Hatena::ブログ(Diary)

しあわせは日々のなか

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2007-01-31 Wed

ポリー・ホーヴァート 代田亜香子訳 『みんなワッフルにのせて』 白水社

みんなワッフルにのせて

みんなワッフルにのせて

あたしが思うに、ほんとうにだれかを守るなんてことはできないんだろう。というか、あることから守れたとしても、べつのなにかがやってくる。(P.61)

 プリムローズの両親は、海で行方不明になってしまいます。両親が「死んでしまった」のだと、周囲の人々は物的証拠を次々つきつけるのですが、プリムローズは「自分がほんとうだと感じる」ことを信じて、両親の帰りを待っています。

 両親がいなくなったこと以外にも、プリムローズにはずいぶん酷い目に遭っているはずなのですが、物語は決してしめっぽくはなりません。日々の中にあるおかしみが伝わってきます。

 各章末に、出てくる料理のレシピつき。

三浦しをん 『乙女なげやり』 太田出版

 『妄想炸裂』と『乙女なげやり』、2冊続けて読みました。

乙女なげやり

乙女なげやり

 清水玲子『秘密』のあおり文句について語られている章「自分を止めてあげたい」から引用。

 あおり文句が「少女まんがの枠を超えた傑作」なのだ!それは……褒め言葉なのか?(中略)このチラシの文言では、「少女まんがの枠を超え」ることがすなわち「すごいこと」のように受け取れる。

 もちろん、チラシが言いたかったのは、「ストーリーの水準が極めて高く(中略)大人の鑑賞に堪えうる作品ですよ」ということなのだろう。だがそりゃあ、ふとい間違いだ。

(中略)そもそも(ああー、少女漫画のことになるとすぐに熱くなって、「そもそも」とか言い出しちゃう)、「少女漫画」というのは昔っから、取り扱うテーマは多岐にわたり、登場人物の年齢性別も多彩で、大人の鑑賞に堪えうるものがたくさんあった。読者層の大部分を実質的に少女が占めてきたのだとしても、作品の内容はすべての人に開かれていたのだ。(P.37)

 わかるー、とじたばたしてしまいました。ええとですね、「少女漫画」「少女まんが」の部分を「児童書」あるいは「児童文学」に、「少女」を「子ども」に置き換えると、あさのあつこバッテリー』に「これは本当に児童書なのか!?」というあおり文句がついていた時のわたしの気持ちになります(乱暴だ……自分に都合よく改ざんしすぎだ)。

今月の読了本

  1. 室生犀星 『或る少女の死』 岩波文庫
  2. ルイス・サッカー 幸田敦子訳 『穴 HOLES』 講談社文庫
  3. 川島誠 『夏のこどもたち』 角川文庫
  4. 鷺沢萠 『愛してる』 角川書店
  5. 松原秀行 『パスワードは、ひ・み・つ』 講談社青い鳥文庫
  6. 桜庭一樹 『少女七竈と七人の可愛そうな大人』 角川書店
  7. ル=グウィン 清水真砂子訳 『ゲド戦記最後の書 帰還』 岩波書店
  8. ル=グウィン 清水真砂子訳 『ゲド戦記5 アースシーの風』 岩波書店
  9. 湯本香樹実 『わたしのおじさん』 偕成社
  10. 森忠明 『へびいちごをめしあがれ』 草土文化
  11. 藤野恵美 『怪盗ファントム&ダークネス EX‐GP1』 カラフル文庫
  12. フランチェスカ・リア・ブロック 金原瑞人・小川美紀訳 『人魚の涙 天使の翼』 主婦の友社
  13. 村山早紀 『虹の物語』 佼成出版社
  14. 三浦しをん 『妄想炸裂』 新書館
  15. 三浦しをん 『乙女なげやり』 太田出版
  16. ポリー・ホーヴァート 代田亜香子訳 『みんなワッフルにのせて』 白水社
  17. 宮沢賢治 『注文の多い料理店』 角川文庫
  18. ペネロピ・ライヴリー 神宮輝夫訳 『犬のウィリーとその他おおぜい』 理論社
  19. 上橋菜穂子 『天と地の守り人 第二部』 偕成社
  20. フランチェスカ・リア・ブロック 金原瑞人訳 『ウィーツィー・バット』 創元コンテンポラリ

