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しあわせは日々のなか

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2007-02-28 Wed

 どうやら近所の農家の方からいただいたらしい撤果された苺(とっても小さい)が家にたくさんあります。今ちょっとずつ食べてます。しあわせ。

 そういえば、高校時代、苺農家の子が、とれたて苺を教室に持ってきてくれたことがあったなあ。

2月の読了本リスト

  1. アゴタ・クリストフ 堀茂樹訳 『悪童日記』 ハヤカワ文庫
  2. 森忠明 『きみはサヨナラ族か』 金の星社
  3. 北村薫 『盤上の敵』 講談社文庫
  4. 山田詠美 『姫君』 文春文庫
  5. 梨木香歩 『春になったら苺を摘みに』 新潮文庫
  6. パトリシア・A・マキリップ 佐藤高子訳 『妖女サイベルの呼び声』 ハヤカワ文庫FT
  7. 二階堂奥歯 『八本脚の蝶』 ポプラ社
  8. 綾辻行人 『迷路館の殺人』 講談社文庫
  9. 井辻朱美 『ファンタジーの魔法空間』 岩波書店
  10. 井辻朱美 『魔法のほうき』 廣済堂出版
  11. 矢崎存美 『ぶたぶた』 徳間デュアル文庫
  12. 五木寛之 『晴れた日には鏡をわすれて』 角川文庫
  13. 野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』 ファミ通文庫
  14. 木地雅映子 『氷の海のガレオン/オルタ』 ピュアフル文庫
  15. 野村美月 『“文学少女”と飢え渇く幽霊』 ファミ通文庫
  16. 野村美月 『“文学少女”と繋がれた愚者』 ファミ通文庫
  17. 松村栄子 『Talkingアスカ』 ピュアフル文庫
  18. 太宰治 『斜陽』 岩波文庫
  19. 三浦しをん 『人生激場』 新潮文庫
  20. 田山花袋 『蒲団・一兵卒』 岩波文庫
  21. 永井荷風 『つゆのあとさき』 岩波文庫
  22. ペイトン 掛川恭子訳 『愛の旅だち』 岩波少年文庫
  23. ミッチェル 大久保康雄・竹内道之助訳 『風と共に去りぬ 1』 新潮文庫
  24. 赤木かん子編 『Little Selections 13 一発逆転ミステリー』 ポプラ社
  25. 木地雅映子 『氷の海のガレオン』 講談社
  26. V.S.ラマチャンドラン サンドラ・ブレイクスリー 山下篤子訳 『脳のなかの幽霊』 角川書店
  27. 柳美里 『家族シネマ』 講談社文庫
  28. ミッチェル 大久保康雄・竹内道之助訳 『風と共に去りぬ 2』 新潮文庫
  29. 上橋菜穂子 『天と地の守り人 第三部』 偕成社
  30. ミッチェル 大久保康雄・竹内道之助訳 『風と共に去りぬ 3』 新潮文庫
  31. 斉藤洋 『戦国の雲』 偕成社
  32. ペイトン 掛川恭子訳 『雲のはて』 岩波少年文庫

精霊の守り人

 原作の守り人シリーズに思い入れのあるわたしとしては、アニメ化が発表されたとき、バルサがずいぶんと原作より若い印象だったことに違和感がありました。バルサが三十代の女性であるからこその物語だと思うから。

 でも、公式サイトで動画を見たら、バルサが若くて綺麗なことがあんまりひっかかりませんでした。「原作とは別物なんだからしょうがない」と、諦めるような後ろ向きな気持ちじゃなくて、「あ、こういうのもありだ」と前向きに思えました。わくわくしました(笑)。放映が楽しみだなあって。

D

 探してみたらあったので貼ってみる(この機能使うの初めてだ)。

2007-02-27 Tue

川原泉 『美貌の果実』 白泉社文庫

美貌の果実 (白泉社文庫)

