Hatena::ブログ(Diary)

しあわせは日々のなか

 | 

2007-06-30 Sat

今月の読了本

  1. 乾くるみ 『イニシエーション・ラブ』 原書房
  2. ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 『愛はさだめ、さだめは死』 ハヤカワ文庫SF
  3. 古川日出男 『アラビアの夜の種族1』 角川文庫
  4. 古川日出男 『アラビアの夜の種族2』 角川文庫
  5. 古川日出男 『アラビアの夜の種族3』 角川文庫
  6. 中脇初枝 『魚のように』 新潮社
  7. 草野たき 『透きとおった糸をのばして』 講談社文庫
  8. 魚住直子 『非・バランス』 講談社文庫
  9. 魚住直子 『超・ハーモニー』 講談社文庫
  10. 幸田文 『番茶菓子』 講談社文芸文庫
  11. 夢枕獏 『悪夢喰らい』 角川文庫
  12. 有島武郎 『小さき者へ・生れ出ずる悩み』 岩波文庫
  13. 富安陽子 『キツネ山の夏休み』 あかね書房
  14. 浅井ラボ 『されど罪人は竜と踊る』 スニーカー文庫
  15. 本谷有希子 『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』 講談社文庫

 少ないよう。活字分が生活に足りない……。

2007-06-29 Fri

かあさんのこころ

かあさんのこころ

 くまの悲しげな瞳に見入ってしまう。

猿蟹合戦 (新・講談社の絵本)

猿蟹合戦 (新・講談社の絵本)

昭和10年代に一流の日本画家によってすみずみまで丹念に描かれた「講談社の絵本」を現代仮名遣いで再現。

 栗も蜂も臼も擬人化されているのですが、人間の体に栗が乗ってたり蜂がくっついてたり臼が乗ってたりして……なんていうか、シュール……。

まのいいりょうし (日本の民話えほん)

まのいいりょうし (日本の民話えほん)

 猟師のくせに鉄砲を打つのが下手でとんでもない方向に弾が飛んでいくって、どうやって生計立ててたんだ!?という無粋なツッコミはともかく。とにかく「まがいい」出来事がどんどん続くのが楽しいです。

2007-06-28 Thu

虚構大好き

 このエントリ前半に、触発されて書きました。

 わたしは、虚構すらかすむような現実にいたことはないけれど、でも、「生きてくのは大変だ」といつも思ってました。覚えのある限り物心ついた頃から悲観的な人間で、逆上がりがどうしてもできない、給食を時間内に食べられない、そんなことで「わたしはなんて駄目な人間なんだろう、生きてる価値ない、死ねばいいのに」と本気で思ったり、「明日」がやってくることに憂鬱になったりしてました。だから、漫画でも小説でも、「同じことの繰り返しの日常なんてつまらない」と、現実に飽き足らず冒険を求める主人公にはまったくもって共感できなかったんです。

 主食は現代小説、故人となった作家の小説はおやつ程度にしか読まないわたしの読書傾向は、コトホギさんのそれとはけっこう食い違うのだけれど。エントリ後半にも共感できる箇所があったり、触発されてわたしが小説に求めているものとかについてあれこれ考えたりしたのでした。でも今文章にできそうにないな。心の中にしまっておいて、いつの日か熟成して言葉として出てきてくれるのを待とうと思います。

2007-06-27 Wed

ゆと部ラジオのこと

 自分が参加したラジオだけ紹介してしまいましたが。同日収録のゆと部男子ラジオ、おもしろかったです。はてなアンテナの話とか。

 それにしても、わたしは「何を言うか」を考える時間が長いことが多いから(考えてるうちに話題が次に移ってたり)、とことんラジオには向いてないなー。

2007-06-26 Tue

今日のできごと

 大学の図書館のカウンターからほんのちょっと離れたところで、学生証を取り出したのに、カウンターに借りたい本を差し出したときにはそれが消えているという事態が起きました。慌てました。「落ちてましたけど、これですか」と拾ってくれた人が来てくれて解決したのですが、恥ずかしかったです……。

小松左京 『宇宙人のしゅくだい』 講談社文庫

 ああ、小学校の教科書に載ってた『宇宙人のしゅくだい』って小松左京の作品だったのかー!失礼なことに星新一作だと思い込んでました……。

2007-06-25 Mon

なんで?と考え続けていること

 わたしはどうしてフィクションの中の女の子、あるいは女の子同士の関係性にときめくことが多いのだろう、と考え続けている。

 三浦しをん『むかしのはなし』を読み返した。収録作品の中で、一番印象に残っているのは「ディスタンス」だったりする。好き、というのとは少し違うけれど。語り手の女の子が、かわいそうでかわいくて、痛々しくて愛しくて。

ゆと部ラジオ

  • ゆと部女ラジオ
    • 女性陣3人で話してます。参加者はりゃこさん、せおちゃん、わたし。(せおちゃんとわたしは同じ大学です)
    • わたしはフィクションにおいて、男性同士の「恋愛関係」にはどうにもときめくことができず、むしろ積極的に苦手だと感じてしまうのですが、それとは関係なく。一度「801」を「やおい」と読むと知ってしまうと、そういう文字列を見かけたときに連想してしまいますね……。

 一応参加してます。ということで載せてみる。ようやっと慣れたのか、たぶん過去最高に喋ってはいます……。(女ラジオは「声の区別がつかない」との意見あり)

