Hatena::ブログ(Diary)

しあわせは日々のなか

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2006-01-31 Tue

 アキさん(id:akichu)の日記に、「黒田節」を三味線で弾いていたというひいおばあちゃんの話があって、昨年の春に箏曲部で黒田節を弾いたことを思い出しました。

 正確に言うと、わたしたちが弾いたのは沢井忠夫作曲「黒田節による幻想曲」という、箏と尺八で演奏するためにアレンジされた曲(こういう言い方でいいのかちょっと自信がない)。尺八のパートには、吹奏楽部の助っ人さんにフルートで入ってもらったのでした。

 校歌祭という、県内の高校の卒業生(ほとんどがおじいちゃん、おばあちゃん)たちがそれぞれの校歌を歌うイベントに、箏曲部は招待されていて、そこで演奏したんですね。ちなみにこのイベントはTVで放映されまして(もちろん熊本ローカルです)…ちょこっと映るくらいかと思ったら、10分ほどの演奏の最初から最後までばっちり放映されてましたね…。けっこう大きく映されてるとこもあったし。

 すました顔で弾いとるとこが映っとっけん、ごっ恥ずかしかったー(笑)。

2006-01-30 Mon

 書いて、一晩たって見直したら気に入らなくなって、を繰り返していた入学前課題。明日学校に行って先生に見せなきゃならないのでいい加減一応区切りをつけなくては、です。はああ。

2006-01-29 Sun

最近の読書についてつらつらと。

 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス)は小学生の時に読みたかったなあ…。うーん、感想、「読了したらはりきって書いちゃいます」と言ったのだけれど、なんだかうまくまとまらないです。ごめんなさい。


 川島誠さんのことを日記に書いたあと、久しぶりに『800』を開いてみたら止まらなくなって、最初から最後まで読んでしまいました。

 現在絶版の『電話がなっている』(国土社)は、市立図書館にあったなあ。収録されている、デビュー作の『幸福とは撃ち終わったばかりのまだ熱い銃』が読みたいから借りてみようかな(この長いタイトルが気になる)。他の収録作は角川文庫の『セカンド・ショット』に再録されているから既読だけれど。


 那須正幹さんの『The End of the World』読みたい…。島本理生さんの『リトル・バイ・リトル』でこの作品を知ってから、読みたい読みたい思いつつ、まだ読んどらんもん…。

半島を出よ

半島を出よ (上)

半島を出よ (上)

 この本の存在は、WEB本の雑誌のコラムやエキサイトブックスのゲーム化会議で知りました。

 バイトの休憩時間に読み始めたのですがおもしろすぎてどうしよう状態です。いやまだ上巻の途中なのだけれども。

2006-01-28 Sat

 うちはお米とい草の専業農家なのでして。中国産の安いい草がたくさん入ってくるから大変だとか、最近はフローリングが主だから畳の需要が少ないとか、両親祖父母がするそういう話は小さいころから耳に入ってきて、よく意味がわからなかった当時から、何やら大変らしいとは感じ取れていたのでした。

 そういや、い草は、作るのやめちゃったり、別の作物に切りかえちゃったりしたところも多いらしいのですが、うちは作り続けてますね。うちの父親が「トマトにかえようかねえ」「ビニールハウスでいちごにしようかねえ」と冗談ぽく言ったことも過去何回かありますが。でも、石油の値が上がったときにはビニールハウス栽培のものも赤字が出た、ってな話も聞くから、かえたらかえたで大変なんだろうなあ…

バイトのこと。

 困るとか、不快とか、そういうわけじゃないのだけれど、同じ部屋に喫煙者さんがいるって状況に慣れてないなあって思った。ちょっと酔った感じ。

2006-01-27 Fri

人生初バイトの日。

| 21:14

 今日から三年生は家庭学習期間。この期間、進路決定済みの三年生はアルバイト可となるのですー。で、わたしは京ちゃんの伝手で、auショップでバイトできることになったのでした〜。

 でもですねー、「アルバイト許可願」っていうのを学校に出さなきゃいけないので、二学期の終わりごろ、その用紙をもらいに行ったら、クラスのみんなに「ちほもバイトすっとー!?」って意外そうに言われたり笑われたりしたんです。わたしがバイトって何かおかしい…?(泣)


 それはともかくバイト初日の今日のこと。仕事はですね、書類をシュレッダーにかけたり(個人情報の関係で、そのまま捨てるわけにいかない書類がいっぱいあるみたいです)とか、パンフレットやチラシに印鑑au ○○店って店名と電話番号のやつ)を押していったりとか、ポケットティッシュ補充したりとか、あと掃除とか(要するに雑用ですね)してました〜。


 休み時間に大島真寿美『羽の音』読了。


 で、バイト終わったのが夜7時で、それからわたしは自転車で家まで帰るのですが、「脅すわけじゃなかけど、ここらへんも最近は危なかよ!」「自転車なんて棒一本つっこめばたおるっとだけんね!」と口々に店員のおねーさんたちに注意されました(笑)。