美貌の果実 (白泉社文庫)

収録作品:『愚者の楽園』『大地の貴族』『美貌の果実』『架空の森』『森には真理が落ちている』『パセリを摘みに』

 どの作品も、どこかのん気でのんびりしてて、でも大真面目で。けっこうとんでもないできごと(人が亀になるとか)をすんなりと受け入れてしまう人々が多くて、でもそれがこの作品の中だと全然不自然じゃないんですね。おもしろかったです。

2007-02-26 Mon

今日の読了本

2007-02-25 Sun

今日の読了本

 守り人シリーズ完結……感無量です。

荻原規子・上橋菜穂子・小野不由美(先月mixiに書いた文章の転載)

 ものすごく見当違いなことを言っているかもしれないし自信がないし、でも言わずにいられないので書きます。


 『狐笛のかなた』(上橋菜穂子新潮文庫)に寄せられた金原瑞人さんの解説文に、違和感を抱いてしまう箇所がいくつかありました。そのうちのひとつについて書きます。以下引用。

荻原規子小野不由美上橋菜穂子の三人は、日本の女性ファンタジー作家、三羽鴉だよね(中略)それはともかく、この三人、それぞれに特徴があって、読者の好みは様々に分かれるだろう。が、筆力、膂力、迫力、という点では、上橋さんの作品が突出している」

 ……ええとですね。「筆力、膂力、迫力」で「上橋さんの作品が突出している」と言ってしまうと、まるで荻原さんや小野さんが筆力不足みたいに聞こえるじゃないか……!と思ってしまったわけです(解説文の流れからして、筆者がそういう意図でこんな言い方をしたわけじゃないだろうとは思うのですが、どうしても気になる)。

 ここからわたし自身の勝手な印象を述べますが。この三人を並べるならば、上橋さんの文章はいちばん素朴な味わいだと思います。飾り気がない、というか。言葉遣いが平易で。

 「言葉遣いが平易」というと荻原規子さんもそうだけれど、上橋さんが「簡素」なら荻原さんは「端正」だなあ、と思う。華がある感じ。

 小野さんの文章は他の二人に比べると難しい言い回しも多用していて、それが効果的に働いていて、重厚な感じがする……これは、この解説の中で挙げられている作品「十二国記」を読んでの評価ですが。あ、同じく解説の中で言及されている荻原規子勾玉三部作」、上橋菜穂子守り人シリーズ」は、児童書として出版されたものだけれど、十二国記は最初ライトノベルとして世に出たものだという違いもあるのかな。


 ……と、とにかく、「筆力、膂力、迫力、という点では、上橋さんの作品が突出している」という言い回しに納得がいかない、という話でした(無駄に長くてぐだぐだだ…)

狐笛のかなた (新潮文庫)

狐笛のかなた (新潮文庫)

2007-02-24 Sat

柳美里 『家族シネマ』 講談社文庫

家族シネマ (講談社文庫)

家族シネマ (講談社文庫)

  • 収録作品:『家族シネマ』『真夏』『潮合い』

 柳美里作品初読。『潮合い』が一番好き。

2007-02-23 Fri

三浦しをん 『人生激場』 新潮文庫

人生激場 (新潮文庫)

人生激場 (新潮文庫)

 去年、夏休みにKちゃんから借りて単行本の方を読んだのですが、文庫版を買いました。

 宇多田ヒカルの「光」のプロモーションビデオが気になってしかたない。

(中略)

 ヒッキー!皿の裏は洗わないのかい?(P.34)

 この後えんえんと「でもヒカルちゃんが悪いのではない。あのプロモを作った監督が悪いのだ(たぶん)」「尺が合わないのなら皿の枚数を減らして、そのぶん裏まできっちりと洗うように演技指導するべきではなかろうか」と真面目に考察する三浦さんが好きです。