2007-01-30 Tue

 午前0時頃のこと。部屋に入れなくなりました。例によって鍵を中に置いたままドアを閉めてしまいました。

 夜中なので、寮母さんが受付にいません。

 ……こんな自業自得のできごとのために寮母さんを起こすのも気が引ける……というわけで、それからずっとパソコン室にいました。寝ようと思ってつっぷしてみたけれど眠れないので、テスト勉強したり(夜中に部屋の外に出たのは、友達とテストのことでちょっと相談していたからなので、教科書は持っていたのだ……や、ほんとはもう終わりにして部屋で寝るつもりだったのですが)ネットしたりしつつ朝を迎え、無事寮母さんに鍵を開けてもらいました。

 オートロックなんか嫌いだ……とちょっと思いました。忘れた自分が悪いのだけれど。……数えていないけれど、まさか、「中に鍵を置き忘れて部屋に入れなくなって寮母さんを呼んだ」回数、そろそろ二桁になったんじゃないだろうか……だ、ダメ人間だあ……。

 そんなこんなであんまり寝ていない状態で学校に行ってテスト受けてきました。今日でテスト終了です〜。

 お昼ごはんをKちゃんといっしょに食べました。その場のノリでいろんな話をしました。「お客様の中に探偵はいらっしゃいませんか」というKちゃん発言がツボに入りすぎてずーっと笑ってました……。

 帰る途中に書店に寄って守り人シリーズ最新刊を買って、さっそく電車の中で読んでたら熱中してしまって乗り過ごしました。

上橋菜穂子 『天と地の守り人 第二部』 偕成社

天と地の守り人〈第2部〉 (偕成社ワンダーランド 33)

天と地の守り人〈第2部〉 (偕成社ワンダーランド 33)

 侵略する側も、単なる「悪役」ではなくて、侵略することが平気な「人間」として描かれているところがいいと思う。カンバル王が、失敗すること・重臣たちに失望されること・影で笑われることを恐れている(人からの評価をとっても気にしている)人物像なのが興味深い。

 ……がんばって冷静に感想書こうとしてみた(上橋さんすごいですーだの、登場人物全員愛しいだの、叫びそうなので)。

2007-01-29 Mon

 部屋のドアを開けて中に入ろうとした時、なぜか頭をドアにぶつけました。痛かったです……。

2007-01-28 Sun

テスト終わったら絶対買う

 上橋菜穂子守り人シリーズ最新刊『天と地の守り人 第二部』が買いたくて仕方ないです。明後日、テストが終わる日まで買わないでおきますが。買ったら絶対すぐ読んじゃう……読むだけならまだいいけれど、読み終わった後の余韻にひたってみたり、中学生のときから追いかけてきたシリーズがもうすぐ完結するという感慨にひたってみたり、どうかすると既刊全部を再読したくなったりするので危険なのです。

注文していたのが届きました

大学新入生に薦める101冊の本

大学新入生に薦める101冊の本

 去年、Dainさんにおすすめしていただいた『大学新入生に薦める101冊の本』をようやく買いましたー。

2007-01-27 Sat

 いつもぎりぎりになっちゃうから今度こそは早めに出しとこうと、寮母さんに帰省届を提出。2月10日から3月26日まで、閉寮期間なのです。3月24日から実施される講座に申し込んでしまって、閉寮期間中に東京に戻ってこなくちゃいけない事態になったので、それの許可願もいっしょに提出しました。

ペネロピ・ライヴリー 神宮輝夫訳 『犬のウィリーとその他おおぜい』 理論社

 ディクソン家に住むいろいろな生き物(ワラジムシ、ネズミ、クモ、などなど)の愉快な物語。第一章「迷い犬ウィリーの巻」で、飼い犬ウィリーの「ぼくが足下にいるんじゃないよ。そっちが犬上にいるんじゃないか」というぼやきや「ぼくはあなたを賛美し、崇拝します。ぼくをふんづけたければ、どうぞ、どうぞ、今すぐふんづけて」と言うほど(もちろん人間には通じていないのですが)ディクソン夫人を崇め奉るようすにふきだしてしまいました。

2007-01-26 Fri

 「ギリシア神話」のテストが終わった後、ども研メンバーのみんなと部室へ行って、卒業する先輩たちに贈る色紙にメッセージを書きました。

 今日は、携帯アプリ歪みの国のアリス」(PC公式サイト:http://www.sun-denshi.co.jp/gsec/index.html)にはまった人を何人も同じクラスで見つけてしまった日でした。今月、ゆずるちゃんに教えてもらったこのゲームに思いっきりはまってしまったんですね。基本的にホラー苦手なんですが、これはもう……ストーリーがツボでツボで……。

僕らのアリス きみが望むなら

 来月8日から、無料でダウンロードできるようになるらしいです。

2007-01-22 Mon

ふと

 20歳になった直後くらいに、「成人するまでにこんな本に影響を受けました」というのを、「長門有希の100冊」みたいにまとめてみたいなと、政宗九さんの100冊を見て思いました。