2006-01-26 Thu

今まで読んだ中で一番怖かった。

 今まで読んだ中で、文句なしに一番怖かったと言える物語があります。川島誠さんの『電話がなっている』という短編です。


  • 1985年 国土社『電話がなっている』に収録(現在絶版) 
  • 1998年 『児童文学の魅力―いま読む100冊 日本編』にて紹介される
  • 1990年 偕成社『だれかを好きになった日に読む本』収録
  • 2003年 角川文庫『セカンド・ショット』収録
  • 2005年 ポプラ社地球最後の日 SFセレクション』収録
  • 2005年 金原瑞人『12歳からの読書案内』にて紹介される

 知っている限りで、この作品の年表(?)を作ってみました。国土社『電話がなっている』は小学校高学年向けで、『だれかを好きになった日に読む本』は小学校中学年以上向けとの扱いですが、とてもそんな作品だとは思えません。「児童文学」という言葉からイメージされる健全さとはかけ離れているにもほどがある内容です。重いです。怖いです。


 どこらへんがどう怖かったとか書くとネタバレになってしまうので書けませんがとにかく怖くて怖くて、だいたい手元にある本は3、4回再読しているわたしですが、この話が収録されている『セカンド・ショット』だけは初読以来開いてもいません。「トラウマ本」ってやつです(『セカンド・ショット』は、『電話がなっている』以外の収録作も、生理的嫌悪感を抱いてしまったり怖かったりするものばかりだったのだ、わたしにとって…)。


 …あ、そう考えると『セカンド・ショット』はわたしにとって「劇薬小説」だったんだなあ…Dainさんは既読でしょうか。

 「アマゾンにレビュー書く勇気がない」と数日前コメント欄で言いましたが、結局書いちゃいました、『12歳からの読書案内』のレビュー(笑)。

2006-01-25 Wed

 今日は学校お休み。創立記念日。

 たぶん、基本的にわたしは、すごく怠け者なんだと思う。相当の努力しなきゃ手に入らないものなら、欲しいとすら思わないのだ。欲しいけどあきらめる、じゃなくて。例外がないわけじゃないけれど。

いつからか せがまなくても名前で呼んでくれて

どこからか ねだらなくても寄り添ってくれて

 水珠(http://shirayuki.saiin.net/~sora/)さんの写真詩的小説「OZONE」より。このフレーズにかんなりときめきました(笑)。

きゃわー!!(大喜びの悲鳴)

http://andante-d.way-nifty.com/blog/2006/01/post_261e.html

 ↑荻原規子さんのアンダンテ日記からの情報。2006年春号(4月25日発売予定)の活字倶楽部は、荻原規子巻頭特集が組まれるんだって!読者投稿大募集だって!嬉しい嬉しいどうしよ〜。投稿したいけれど…「好きな荻原作品をオススメしてください」「ここが好き、という部分を語ってください」「名シーン・名セリフ、と思ったものを。ページ明記で」とか、困るよ〜。全部好きだし。名シーン・名セリフなんてありすぎてどれにしようか迷っちゃうしっ(笑)。

2006-01-24 Tue

 今日はうちの高校の特待生入試でした。補助員としてお手伝いをしました。問題用紙と解答用紙を配ったり回収したり机を移動させたり。

 …えーとですね、1時間目の試験開始前。用紙を配り終えた後のこと。受験生さんたちの席のあいだをすりぬけて前に行こうとしたら。



 がっしゃーん。



 わたしの手がひとりの受験生さんの机の上のコンパスとか筆記用具に当たってそれが落っこちて派手な音が…うぎゃあごめんなさいぃ!

 謝りながら拾って戻して、同じ教室の補助員の文ちゃんと一緒に退散(ちなみに試験中、補助員は交代で廊下に待機してました)。

 自分にほとほと呆れてます。あうー(泣)。


 あと、英語の試験の時…最初の設問がリスニングだったはずなのだけれど、ちょっとトラブルがあって…学内放送で流れるはずが、どの教室にも聞こえてこなくて。結局途中でちゃんと流れて、試験時間を少し延長するといった対応がとられたのだけれど、そのあいだじゅうおろおろしてました。

 なので、試験が終わった後先生に、「あなたはあの時心配してたでしょ〜、青ざめとったよ」と言われました。

 キャシャリンさんは「ちほは元から(顔色が)青いけんじゃ」と言ってました。顔色悪いらしいからそうなのかも(笑)。

中学生の時に出逢いたかった本

 これは絶対。ぜえったい。腕に鉛筆突き立てて引っ掻き回してた中学生の頃のわたしに読ませたいよ…。もしそのときにこの本に出逢っていたら、全部が好転したとまでは思わない、けれどひとつの救いにはなったはずだと思うから。

 …なんか中学時代がどん底だったみたいな書き方になっちゃった…違う違う、中学の頃も恵まれてたし、楽しかったけれど、悩みとかもあって息苦しくなる時もあって、その時この本を読めたら楽になれたかもしれないってだけの何てことない話なんですが。

