現代文の授業で

 今日の現代文の授業で、私が先生に当てられて、教科書の文章を音読したのです。そしたら先生が、「これ評論なんだけどね・・・遠野さんが読むと幻想小説というかファンタジーみたいなのよねー」って仰られて(笑)。どうしてだろー。

 そういえば私の声、とある方に「自分のイメージだけと、戯言シリーズの姫ちゃんぽい」と言われたことがあったりします。私としてはすっごく意外でした(笑)。

氷菓 (角川文庫)

氷菓 (角川文庫)

「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは手短に」がモットーの、折木奉太郎視点の人物造形が好きです。「日常に潜む不思議な謎(裏表紙解説より)」は派手なものではなくて、見過ごしてしまっても、気づかずに知らないままでいてもおかしくないようなこと。けれど、それが解き明かされるのを見届けずにはいられなくなるくらい、物語の中に引き込まれました。