“お墓参りと墓掃除”

☆昨日、“エグザイル魂”という歌番組を見ていたら、ゲストに「さだまさし」が出ていた。昨日は、長男の28歳の誕生日だった。さだまさしが、その番組で「誕生日は自分を生んでくれた母を思う日」と言っていた。うまい表現だと思った。

☆8月になり、お盆が近づいてくると、お墓参りのことが気になる。
先日、ひと足早く、娘を連れ、お墓参りに行ってきた。我が家の墓地は、市営で家から車で7〜8分のところにあり、車で横付けできる便利な墓苑である。
ドラマで見るような、亡き妻に語りかけるシーンにはならないが、時間があれば、たびたび訪れることにはしている。せめてお墓だけは、いつもきれいにしておきたいと思っている。

☆一昨日、現・嫁さんの母を訪ねると、お墓参りの話が出た。「8万円で雑草の生えない工事ができるというがどうだろう?」と聞かれ、「やめた方がいいですよ。雑草の処理ぐらい、私がしますよ。」と即答した。実際、いつも私と嫁さんとで墓参りの度に雑草の処理はしている。ただ、嫁さんを連れていくと、いつも“怠け者の嫁さん”の「もう、これぐらいでいいよ」で中途半端で終わる。義母の家の墓も、市営ではあるが、結構、山の上にある。そのため雑草も半端ではない。更に敷地も広い。「明日、行って、私が除草剤を撒いておきますよ。」と義母に伝えた。

 そして、昨日、念のため、スコップ、草引き用の手鍬、土を濾す網を車に乗せ、一人で墓に行ってみた。想像以上の雑草で、除草剤をまくだけでは解決しない状態だった。カメラで作業前の雑草を写し「こうなったら徹底的にやってやろう。」…変な“やる気”がわいてきた。
まず雑草を手鍬を使って根こそぎ挽く。次に手鍬を使うと玉石が土と混ざってしまうので、土をすくって網にかけ、残った玉石をきれいに敷きつめる。2時間たっぷり作業をして、お墓は見違えるほどきれいになった。最後にカメラで、作業後を撮影して終了。
 義母のところを訪ね、写真を見せる。義母はホッとしたようだ。
後で嫁さんが「お母ちゃん 喜んでたね」とうれしそうに言った。

※写真は故郷にある“寂地峡五滝”涼しさが伝わってくる。