 でも、一作家につき一冊は難しいかも……荻原規子さんなら、少なくとも「勾玉三部作」と『樹上のゆりかご』は外せないので(「西の善き魔女」を切り捨てるのもものすごくためらわれる……)。

2007-01-21 Sun

 「受験」という言葉を聞くと思い出すものごと。

 高校受験のこと。とにかく共学に行きたくなかったわたしは、市内ではいちばんの公立進学校に一応行ける成績なんだからそっちを受けろという父親の意見にまったく耳を貸しませんでした。「公立が一番。私立は落ちた人間が行くところ」という地元の風潮に反発したい反抗期なお年頃だったせいもあって、盛大にごねました。「某私立女子高の進学コースなら授業料半分だけん、公立とそんなに変わらんしよかでしょ」と主張して、両者一歩もゆずらず1月になってもまだもめてました……。あげくのはてにわたしが「公立受けさせるなら解答用紙白紙で出す」とのたまって、それはやめろと担任の先生に真剣になだめられました……(思い出すたび周りに迷惑かけたなあ、と申し訳なくなる)。

 今思うとなんであんなに父親の言うことなすことに反発したのかわからない(ちなみに母親は、地元の高校のことは他県出身の自分よりそこで生まれ育った父親の方がよくわかってるだろうと、あんまり口出ししなかった)。思春期とか反抗期とか言ってしまえばそれまでだけれど。望んだとおりに育てなくてごめんなさいという気持ちと、望みどおりになりたくない、反発したい気持ちが入り混じってぐちゃぐちゃだった。

 結局、自分の意見を押し通して私立女子高に入学したことが、推薦で今の大学に入ったことにつながってくるのでして(大学受験のとき、親があんまり口出ししなかったのは、高校受験のもめごとにうんざりしたからではないか、と勘繰っている)。それを後悔する気持ちはないけれど、ときどき、「お父さんの望んだ道から大きく外れてしまってごめんなさい」って気持ちもわいてくる。

2007-01-20 Sat

 乙一作品が好きだと告白したとき、ゆずるちゃんに「意外」と言われたことがありました。彼女の乙一体験は、アンソロジーの方で『SEVEN ROOMS』を読んですごく怖かったこと、みたいなので……普段の会話でちょっとでも血を見る話(怪我の話とか)になるとうぎゃー痛い痛いと耳をふさぐわたしが、乙一好きなのは意外に思えたのかも。

 でも『GOTH』とか『暗黒童話』とか、グロいところは読むのきつかったけれど、乙一さんの文章だから読めた、というのもあると思う……。乙一作品の中でどれが好きかと言われると、すごく迷って『しあわせは子猫のかたち』とか『暗いところで待ち合わせ』とか挙げちゃうのだけれど、「黒乙一」に分類される作品が嫌いなわけじゃないのです。むしろ大好きなのです。うまく言葉にできないけれど、黒・白関係なく根底に流れているものがある気がして、それに惹かれる。

2007-01-19 Fri

 来週水曜からテストです。いっぱいいっぱいです。

 今日から図書館の春休み貸出期間です。貸出冊数の上限がなくなるし、4月まで借りていていいのですー。読みたい本をいっぱい借りることができます。わくわく。春休みのほとんどは実家で過ごすことになるので(寮が閉まっちゃうので東京にいられない……)、借りた本は実家に送る荷物の中に入れようと思います。

2007-01-18 Thu

 木曜日。昼休みはども研でまったりの日。

 映画版バッテリーへの不安を一方的にまくしたてすぎた気がします……。ご、ごめんなさい。

2007-01-17 Wed

2007-01-16 Tue

更新するだけで落ち着く場所

 いつの間にか、ここで日記をつけた日数が、900日を超えていました。

 ……人に見られる日記を書くことが、自分にとって必要不可欠になったのはいつからだろう。

 ある程度、書きたいことを書いていい場所、言いたいことを吐き出してもいい場所が、自分以外の誰かが見てくれている場所(ネット上)にある、ということに、わたしはけっこう救われている(……大げさな表現だけれど、他に言葉が見つからない)ふしがあるのだけれど。

 去年、「更新されるだけで嬉しくなる場所」という記事を書いたのですが。ここはわたしにとって「更新するだけで落ち着く場所」なのかもしれない、とふと思いました。

2007-01-15 Mon

藤野恵美 『怪盗ファントム&ダークネス EX‐GP1』 カラフル文庫

怪盗ファントム&ダークネス EX‐GP1 (カラフル文庫)