2006-01-23 Mon

 放課後、文ちゃんと図書館へ。読み終えた本を返して、松村栄子『僕はかぐや姫』と大島真寿美『羽の音』を借りてきました。

金原瑞人『12歳からの読書案内』

12歳からの読書案内

12歳からの読書案内

 今日届きましたー。読了しましたー。

 中学や高校の図書室にこの100冊がそろってたら嬉しかったな、というラインナップ。中学も高校も図書室はあんまり品揃えがよくなかったもん…。

 これを読んで思い出したのは、荻原規子さんの「児童文学二世代論」という文章。

子どものころ読んだ(これが肝要である)本で、成人してからも好きで、自分の子どもに分かち与えたいと思い、本屋に行って見つかる本、それが児童文学である。

 わたしはまだ成人してすらいないのでこれを引き合いに出すのもちょっと間違っている気がするけれど、とにかくこの読書案内にはわたしが高校時代(…って、まだぎりぎり高校生なんですが)に楽しく読んだ本、これからも中高生(に限らずいろんな年代の人にも、ですが)に読んでもらいたい本、がたくさん含まれています。もちろんわたしが今から読んでいきたい本もたくさんありました。

けっこうとんでもなく引っ込み思案だった、かも

 中学生の時に読んだ本は、図書室にあった本だけと言ってもいいくらいです。だから実は読んだ本はけっこう少ないし(気に入った本はしつこく再読してましたが)、読書範囲もとっても限られていました。

 中学生の時でも、今みたいに市立図書館に行ったり本屋さんに行ったりすることは物理的には可能なはずなのに、どうしてそれをしなかったのかというと…たぶんわたしが引っ込み思案だったから、です。

 外に出るのが何せ怖くて仕方なかったんです。いや、学校にはちゃんと行っていたのですが、それ以外のほとんどの場所に一人で行けなかった。友達の家に行くくらいがせいぜいで、行動範囲が恐ろしく狭かったんですね…。図書館とか本屋さんなんてもってのほかで。

 自意識過剰が高じて、とにかく人の目があるところに行くのが怖い、外に出たくない、という…あれ、書いてみたらけっこう病的な怖がりっぷりな気がしてきた。でも実際そういう中学生だったもんね…。引っ込み思案というか、ひきこもりに近かったのかも…

中学生の時に読んだ本(児童文学・一般文芸編)

 『十三番目の人格―ISOLA』と『パラサイト・イヴ』は友達に借りた本。あ、ハリー・ポッターシリーズも親に買ってもらって読んでました。それ以外は中学校の図書室。

 図書室では他に、「中学生日記」の小説シリーズとか、中学生向けの心理学の本とかエッセイとか、せっせと読んでたなあ…。

 「中学生の時に読んだ本(ライトノベル編)」はこちら

2006-01-22 Sun

図書館で発見!

 昨日「絶版でした。がーん」と書いた件の松村栄子『僕はかぐや姫』。

 とりあえず市立図書館ホームページで蔵書検索。「松村栄子」でかけてみたら…あ、けっこうあったー!7冊ヒット。『僕はかぐや姫』も発見。嬉しい〜。

 松村栄子普及委員会のメンバー・street-kidsさんがとってもわかりやすくこの作者さんの作品紹介をしてくださっています(→松村栄子を知っていますか?)。

2006-01-21 Sat

CONTINUE SPECIAL 特集 ハチミツとクローバー

CONTINUE SPECIAL 特集 ハチミツとクローバー

CONTINUE SPECIAL 特集 ハチミツとクローバー

 …買ってしまった…。アニメのはぐちゃん役の工藤晴香さん、どっかで見たことあるなーと思ったら、SEVENTEENのモデルさんでした(SEVENTEENは妹が時々買ってて、そこらへんに置いてあるとついつい読んじゃったりする)。

 真山のモデルはスガシカオさんだとか。へえ〜。

センター試験は、受けないけれど

 きをふし(id:kiwofusi)さんの「小説がおもしろかった!」というコメントを受けて、ネットで国語の問題を調べてみて、「あ、ほんとだおもしろそう…」と思って、その松村栄子『僕はかぐや姫』がどの出版社から出てる本なのかなーとさらに調べてみたら…福武書店。ぎゃあ!確か文芸事業から撤退して「ベネッセコーポレーション」になって以来ここから出た本って絶版になってたんじゃないっけ…と思ったら、案の定絶版でした。がーん。

2006-01-20 Fri

 今日はセンター試験を受ける人たちが下見に行っていたため、教室はがらがらでした。

 例によって(ここ参照)、終礼時は「センター試験を受ける○○ちゃん、□□ちゃん…(以下略)が実力を発揮できますように」と祈りました〜。

 ええと、ネット上でちょっとでも交流がある方だと…未駈ちゃん、きをふしさん、神風さん、id:street-kidsさん、頑張ってください(応援メッセージ)。

| 21:53

 『トムは真夜中の庭で』を学校に置いてきたことに今気づいたーっ…感想書こうと思ってたのに(たいていちょこちょこ読み返しながら感想を書くので、手元にその本が無いと困る)…。あう。