 先日、携帯を機種変更しました。

 前の携帯より大きめのものになりました。よそ見しつつぼけーっと操作していると、前の携帯をいじる調子で指を動かしていて、予期していたボタンに指が届かないという事態にときどき陥ってます。

2007-02-22 Thu

 キャシャリンさんと京ちゃん(わあ、名前出すの久しぶり)と遊んできました。

 駐輪場にて、帰ろうと自転車に乗ろうとして、近くにあった自転車をうっかり引っ掛けて倒してしまい(一台ですんだのが幸いだ……)ました。そばにいたキャシャリンさんが「絶対なんかやると思った」と言いつつ起こすのを手伝ってくれました。ご、ごめんね。

氷の海のガレオン

氷の海のガレオン

氷の海のガレオン

 文庫版未収録の『天上の大陸』『薬草使い』が読みたくて、図書館で探して借りました。

 ええと、自分が言葉にできなかった気持ちを、代わりに言葉にしてくれた、と感じるほど、共感レベルが高かったわけじゃない。でも、ええと、なんて言えばいいのかな。

 『氷の海のガレオン』の杉子は小学六年生、『天上の大陸』の美福は中学生、『薬草使い』の祥子は高校生。主人公の少女たちと同じくらいの年齢だった頃に、言葉にできずに抱えていた気持ちの断片が、物語の中に見えた気がしました。

 怒っちゃいけない。町の子供はみんなばかなんだから、目に見えることしか信じられないし、ろくなもの見てないんだから。そのうちこの国と一緒に滅んじゃうんだからって思うの。かわいそうだから、許してあげようって。

 でも、また次にはね、そんなこと考えてる、わたしは一体なんなんだって思うの。

 みんなとわたしの違いってなんなんだって思うの。

 だって、生意気だよね、そういうの。かみさまにだってきらわれそうな気がしちゃうよね。

 そうなるともう、世の中でいちばんわるいのは、実はわたしかも知れない、とか思うの。

 それでどんどんかなしくなって、涙出そうになるんだけど、泣いたりしたら、よけいに何か言われちゃうでしょ、それで、またおんなじ気持ちの繰り返しでしょう。

 そのうちそれがどんどんどんどんおおきくなって、もう、体中いっぱいになって、なに考えてるかもわからなくなるの。(P126-127)

2007-02-21 Wed

よかったーっ。

 ええと、はまぞうじゃ画像がまだ出てないんですが、荻原規子『これは王国のかぎ』文庫版装丁佐竹美保さんの絵だということを確認して(まだ買ってないんですが)、すごーく嬉しくなりました。

 わたしが持っているノベルス版『これは王国のかぎ』は佐竹美保さんの絵なのですが……去年出た、香坂ゆうさんの絵の新装版だと、ライトノベルにしか見えない装丁となっていて、「(イラスト自体は嫌いじゃないけれど)作品内容に合わないにもほどがあるだろう!」と怒り心頭だったのです。

 ……『かぎ』で中学生だった主人公の高校生活が描かれる『樹上のゆりかご』も、今現在出回っているのが、ライトノベル装丁のノベルス版だというのはけっこう腹立たしい事実なので(単行本で読んだわたしとしては、やっぱり、あのイラストは合わないだろうと思ってしまう)、『かぎ』に合わせた佐竹さんの絵で文庫版が出てくれればいいなあ……と思ってしまいます。

 『樹上のゆりかご』がノベルス化されて、香坂ゆうさんのイラストがついた時、既に佐竹美保さんの挿画でノベルスになっていた『これは王国のかぎ』も香坂ゆうさんが手がけた新装版になったのが、どうしても許せなかったのです。いや、香坂ゆうさんに恨みはまったくないのですが。何せ佐竹さんのイラストが、作品イメージにぴったり合ったものだったので、なんでわざわざ変えるのさーっ!と中央公論新社に不満たらたらだったのです。