怪盗ファントム&ダークネス EX‐GP1 (カラフル文庫)

 おもしろかったー。小学生のときに出会いたかった……。いや、2004年に発売された本なので、無理なのですが。

 4つの短編それぞれの謎解きがとっても楽しいです。主人公の七海と、幼馴染の優花の微妙なすれ違いも、お決まりだけれど微笑ましいです。

 次回配本のミステリ・フロンティアは、この作者さんの新作なんですね(最近知ってとってもびっくりした……)。楽しみです。

 学生課に申し出るまでもなく、筆箱はもといた教室にありました……よ、よかったあ……。

2007-01-14 Sun

 どうやら昨日、教室に筆箱を忘れてきてしまった模様です。筆箱だけならまだしも、USBフラッシュメモリが中に入っているのが大問題です。明日の授業で使うのに……!自分のぼんやり加減に嫌気がさします。うう……。

 明日、朝早めに行って学生課に申し出ることにしよう……なんとかなる。はず。

湯本香樹実 『わたしのおじさん』 偕成社

わたしのおじさん

わたしのおじさん

 こういう世界もあるのかもしれない、そうだとしたら寂しくなくていいなあ、と思った。

2007-01-13 Sat

 土曜日。授業はないけれど学校へ。図書館行ってみたり課題やってみたり。

ここ数日の読了本

2007-01-12 Fri

児童文学入門

 最初に「この授業で諸君が得た、絵本、児童文学観について述べよ」という課題が出され、この授業時間内にまとめなくちゃならなかったのです。が。書いた内容、とっても、ぐだぐだです……。

2007-01-11 Thu

 子ども文学研究会部室に、おみやげの「博多通りもん」を持っていきました〜。「のだめに出てきたやつだよね」と喜んでもらえて、とっても嬉しかったです。……熊本空港で買った、ってところが、邪道な感じですが(笑)。

 ども研ミーティングが終わったあと、ゆずるちゃんと部室に居残って、いろいろ話しました。

 彼女おすすめのDWJ作品をはじめ、テストが終わったら読みたい本がたくさんあります……。

2007-01-10 Wed

 授業が終わった後、寮に戻って教科書の類を置いてから(水曜日は聖書必須の授業「キリスト教学」があるので鞄が重いのだ)、市立図書館に行きました。

 京極夏彦ファンのNさんが、「『絡新婦の理』まで貸したよね。次『塗仏』だよねー、テスト終わったら支度と始末セットで貸すね」と言ってくれました。嬉しいです。重いのにいつもありがとうです。

2007-01-09 Tue

 昼休み、大学の図書館に冬休み中借りていた本を返しに行って、そこでKちゃんに遭遇。北村薫さんの「円紫師匠と私」シリーズとかハチクロとかについて語り合いました。

 翻訳演習で隣の席のゆずるちゃんとは、ゲド戦記4巻についていろいろ話しました。3巻までと全然違ってびっくりしたね、と。そこから荻原作品の話に発展したり。RADWIMPSに話が飛んだり。

2007-01-08 Mon

2007-01-07 Sun

川島誠 『幸福とは撃ち終わったばかりのまだ熱い銃』

電話がなっている (ニューファンタジー 3)

電話がなっている (ニューファンタジー 3)

 去年の読了本。川島誠さんのデビュー作『幸福とは撃ち終わったばかりのまだ熱い銃』以外の収録作は、高1のときに読んだ角川文庫の『セカンド・ショット』に再録されているので既読だったのだけれど、デビュー作の長いタイトルが気になったので読んでみたんですね。

 その後、児童書読書日記さんにて、この国土社版『電話がなっている』についての記事(http://d.hatena.ne.jp/yamada5/20060505/p1)を読んだとき、「銃がそのまんま性器のメタファーになっています。ネタバレかもなので一応反転)それをストレートに描いた長谷川集平のイラストも衝撃的です」という箇所に衝撃を受けたんです。全然気づいてなかったので。この短編、わたしにとっては「気持ちの悪い話」だったので、流し読みしちゃってたとこがあったのかなあ、イラストもちゃんと見てなかったのかなあ、とか思いつつ……自分の読解力のなさにへこんだのでした。


 『800』『セカンド・ショット』『夏のこどもたち』を読んだ印象だと、川島誠さんはわたしにとってふみこみたくない場所・ふみこめない場所について、ずかずかふみこんで書く人なのです。これ以上追いかけたくないような、怖いもの見たさで追いかけてみたいような……。