2006-01-19 Thu

うちのクラスの迷言シリーズ・1

「永遠にエンドレス」

 数学の先生が授業中にこう発言。爆笑。一生心に残る言葉となりました。

Cocco活動再開

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060119-00000009-sph-ent

 文ちゃんがメールで興奮気味に教えてくれて、すぐにネットで検索して確かめました。きゃあ〜っ(喜)。

 シギさんが持ってきたとある性格診断の本があって、その診断テストをやってみました。結果はけっこう当たってました。「ほめ言葉に疑念を抱く」ってとこが特に(笑)。

 ほめ言葉…でくるくる思考が飛んで、思い出すのは、小6の時のこと。や、ほめ言葉とは正反対のことを言われたこと、なのだけれど。クラスメイトの女の子に、いきなり「ちほちゃんニキビきもーい」って言われたんだよね…あれはショックだったなあ、と。

 小学校高学年から中学校時代、ニキビがけっこういっぱいできてて、病院の皮膚科に行ったくらいだったから、余計「きもーい」がこたえたんだろうと思うのだけれど。

 高校入学前後くらいから一応おさまってきて…それから、けっこうニキビ痕残ってるから気にしてる、って言っても「え〜、そんなことないよ〜」と言ってもらえるように、なって。そんなことないか〜、とちょっと安心する一方で、でもやっぱ気を遣って言ってくれたかもしれないし、と考えてるとこもあって。

 疑り深いな〜、かわいくないなあ。

2006-01-18 Wed

 『12歳からの読書案内』セブンアンドワイで注文しちゃったー。

森絵都『つきのふね』

あたしと梨利は高いところが好きで、よく近所の歩道橋の上でぼうっとときを過ごした。暮れていく空や、通り過ぎていく人や車を、ほんの少しだけ上のところから他人事のように眺めているのがあたしは好きだった。梨利はひじをのせた欄干の振動が好きだといっていた。そんなとき、歩道橋から降りてくるミニスカートが好きだ、と一人だけ階段の下にいたのが勝田くんだった。

 この勝田くんの言動に思わず笑ってしまいました。関係ないけれど、「梨利」って名前、可愛いなあと思う…

 初読時の感想はこちら

2006-01-17 Tue

 「天は二物を与えずっていうけど、二物与えられてる人っているよねー。うちは荷物しかもらっとらんとにー」

 文ちゃん、うまいこと言うなあ、と思った。

今も悶々としてます

 文ちゃんと一緒にTSUTAYAに行ってコーラス今月号のハチミツとクローバーを立ち読みしたら…えええええ。あんまりだー!な辛い展開に泣きそうになりました。うぎゃあ何それひどいいーっ。

本のこといろいろ

図書館から借りた本。


予約した本。


欲しい本。

 ネゴシさん(id:negosi)がちょっとだけ関わっているということで気になっていたのだけれど、id:juice78さんのレビューを見てさらに読みたくなりました…

2006-01-16 Mon

2005年の反省&2006年の抱負バトン

 あさこさん(id:asha)にバトンいただいちゃいました…!同時に「かわいらしい女子高校生」とゆー言葉をいただいてしまってほわんほわんと浮かれてます(笑)。実際は可愛げのかけらもない生きものなのですが(何)。


  • 2005年いちばんの「頑張った」

 推薦入試のための面接の練習、かな。


  • 2005年いちばんの「ヨカッタ」

 大学に合格できたこと。


  • 2005年いちばんの「大失敗・・・」

 コンビニに学校指定の鞄置き忘れたこと(4月13日)とか、同じく学校指定の鞄、間違えて他の人のを持って帰ったこと(5月2日)とか、小さな失敗なら日々やらかしていますが…大失敗は…受験の時かな。『ナラタージュ』の感想を訊かれて、うまく答えられなかったこと。


  • 2005年やりのこしたこと

 入学前課題…


 うーん…『ぐるりのこと』。梨木香歩さんのエッセイのタイトルだけれど。「自分の今いる場所からこの足で歩いて行く、一歩一歩確かめながら、そういう自分のぐるりのことを書こう、と、わたしはこの連載のタイトルを決めたのだった。(P.93)」という言葉がとっても印象に残っていて…そういう歩き方で、ぐるりのことに思いを巡らすような生き方がしたいなと思って。


  • 2006年の抱負

 気配りのできる人になりたい。あと、ここを見てくださっている方々がなごめる日記にしたいです。


  • みなさまへご挨拶

 ドジなことをしでかしたり、周りが見えていなくて迷惑をかけたりするので最初に謝ります。ごめんなさい。今年もよろしくお願いします(ぺこり)。


  • バトンをまわす人

 う〜ん…いいや、ここでストップ(適当だなあ)。

蒲公英草紙(恩田陸)/集英社

蒲公英草紙―常野物語

蒲公英草紙―常野物語

 20世紀初頭の農村が舞台。「旧家」「お嬢様」「話し相手」「女学校」「袴」などなど、ときめくツボにはまる言葉がたくさん出てきました。

 古くから続く名家・槙村家の体の弱い末娘・聡子の話し相手をすることになった、峰子という女の子が主人公。槙村家に通うようになった彼女は、聡子の家族や、お屋敷に出入りするさまざまな客人にも関わることになります。ある日、どこか不思議な客人たち――春田葉太郎とその妻、その夫妻の子どもである紀代子と光比古の姉弟がやって来ます。

