小学生のころ

 北村薫『六の宮の姫君』が、芥川龍之介の短編『六の宮の姫君』をめぐるお話だったことから、小学生のころ読んだ芥川作品に思考が飛びました。


 …芥川龍之介作品の中で既読なのは…『羅生門』(これは高校の教科書で)、『杜子春』『蜘蛛の糸』だけだなー、わたし。しかも『杜子春』『蜘蛛の糸』を読んだのは、小学校二年生か三年生(記憶が曖昧)の時で、ただただ地獄のようすが怖かった、挿絵が怖かった、という印象がおぼろげに残っているだけなのです…既読とは言えないかも。

杜子春・くもの糸 (偕成社文庫3065)

杜子春・くもの糸 (偕成社文庫3065)

 たぶん、読んだのはこれだったはず…。