 なんだろう、「好き」なタイプとは正反対の作品なのだけれど、たぶんわたしは川島誠さんの作品群が「嫌い」なわけじゃないのだろう、と思います。

 わたしが掛け値なしに好きだと言える物語の筆頭は、荻原規子作品です。活字倶楽部のインタビューで、荻原さんは「自分が読みたいと思う物語しか書きません」とおっしゃっているのを読んだとき、たぶん荻原さんの「読みたい物語」と、わたしの「読みたい物語」はすごく近いのだろうな、と思ったのです。わたしがとっても荻原規子作品を好む理由は、そのあたりにあるのかな、と。

 川島誠作品はきっと、わたしが「読みたい物語」の逆方向にがんがん進んでいるのだと思います。だから、わたしが好まない要素を多く含んでいて、掛け値なしに好きだと言うことはできないのでした。でも、「読みたい物語」と対極にあるからこそ、惹かれているところもあるみたいです。


追記。

 書いていて、荻原規子さんの「読む女の子たち」というエッセイの、「かつてわたしがそうであったような、女の子のために書いている」「そういう女の子にしかわからないシグナルはたくさんある」という箇所を思い出しました。

 川島誠さんの作品には、「男の子にしかわからないシグナル」が含まれている気がする。……そこがわたしにとってはわからなくて、時には怖くて気持ち悪いと思ってしまう部分なのかも、と思ったのでした(これを言ってしまうと、先の『幸福とは撃ち終わったばかりのまだ熱い銃』について、自分の読解力のなさにへこんだ話の言い訳っぽいですが)。でも、川島誠作品を読んでいて、これは男性の方が感覚的に共有しやすいのかも、と思うところがけっこうある*1のは確かです。

*1:勝手に思ってるだけなので見当違いかも。うむ。

2007-01-06 Sat

今日の読了本

 男たちなど滅びてしまえー(『少女七竈〜』より)(言ってみたかっただけ)。

 寮に戻ってきました〜。

 帰省前に寮の部屋の鍵がおかしくなって一騒動あったことは書きましたが。実はこの日、業者さんに来てもらって鍵を開けてもらったわけじゃないんですね。がちゃがちゃやっている拍子に開いたので、中に置いていた荷物を持って、業者さんが来たかどうかは確かめずに寮を出たんです(閉寮期間はこの翌日からだったので、この日のうちに帰らないといけなくて)。

 で、今日、寮母さんに、「業者の人は9日にならないと来ないから」と説明されました。いったん閉めちゃうとなかなか開かなくなって大変なので、あと数日は、ドアをうっかり閉めないようにしなくちゃいけないみたいです。

2007-01-05 Fri

有吉佐和子 『悪女について』 新潮文庫

悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))

悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))

 おもしろかった。とっても。

 謎の死を遂げた一人の女性について、27人の男女がそれぞれに語る27話で構成されています。

 関わった人が語ることによって、その人の姿が浮かび上がってくる、という趣向がとっても好みでしたー。

 明日東京に戻るわたしに、弟(高1)が、「元気で頑張れよ」といきなり言ってきました。わあー。優しいじゃないかー(笑)。

昨年7月の読了本について(今更)

 『低温火傷』(狗飼恭子幻冬舎文庫)に「心を求められるより身体を求められる方がわかりやすくていい」って台詞があって、共感した……というのとは違うけれど……あーうーなんていうんだろ。「自分もそう思ったことある」「自分のことかと思った」みたいな共感じゃないけれど、「ああなんかわかる気が……」って気分になったからやっぱり「共感」なのかな。「わかりやすいんだろうなあ」って、自分に置き換えるのとは別のところで考えてた。

 わたしは、自分がそういう意味で求められることは絶対に絶対にない、永遠にない、と思ってる。思い込んでる、かなあ。でも「思い込んでる」って無理矢理自分にそう思わせてる感じがする。そうじゃなくて、けっこう自然に、自分にはそういうことは起こらない、ありえない、と思ってる気がする。自分のこと、よくわからないけれど。

2007-01-04 Thu

今日の読了本、今年の読書のこと

 ……冬休みなのに。

 今更ですが。去年の読了本数は277冊でした。今年は300冊読めるといいなあ。

2007-01-03 Wed

今日の読了本

 おもしろかったー!

2007-01-02 Tue

 今年最初の読了本。

 6歳の従兄弟に絵本の読み聞かせをしてみました。

2007-01-01 Mon ごあいさつ

 あけましておめでとうございます。

 今年もよろしくお願いします。

 この日記も4年目に突入です。

 4日までネット環境のない母方の実家に行ってきますー。

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