 「次々とやってくる新しいものに浮かれている一方で、葬り去るには懐かしく心地好いものがたくさんあるようなきがするのに、否応なしに流されていく(P82)」。そんな時代の軋みを感じながら、ゆっくりと確実に進んでゆく時間。紡がれたことばのひとつひとつ、エピソードのひとつひとつが静かに心にしみていきます。悲しいできごとも起こるけれど、全体を通しての印象は穏やかであたたかい。大好きです。

2006-01-15 Sun

ハルカ・エイティ(姫野カオルコ)/文藝春秋

ハルカ・エイティ

ハルカ・エイティ

 冒頭で登場する大正ひとけた生まれのとっても魅力的な80歳のおばあちゃん、ハルカ。彼女の人生を女学生時代から辿った物語。

 随所に登場する恋愛論、男女論、人間論、時代論(?)にくらくらさせられます…。

突発企画

 昨年思いつきでやった、サイト紹介企画第二弾をやってみます(第一弾はこちら)。


■水珠

http://shirayuki.saiin.net/~sora/

■SUI/YUTAさん

 写真担当がSUIさん、言葉担当がYUTAさん。

 まだ本館がジオシティーズだった頃。写真素材を探していて、0574ウェブサイトランキングの写真素材系黒背景部門から飛んだのがきっかけでした。それからずっと、ファンです。

 ここに行く度に写真と、写真や音楽に添えられた言葉に心を掴まれてます。サイトデザインも素敵で大尊敬。

荻原規子さん

 荻原規子さんの日記がブログに移転(→http://andante-d.way-nifty.com/blog/)。さっそくアンテナ登録しました〜。

2006-01-14 Sat

ATOK presents 全国一斉!日本語テスト

http://www.atok.com/nihongotest/index.html

 85点でした。知らないのもけっこうあって、勘で選んだら当たったのとかもあったので、この点数はまぐれだと思う…精進せねば。

2006-01-13 Fri

人はキレイなものが好きだから

そんな綺麗事って処理しながらも どこかで期待してしまうから


やっぱりねって思いながらも どこかで裏切りを感じてしまうから

 水珠(http://shirayuki.saiin.net/~sora/)日々葉 2005 10/5 04:08より 

 文ちゃん曰くわたしはほんのちょっとでも乙一さんが話題に出ると至福の表情になるそうです。だって愛してるから〜。乙一さんの作品を読める時代に生まれてよかったと思えるから〜。

 「幸せそうすぎる顔でムカつく」とキャシャリンさんは言ってました(笑)。

NANA

Nana (14) (りぼんマスコットコミックス―クッキー (1660))

Nana (14) (りぼんマスコットコミックス―クッキー (1660))

 ヤスと美雨のやりとりが好き。

読了本

2006-01-12 Thu

明るくなってゆく空を

ふたりは憎んでいたけど

いつの日か幼ない愛は

抜殻を残して

飛び立つことを 知っていた。

 Cocco『やわらかな傷跡』より。

 わたしの中では、この引用部分が特に、荻原規子白鳥異伝』の小倶那と遠子に結びつくのでした…。

神様のボート

 江國香織さんの『神様のボート』を読んでいました。5回目か6回目の再読になります。

 草子は、1997年に小学四年生なのだから、わたしと生まれた年が同じなんですよね。だから、ときどき出てくる固有名詞とかに親近感を抱いてしまいます。でもお話は、どこか現実離れ、浮世離れしている感じもするので、不思議な気分になります。

 ストーリーが、とかキャラクターが、じゃなくて…いや、それもあるけれど、文章の一語一句が好き。江國さんの言葉はきれいだなあってつくづく思う。

ソフトテニス部時代

 文ちゃんとわたしは中学時代ソフトテニス部で(通ってた中学は違うけれど)、その時の話をしてたらすごく懐かしくなりました。


 ユニフォームのスコートがなあ…あんな短い丈のスカートをはくことはこの先二度とないと思う(笑)。

 中学のソフトテニスはダブルスが主流(というかダブルスしかなかったよ)でした。ペアの組み替えが何度もあったのですが、いっときペアを組んでた子がめちゃめちゃ細くてスタイルのいい子で、隣に並ぶのが恥ずかしいったらありゃしませんでした。顔の大きさやら足の太さやらが全然違うんだもん…。身長もわたしの方がだいぶ低かったから、余計違いが強調されちゃってる気がしてですね…。

2006-01-11 Wed

マジョモリ(文・梨木香歩 絵・早川司寿乃)/理論社

マジョモリ

マジョモリ

 『ワニ―ジャングルの憂鬱 草原の無関心』は衝撃的でぞっとしてしまうところがあったのですが(それも含めて、深みがあって好きですが)、こちらは絵も文もお話もほのぼのと柔らかい感じでした。

 梨木香歩さんやっぱり大好き。

 全国高校生韻文コンテスト作品集という、このコンテストに出された作品すべてが載っている冊子にわたしの書いたものが載ってます・・・。4ヶ月前、国語の先生に「今日中に書いて出してねー」と言われ、無理ですと言いつつどうにか書いたやつ、です。ここ参照。

 今日、入学前課題をその先生に見てもらうために(大学からの課題は進んでるの、大丈夫なの、とりあえず書いたら見せに来てください、と言われていたのでした)職員室に行ったら、ぽんとその「全国高校生韻文コンテスト作品集」を渡されて、「あなたのも載ってるから」と言われたのでした。思わず「えええ!?」と職員室に響き渡る大声を出してしまって恥ずかしかったです・・・。