2007-02-20 Tue

赤木かん子編 『Little Selections 13 一発逆転ミステリー』 ポプラ社

 サキ・スレッサー泡坂妻夫作品初読。

2007-02-19 Mon

 本屋さんとか図書館とかで、ずらーっと並んでいる本のタイトルを見ていくだけで心楽しくなるのだけれど。それと同じくネット上でも、個人サイトやブログのタイトルの羅列を見るだけでちょっと楽しかったりする。

2007-02-18 Sun

太宰治 『斜陽』 岩波文庫

斜陽 他1篇 (岩波文庫)

斜陽 他1篇 (岩波文庫)

 私のひと。私の虹。マイ、チャイルド。にくいひと。ずるいひと。(P.156)

 『斜陽』初読のはずなのだけれど、この部分には妙に見覚えがあるのです。小学生の頃……雑誌か何かで引用されているのを見たような。あれー、でもこの先の、「そのひとの髪を撫でながら、私のほうからキスをした」もずうっと前にどこかで目にした覚えがあるなあ。うむ、どこでだろう……ぱらぱらっと読んだりしたのかな、それこそ小学生の頃とかに。

 『斜陽』の出だしが中学の国語の資料集に載っていたのは、はっきり覚えているのだけれど。


 追記:思い出したー。ここが引用されてたの高校生の時読んだ「活字倶楽部」だ(小学生の頃なわけないや、何とごっちゃにしてたんだろ)。寮に置いてきちゃったから今確かめる術がないけれど、多分そう。

2007-02-17 Sat

「味わう」だの「消化」だの言っているのはきっと遠子先輩*1の影響です

 『風と共に去りぬ』の主人公の名がスカーレットだと知ったのは、小学生の時読んだ折原みとの漫画のあとがき(……おまけページ、だろうか)でだったと思う。たしかそれは、映画について語られていたのだけれど。

 それからずっと、断片的な情報を知っているだけの物語としてしまいこまれていて、10年ほど経ってやっとその本を手に取って読み始めたんですね(荻原規子さんのブログやエッセイに出てきたのがきっかけで)。

 タイトルやおぼろげなあらすじしか知らない、ちゃんと味わったことのない物語はたくさんあります。少しでも、味わった物語の方を増やしたいと思うけれど、一生のあいだに全部を消化することは絶対できないんだろうな。読みたいけれど読んだことのない本がどんどん増えていくのに、とても追いつけそうにないから。

簡易感想

”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)

”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)

 既刊3巻の中では、今のところこれが一番好き。

2007-02-16 Fri

今日の読了本

 両方とも、読んだのは荻原規子『ファンタジーのDNA』がきっかけ。

 『風と共に去りぬ』、5巻までいっぺんに図書館から借りてくればよかったと思ったけれど……そうすると一気に読み通したくなって寝食忘れるだろうなあ。

2007-02-15 Thu

引用せずに語れない

 わたしは、「好きな台詞やフレーズがある本=好きな本」であることが多いので、好きな本について語る時には、気に入った箇所をひいて「ここがいいと思った!」と言わずにいられない性質みたいです。日記書くときでも、オフで友達と本の話をするときでも。

 ことに本の話をすることが多いKちゃんには、日常的に「川上弘美さんの『古道具 中野商店』はね、“ヒロミさんも、生きてくのとか、苦手すか”ってタケオの台詞にやられてね」とか語っちゃってるんですね。

 ……1週間ほど前そのKちゃんと、「ちほみたいに小説の台詞とか引用する人初めて会ったよ」「そ、そうなの!?あ、でも、ユヤタン読んでる人にリアルで出会ったのKちゃんが初めてだよ」みたいな会話をしたので、そういう自分の本の読み方について、ちょっとばかし考え込んでしまったのでした。

2007-02-14 Wed

今日の読了本

 感想書きたいなあと思っていた『八本脚の蝶』も『氷の海のガレオン』も『Talkingアスカ』も“文学少女”もみんな寮に置いてきちゃった……。うう。戻ってから書けたらいいな、再読しつつ。

