしめでたし」のあとにもう一度、ボンクラな僕のためにおさらいを…! と思ったのだった。


と、いろいろ書いてしまったが、シミュレーションの内容自体はわかりやすく単純化されていてよかったんじゃないかなと思う。

なぐも通信によればなぐもんの今年のテーマは「アウトプットへの転換」だそうで、今後もこういう発表を続けていくそうなので、よかったら誰か一緒に聞いてあげてください。


個人的には、アウトプットもいいけど、「ビールとって」と言って「どうぞ!」と醤油を渡されたときのリアクション(ツッコミ)のほうを研究したほうがいいんじゃないかとも思った。

*1:なぜなら他に聞いた人がいなかったから…なんて友だち想いなんだオレ…

*2:ツッコミどころが多すぎると逆にツッコめなくなることとちょっと似ている

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/chik325/20130123/1358948462
Connection: close