 でも載ってることがもっと恥ずかしいよ・・・。ちゃんと、こういう活字になるんだったら、もっと時間かけて書きたかった・・・時間をかけたところで書いているのがわたしだから、そんなにいいものになるとは思えないし、だいたい時間をかけたからっていいものになるとは限らないけれど、でも、なんだかなあ。

 恥ずかしい恥ずかしい言いつつも、やっぱり活字になってることにそこはかとなく嬉しさを感じたりで、複雑な気持ちです。



 帰り道、学校の門を出てすぐのところで携帯を忘れてきたことに気づいて(近くで気づいてよかった・・・)、取りに戻りました。付き合せちゃってごめんよ文ちゃん。

2006-01-10 Tue

 今日から三学期。始業式の後文ちゃんと一緒に図書館に行きました。


 本とか漫画とかってほんとにいっぱいあって、一生かかっても全部は読みきれないかと思うとなんか寂しくなる。どう頑張っても、「未読の本」をこの世に残したまま死んじゃうんだろうなあと思うとなんか悲しくなる。だって本好きだもん。報われない恋だねえこれ。


 こんなことを文ちゃんに話したら、「乙一への恋以上に報われないねえ」「どんだけ本好きなんだって話だね」と相槌打ちつつ聞いてくれました。こんな多少変な話をふつーに聞いてくれる文ちゃんは偉大だと思った。

借りた本読みたい本

 『蒲公英草紙』『ハルカ・エイティ』は予約していた本。あと3冊どれにしようと思いつつ児童書のコーナーに行ったら、梨木香歩さんの絵本シリーズで未読の3冊が並んでいたのでそれに。


 それにしても、同じ理論社の「カラフル文学館」(ヤングアダルト文学のシリーズ)なのに、森絵都さんの『カラフル』、笹生陽子さんの『サンネンイチゴ』、角田光代さんの『キッドナップ・ツアー』は児童書のコーナーで、荻原規子さんの『樹上のゆりかご』や大島真寿美さんの『羽の音』が一般向けのコーナーにあるのはどういう基準なんだろう・・・。


 あ、あと、次こそ村上春樹さんの本借りよう。(昨年末某チャットで勧められたのが主な動機)

2006-01-09 Mon

空飛ぶ馬(北村薫)/東京創元社

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

我が友、正ちゃんとこの間話していたら、彼女が不幸の形容に《愛する人に愛されないようなごくありふれた不幸せ》といういい方をした。私はちょうどマルシーリオ・フィチーノの『恋の形而上学』を持ち歩いていたところだったから、《でも、愛する人に愛されないのは死ぬことだ、なんていう人もいるよ》と口にした。そんな心境に対するいささか複雑な憧憬もこもっていたろう。

 ところが、正ちゃんはそれをあっさり一蹴したのだ。彼女は言った。《馬鹿だねえ、死なんて、それこそ一番ありふれた不幸せじゃないか》。

 正ちゃんかっこいー!

頬杖ついて空を見ていた退屈な授業。

斜め前に座る君を

視界の端にとめながら。

 水珠(http://shirayuki.saiin.net/~sora/)さんより。

2006-01-08 Sun

からだが

あなたを知らなければ

引きずる想い出もなかった

 Cocco『雲路の果て』より。

 この一節を聴くと島本理生『ナラタージュ』を思い出します。 

 「伊坂幸太郎ページ」更新:関連リンクに「楽天ブックス:『砂漠』伊坂幸太郎インタビュー」追加。

 その『砂漠』についてのインタビューより引用。

『チルドレン』の陣内もそうなんですけど、『チルドレン』を出したときに、ぼくの予想以上に、陣内くんに好感を持つ人が多かったんですよ。西嶋くんはどうなんだろう?

 わたしは好感持ってますー。「おののいもこが消えてしまった」発言には、うっかり「この人かわいい」とすら思ってしまいました。


──今回の『砂漠』では、大学生の話らしく「恋愛」もありますね。

伊坂さん そうですね。ないのもウソくさいじゃないですか。ぼくは恋愛を書くのはあんまり好きじゃないんですけどね。恋愛に主眼がいかないように気をつけました。超能力と同じで、自然にそこにある、という感じにしたいと思って。



──なぜ、恋愛を書くのが好きではないんですか?