2007-02-13 Tue

 春休みは寮が閉まってしまうので、実家に帰ってきてます。

 洗濯場に入ろうとしたら、引き戸が動いてくれませんでした。ガラス戸なので、最初はこわごわ叩いてみたり持ち上げてみたりしていたのですがちっとも動かず。思い切って強めに叩いてみたらなんとか動きました。ふー。

2007-02-12 Mon

 昨年末、牧野さんのこのエントリブックマークして、「牧野さんの文章が好きだと心から思いました」というコメントをつけたことがありました。なんというか、読んでいてふとそう思ったので、日記にコメント書きこむには唐突だし照れる内容だし、ということでブクマコメントというかたちにしたのだと思うのですが、それに対する返信(?)が追記されていたことに今の今まで気づきませんでした。

 ブクマに気づいてくださっていたことすら今知ったという。なんだか間抜けだなあ……。

2007-02-11 Sun

どうしよう

 読了本リストに再読は入れないことにしているのだけれど(入れてたらきりがない……一度読んで気に入った本は、好きなところだけ拾い読みしたり最初から最後まで通読したりを繰り返してるから)、単行本で読んで文庫化されてまた読んだ場合はどうしようか迷います。今のところ、文庫にだけ追加された箇所があるなら入れる(例:梨木香歩『春になったら苺を摘みに』、三浦しをん『人生激場』)、でも解説がついただけなら入れない(例:上橋菜穂子『狐笛のかなた』)ことにしているのだけれど。

2007-02-10 Sat

2007-02-09 Fri

木地雅映子 『氷の海のガレオン/オルタ』 ピュアフル文庫

氷の海のガレオン/オルタ (ピュアフル文庫)

氷の海のガレオン/オルタ (ピュアフル文庫)

アキ、あたしの言うこと解る?あたし、日本の言葉を話してるんじゃないの?どうしてだれかの話した言葉のいちいちを、これはあたしの言葉に直すとこういう意味だな、ああこれはこういうことかなって、頭の中で直さなきゃいけないの?(P.32)

2007-02-08 Thu

米澤穂信 『手作りチョコレート事件』(野性時代vol.39)

小市民〉シリーズのような題ですが、〈古典部〉シリーズです。

 読みました。

 『クドリャフカの順番』で、奉太郎以外の部員の内面も描かれてから、〈古典部〉シリーズへの思い入れが増してます。それまでは、どちらかというと〈小市民〉シリーズの方が好きだったのだけれど(や、今も両方好きだけれど)。

五木寛之 『晴れた日には鏡をわすれて』 角川文庫

 Kちゃんにおすすめしてもらった本です。タイトルの言葉の響きがきれい。

 生きていく上で、自分で選んだわけじゃないのに背負わなくちゃいけないものはいっぱいある……という事実に真正面から向き合っている物語でした。

 うーむ、いろいろと思うところはあるのだけれど言葉にならない……。

 すごかったけれど。でもそれはそれとして。直木賞選考で『砂漠』(大好き。これで直木賞とってくれたら嬉しい、と思ってた)を「これで受賞したら伊坂幸太郎ファンが泣くだろう」と五木寛之さんが評したことは忘れられない(執念深い)。

 セリーヌ『なしくずしの死』という、作中に出てきた本が気になります。

 山田詠美『A2Z』にも登場したなあ。こちらでは、主人公が、この本のことを「私にはやかましすぎてどこが良いのかわからない」と言っていたけれど。

 明後日帰省するので、図書館から借りていた本を全部返却してきました。

 昨日買った『“文学少女”と死にたがりの道化』があんまりおもしろくて、既刊3冊いっぺんに買えばよかったと思っていたところだったので、本屋さんに寄って続きを買ってきちゃいました。そして読んじゃいました。おすすめしてくれたきをふしさんに感謝です。