伊坂さん 展開が読めてしまうような気がするんですよ。「これとこれがくっつくのねー」とか、「ケンカするのねー」とか。バリエーションになってしまうような気がして、読者に「こんな小説、読んだことない」と思わせる自信はないんですよ。従来あるパターンをなぞるしかなかったら、読者も楽しくないと思うんですよ。だから、恋愛はあくまで横道、というふうにしたいですね。

 伊坂さんの書く恋愛って、なんか好きです。物語の中では「あくまで横道」な感じも含めて。どこかほのぼのしているというか、応援したくなるんですー(そういうことに縁遠い自分の現実はさておいて)。

2006-01-07 Sat

直木賞候補作

 ええと、既読の作品は『死神に精度』のみ。『蒲公英草紙』『ハルカ・エイティ』は図書館で予約済み。

 候補作が発表されてもどれが受賞するか予想したりは毎回しないのですが・・・伊坂幸太郎さんに関しては、政宗九さんの「個人的には『砂漠』で次回受賞して欲しい」という意見に大賛成です。

 『死神の精度』も好きなのだけれど、『砂漠』はもっと好きなので、これで受賞したら一ファンとしては嬉しいなあ、と思って。

ななつのこ(加納朋子)/東京創元社

ななつのこ (創元推理文庫)

ななつのこ (創元推理文庫)

 短大生の入江駒子が表紙に惹かれて手にした『ななつのこ』という短編集。駒子がこの本の作者にファンレターを書くことから、物語は始まります。本の感想と、身近で起きたささやかな事件のことを綴ったファンレターには、思いがけず返事がやってきました。しかもその手紙の中で、その事件にまつわる謎が見事に解き明かされていたのでした。


 ほんわかふんわり優しい雰囲気の作品です。謎が解き明かされた時も、びっくり、とか衝撃と受ける、というよりは、そういうことかーと納得してうなずいてしまう感じ。次の謎は何かな、と楽しみながら読めました。



 個人的に共感してしまったのは、この場面。

 いかなる運命のいたずらか、理由はさっぱり分からないのだが、私は歩いていて実によく色々なものにぶつかる。(中略)

 そんな私ではあるが、この四月から車の免許証を取得するべく、教習所に通っていると打ち明けた時、皆一様に「あんたが?」と顔をしかめたのは失礼というものだろう。

 ・・・いや、わたしもよく教室の中で机や椅子にぶつかったりつまづいたり、道歩いてて何もないところで突然転んだりするところを友達に目撃されまくっているので。学校で三年生に対して「自動車学校入校について」という説明がされた後、「ちほは行かない方がいいと思うよー」「その方が身のためだよ」「危ないよ」「うち、もしちほが免許取っても、絶対ちほが運転する車には乗らん」というようなことを口々に言われてしまったので・・・。

2006-01-06 Fri

 昨日の夜は妹と従姉妹二人(小六と小四)で百人一首をやりました〜。

 一応わたしは中学生の時、市の百人一首大会個人戦で優勝したことがあるのでした。出場者、3人しかいなかったけどね(笑)。

 課外があるので、4日と5日は学校に行きました。

 キャシャリンさんがくすぐってきて「ひゃう」とか叫んでるのはいつものことなのでここに書かないのですが、こないだはすれ違いざまにお腹くすぐられた拍子に「ぐぎゃっ」とすごい奇声が出てしまいました。廊下に響き渡りました。恥ずかしかったあ・・・



 あと、入学前課題(05/11/28の日記参照)・・・来月21日必着なのです。あう・・・やばい。

 好きなことだから、自分で選んだことだから、このことで頑張れなかったら他の何でも頑張れないだろうから・・・頑張ろうと思うのでした。

2006-01-05 Thu

終業式(姫野カオルコ)/新潮文庫

終業式 (新潮文庫)

終業式 (新潮文庫)

 なんていうのかな、わがままを言ってくれなきゃ応対できないんだよ、他人は。わがままを、ありったけのわがままをぶつけることが、それが他人を好きになるということなんだ。好きな人にはわがままを言わなければ意味がないんだ。

 こんなことを言ったら相手に悪いとか、こんなことをしたら相手に悪いとか、そういうことを考えることがもう、冷たいことなんだ。

 ノートの切れ端に書いた手紙、FAX、結婚式の招待状などなど、高校の同級生の男女4人を中心に、20年の間さまざまな人と送りあったり送らずに捨ててしまったりした手紙だけで構成されています。

 登場人物がその時々で思ったこと、月日を経てからわかったことなどがまざまざとわかります。思いの丈を綴った手紙が「破ってゴミ箱に捨てたもの」となっていたり、その後無難な手紙に書き直されたことがわかったりするのが切ないよ〜っ。あう〜(涙)。


 わたしが図書館で借りて読んだのは新潮文庫版でしたが・・・あ、これは絶版になっちゃっているけれど、角川文庫版(ISBN:4041835119)が一昨年出たんですね。


 せいいち先生(id:seiiti)、すすめてくださってありがとうございました〜(ぺこり)。

ボーイフレンドはエッチなゆうれい

 小学三年生か四年生の時、教室の後ろにあった本棚の中に、『ボーイフレンドはエッチなゆうれい』という本がありました。この作品の作者が、『おれがあいつであいつがおれで』の山中恒さんだと知ったのは、ずうっと後のことでしたが。


 いじめられっ子の女の子・チカが小学四年生に進級したばかりの頃、ゆうれいの男の子が現れて、チカをいじめようとするいじめっ子の企みをことごとく邪魔し始めるのですが・・・その中で、ゆうれいの男の子が、いじめっ子の男の子のズボンを下着ごとおろしちゃうシーンがあって、しかもそれにちゃんと挿絵がついていたのでした。


 その本を読んでいると、けっこう周りにからかわれたんです。覗き込んできた同級生がその挿絵を見て、「うわーちほ、えろいの読んどるー」ってなことを言われました。読んでいる途中で取り上げて逃げたりする男の子もいました。