2007-02-07 Wed

「〜ですだ」

 荻原規子さんの日記より。

このあいだから気になっているのだけど、

この著作の訳文や、昔『アンクル・トムの小屋』を読んだときにもそうだった、

黒人奴隷の「なまり」言葉……

「〜ごぜえますだよ」「〜ありましねえだよ」「〜ですだ」「〜だで」……というのは、

わが国の、どこのどういう「なまり」を参照したのだろうと、不思議なのです。

それについて、説明している文献にまだぶつかっていなくて。(アンダンテ日記2007/01/24「風と共に去りぬ」

 講談社火の鳥文庫『リンカーン』に出てくる黒人も、「〜ですだ」って話し方だったなあ……言われてみれば不思議だ、と思っていたのですが。

岩波書店

ヴァーチャル日本語 役割語の謎 <もっと知りたい!日本語>』

金水敏 著    定価1500円+税

1月24日「風と共に去りぬ」のコメントにて、ご紹介いただいた本を、

さっそく「○マゾン」で取り寄せて、読んでみました。

すっごく、おもしろかった!!  教えてくださって、どうもありがとうございました。

……本当に、大久保康雄訳『風と共に去りぬ』から、黒人言葉が事例として引用されていました。(アンダンテ日記2007/02/06「ヴァーチャル日本語」

 わわわ、おもしろそうっ。読んでみようー。

2007-02-06 Tue

『12歳からの読書案内』

12歳からの読書案内 海外作品

12歳からの読書案内 海外作品

 好きな本が何冊か入っていて嬉しかったです。『チョコレートアンダーグラウンド』とか『ラブリー・ボーン』とか『スター・ガール』とか。

荻原規子 『ファンタジーのDNA』 理論社

ファンタジーのDNA

ファンタジーのDNA

 ときどき、「しあわせ」とは何を指す言葉だろうと考えるが、最近では、自分の外界にあって努力や工夫だけで動かせないもの(……他人の心でも、生物でも、神様でも、物品でも、天候やツキのようなものでも)が、自分に応えてくれたと感じることではないかと思うようになった。(P.182-183)

矢崎存美 『ぶたぶた』 徳間デュアル文庫

ぶたぶた (徳間デュアル文庫)

ぶたぶた (徳間デュアル文庫)

 なんで書影が出ないのだ。あんなにかわいいのに(何)。

 ぶたぶたさんの言動が描写されているだけで和みます。おすすめしてくださった某方に感謝です。

 『ぶたぶた』を読んで、ぶたに関する本(「ブタ」じゃなくて「豚」でもなくて「ぶた」ってニュアンスのぶたが出てくる本)をいくつか思い出しました。

はれときどきぶた (あたらしい創作童話 13)

はれときどきぶた (あたらしい創作童話 13)

 たぶんこれは小学生のとき読んだはず。

ぶたのたね

ぶたのたね

また ぶたのたね

また ぶたのたね

 これを知ったのはけっこう最近。ぶたが生えてくるんです。

2007-02-05 Mon

梨木香歩 『春になったら苺を摘みに』 新潮文庫

春になったら苺を摘みに (新潮文庫)

春になったら苺を摘みに (新潮文庫)

 どういう流れだったかちゃんと覚えてはいないけれど、去年の春頃、Kちゃんと三浦しをんさんのエッセイの話と梨木さんのエッセイの話をしたことがありました。たしか、全然違うね、って言い合ったと思う。

 でも、よくよく考えてみたら、「全然違う」わけではないかもしれない。や、印象は「全然違う」けれど……ものごとに真剣に対峙する姿勢には、通じるものがあるんじゃないかなあ、と。

 うっかり徹夜して『八本脚の蝶』を読み通してしまう。ありゃ。

 今日までに返さなくちゃいけない本があったので、図書館へ行きました。それから本屋さんに行って伊坂幸太郎『フィッシュストーリー』買いました。


 わたしは、自分のこととか目先のこととか、ごく狭い範囲しか見てないし考えてないなあって、つくづく思った。

山田詠美 『姫君』 文春文庫

姫君 (文春文庫)