 で、わたしは「エッチな話じゃなかもん!読んどらんとに絵ばっかり見てそぎゃんこつ言わんでよ!」と本気で憤慨していました。取り上げられたら追っかけて取り返そうとしていました。中身を読んでないのに挿絵ばっかり見て適当なこと言うなんて邪道だ!許せない!とか生意気にも思ってました。

 その本はお気に入りのひとつで、何度も読んでいたのですが・・・休み時間とか、同級生が周りにいるときにその本を読めば、からかわれたり邪魔されるのはわかっているんだから、ゆっくり読みたいなら人がいない時と場所を選んで読めばすむことなのに、「別に変な本じゃないのにこっそり読むことないもん」と意地になって、自分の席で読んでいました。そしてまた周りの同級生にからかわれる・・・ということの繰り返しでした。

 活字への愛着はこの頃からあったみたいです。

ボーイフレンドはエッチなゆうれい (山中恒みんなの童話)

ボーイフレンドはエッチなゆうれい (山中恒みんなの童話)

2006-01-04 Wed

砂漠(伊坂幸太郎)/実業之日本社

砂漠

砂漠

 おもしろかったー!!どうしよう好きすぎて感想書けない。ネゴシさん(id:negosi)が「こいつらと大学生活送りたいと本気で悔やんだ」とおっしゃっていた気持ちがわかる気がしました〜。

 伊坂さんの作品は今のところ全部読んでいて、その中でいちばん好きなのは『重力ピエロ』。これは揺らがなかったけれど、『砂漠』はその次に好きです。

今日の更新

読了本

 読み終わったそばから再読してしまいました。新年早々しばらく物語世界から抜け出せなくなる濃密なのを読んだなあ。

2006-01-03 Tue

 友達からもらった年賀状には、「東京に行ったらストーカーされんように気をつけて!」「乙一のことばっか考えとったらあかんよ」「今年もドジを踏んでください」などなど、それぞれに後から見返したら楽しいだろうなーと思うようなことが書かれていて、自分が送った年賀状のそっけなさに申し訳ない気持ちになりました・・・。そういう風にメッセージをつけてもらうと嬉しいから、自分からも相手に向けて書きたいなあと思うのだけれど、いざとなると何書いていいかわからなくなって、結局そっけないものになるのでした。あう・・・

2006-01-02 Mon

しょうげき

『ジョナさん』(片川優子講談社)P.11より。

二十分に一本ほどしかないバスを待つ。

 ・・・「二十分に一本ほどしかない」ってなにー!?そんだけあったら充分だよ!ここらへんなんて一時間に一度あるかないかだよ!(田舎者っぷり暴露)

ジョナさん(片川優子)/講談社

ジョナさん

ジョナさん

 良い意味で、「この作品を書いたのは現役女子高生」という感じがします。良い意味で、というのは、会話のテンポやノリがとってもリアルで、一応作者と同い年のわたしにとってすごく近いものに感じられる、ということ。高校二年生の主人公、チャコの一目惚れの相手(名前が分からないので「ジョナさん(仮)」と命名されることになる)が「色白の速水もこみち」と例えられることをはじめ、出てくる固有名詞が今っぽい。

あんな生き方最低だ。私の中のおじいちゃんが嫌いな私が醜く叫んだ。(中略)でもね、人はどんどん年を取っていくものなのよ。年の上に年を重ねて、恥の上に恥を重ねて、それを自分でも気づけなくなっちゃうまで生きてしまうものなんだよ。そんな人生、最悪だ。(P.41)

 おじいちゃんが亡くなるまでの1年間、介護をしていたお母さんが、「1年ですんでよかったわ」と言ったこと。昔は好きだったはずのおじいちゃんを思い出すたび、嫌悪感を抱くようになってしまったこと。

 家族関係をはじめ、ジョナさんへの片想いに、仲の良い友達との喧嘩に、チャコの悩みの尽きない日々が描かれます。「リンちゃんは一時期あだ名がP子だった」とか、くすっと笑えるところもあって楽しく読めました。終盤に意外なつながりが明かされるところも良かったな。

「あんた、すごい不器用だから。いろんなことをひとつひとつ片付けるのにすごい時間がかかって、はたで見てるこっちが歯がゆくなるくらい一生懸命だから。そんなふうに世渡り下手な人間が幸せになったら、たぶん救われる人がたくさんいると思うから。だから、幸せになりなさい」(P.227)

 全体を通して爽やかな印象の物語でした。ラストも好きです。

更新情報

リンク集」更新:サイトタイトル変更につき、新バナー設置。そのほか色々追記・修正。

2006-01-01 Sun

ごあいさつ

 明けましておめでとうございます(お辞儀)。今年もよろしくお願いします。

リニューアルオープン

 まだまだ改造中のところもあるのですがとりあえず。サイトタイトルを「たなびく雲の絶え間」から「てくてくあるくひび」に変えました。

更新履歴

「エッセイ」更新:「高2、学園祭」「高3、学園祭

今日読んだ本

 『砂漠』(伊坂幸太郎)と『おしまいの日』(新井素子)をちょこちょこと再読。

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