姫君 (文春文庫)

 母が首を吊ったのを見つけた時、ぼくが、まだ五歳だったのは幸せなことだ。

(中略)

 幼稚園から戻ったぼくは、カーテンレールにぶら下がった母の姿をながめながら、おやつを食べた。(P.9 『MENU』より)

 この出だしで、くらっときた……。

 『MENU』『検温』『フィエスタ』『姫君』『シャンプー』の、五つの短編が収録されています。

 『フィエスタ』の設定が印象的でした。体の中に宿る欲望が主人公。理性と言い合ったり怒りと協力したりしているようすがおもしろかったです。

人生なんか最初から狂ってる。(P.241 『シャンプー』より)

2007-02-04 Sun

今日考えたこと(とりとめがなさすぎる雑記)

 山田詠美『放課後の音符』や『蝶々の纏足・風葬の教室』を読んだとき、これを中学生の時に読んでいたら、相当に影響を受けただろうな、と思いました。

 これらをわたしが読んだのは高校生のときでした。基本的にとっても本に影響されやすい単純な性質のようなので……そのときのわたしも、『放課後の音符』を読んで「こういう『女の子』になりたい」と思ったのだけれど(思っただけで、あんまりにも程遠いのでどうにもならない気がしますが)。

 中学生の頃、なんだか色々行き詰まった気分になっていて、わけもなく不安で息苦しかった時期があったように思うんです。思春期だと言ってしまえばそれまでだけれど。その前だってわりと本を読む子どもではあったし、今だって本を読むのは好きだけれど、そのときはもっと別の意味で、切実にフィクションで得られるカタルシスを求めていたんじゃないか、って気がするのでした。その時に読んでいたのが荻原規子作品や上橋菜穂子作品だったのは、今のわたしがある上でとっても大きいなあ、と。

 もしもあの時期に『蝶々の纏足』を読んでいたなら、高校生の主人公の真似をして授業中にサルトルの本を開いてみたりその上でマニキュア塗ってみたりしかねないなあ……と思う。や、そんなとこだけ真似したってああいう魅力をもつ女の子に根っこからなれるわけではないのだけれど、自分の「本に影響されやすい単純な性質」を考えると、やりかねない……。

今日の読了本

2007-02-03 Sat

美術館&物々交換会

 今日のは……オフ会って呼ぶのかな?うーん。

 文仲さんとお会いするのは初めてでした。緊張しましたが楽しかったです。とっても。美術館感想は言葉にできないなあ…うむ。黒子さんの邪魔になってなかったか心配でした。


 本の物々交換で、放出した本はこちら。

  • 『卵と小麦粉それからマドレーヌ
  • 『トリツカレ男』
  • 『りかさん』
  • 『蝶々の纏足・風葬の教室』
  • 『穴』

 ……『卵と〜』と『りかさん』と『蝶々の纏足』は、家にもう1冊あったりする。

 ちなみにいただいた本はこちら。

  • 『八本脚の蝶』
  • 『読書のいずみ』バックナンバー
  • 子どもの本の読み方』
  • 『牛をつないだ椿の木』
  • ぶたぶた

 本以外にもいろいろいただいてばかりで恐縮でした;;

2007-02-02 Fri

今日の読了本

 『盤上の敵』の内容が頭から離れてくれず、読後しばらく伝わってきたつらさをずるずるひきずってました。とりあえずそこから抜け出そうとよしもとばなな『キッチン』『哀しい予感』を再読していたところで、急で悪いけど今から入れたら入ってほしいとバイト先から電話があったので、行ってきました。

2007-02-01 Thu

 春休みが始まりました。

 図書館に行って本を借りて、本屋さんで本を買って、あとはバイトで終わった日でした。

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