2007-06-24 Sun

読書欲

 わたしにとって、本を読む気が起きない時というのは、少しばかり調子の悪い時です。食欲がない時と同じような感じ。

2007-06-23 Sat

精霊の守り人 第十二話

  • ロタ人まで登場させるのかー。
  • ジャッジ……ジャッジて……お願いだからカタカナ語使わないでと言いたくなってしまう(原作信者)

2007-06-22 Fri

今日の読了本

児童文学の読み方(今日の授業記録)

学校文化とジェンダー

学校文化とジェンダー

 授業で、第八章の「少女小説の方程式」を読みました。

 1993年の、小・中学生を対象に「あなたは、男女交際や恋愛が出てくる10代向けの小説(たとえばX文庫やコバルト文庫など)を読みますか」とたずねた結果がおもしろかった。中学生女子の「よく読む」「ときどき読む」と答えたものを合わせると全体の7割以上に達した、という。多いなー。

 萩尾望都大島弓子竹宮恵子といった漫画家さんたちの作品が難解になったため、それよりも読みやすい(会話いっぱい挿絵いっぱいの)少女小説がポピュラーなものになったのではないか、という説もあるようで。

 この位置に今あるのは、過激化が問題になっている一部の少女マンガなのかなあ。それともケータイ小説なのかな……。

 ケータイ小説の文章に対して拒否反応を示す人たちは、たとえば80年代後期から90年代にかけて活躍した花井愛子の文章もたぶん受け付けられないだろうな、と思う……。きゃぴきゃぴした女の子の一人称、ページの下三分の一は空白じゃないかという勢いの短文の連続、読点多め、改行多め、語尾にハートマーク、とか。

きょうは、あたし、坂本菜月が、3年間通った、八汐中学の卒業式。セレモニーは、すべて終って。お別れセンチメンタル気分も、ひと山越えちゃった、下校時。みんなの心は、帰り道のダベりんぐのほうへ、向いてしまっている。け・れ・ど。あたしは。あたしだけは!想い出の教室に、ひとつ、大きな忘れもの。それは。恋。―さあ、菜月。勇気を出して。正門前で、Uターン、するのよ!

 こんな感じ。(『恋教室』内容紹介より)

 今考えると、この類の少女小説の文章は、女の子が書いたブログのそれに近いかもしれないなあ、と思った。

2007-06-21 Thu

日本児童文学講義・近現代

 メモ。

  • 「絵本と児童文学の中の母親像」(夏休みの課題)

 今日取り扱った絵本。

よるくま

よるくま

ぼく おかあさんのこと…

ぼく おかあさんのこと…

おかあさんになるってどんなこと (PHPわたしのえほんシリーズ)

おかあさんになるってどんなこと (PHPわたしのえほんシリーズ)

おかあさんおかあさんおかあさん…

おかあさんおかあさんおかあさん…

しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)

しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)

ごくらくももんちゃん (ももんちゃんあそぼう)

ごくらくももんちゃん (ももんちゃんあそぼう)

 かわいい。ももんちゃんと温泉に入るキャラクターたちが、金魚だったりサボテンだったりおばけだったり脈絡がなくて(ちなみにそれぞれの大きさも脈絡がない)、夜が真っ暗に描かれてなくて、いろいろと不思議でへんなところがあって……でもナンセンスに分類されるほどぶっとんでなくて、ほのぼのしてて。

2007-06-20 Wed

今日の授業のこと、いろいろ

  • 本のデザインをされている方のお話を聞く機会がありました
  • SFファンタジー:女性性と男性性
  • ネオ・ファンタジー:映画「エラゴン」を観終わりました。来週レポート提出だー。

ここのところ

 あんまり本読めてなくてもどかしい。

2007-06-19 Tue

ありがとうございます

 わたしがここに書いた文章を読む時間をもつ誰かがいるのは、すごく嬉しいことだなあ、という気持ちがわきあがってきたので言います。読んでくださってありがとうございます。

 ……ここは、ほんとに、わたしにとってはただの「日記」で、わたし以外の人にとってはどうでもいいわたしのことばかり書き連ねていて、それなのに人に読まれることを前提としていて、なんだかそれがすごく不思議なことに思えた。

借りたもの

 『地球へ…』2巻を読みました。

2007-06-18 Mon

幸田文 『番茶菓子』 講談社文芸文庫

番茶菓子 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

番茶菓子 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

話全体に漂う中年の女の女臭、あるいは女醜、あるいは女愁をかんじた。(P.87-88 「としの話」)

2007-06-17 Sun

小説すばる 7月号

小説すばる 2007年 07月号 [雑誌]

小説すばる 2007年 07月号 [雑誌]

 買いました。お目当ては佐藤多佳子荻原規子の対談です。

 電車の中で京極夏彦「GAS NOTE」読んでてふきだしそうになりました。一番ツボったのは「大盛望」って名前が出てきた時。

2007-06-16 Sat

精霊の守り人 第十一話

  • サグとナユグ、二つの世界の重なり合いが映像化されてて感動した
  • 「花の蜜の酒」って……伏線だよね……?
  • サヤはほんとにいい子だなあ

2007-06-15 Fri

謹呈

 授業で先生が回覧する絵本の中には、ときたま「御書評の機会がございましたらよろしくお願い申し上げます」と書かれた手紙がはさまったままになっていることがあります。ふむふむこういう手紙を添えて謹呈というのはなされるのかと興味深くて、そちらも読んでしまいます。

2007-06-14 Thu

音楽怖い

http://www.lingr.com/room/yutobu/archives/2007/04/19#msg-8938561

 ちょっと違うけれど。わたしみたいな地味女子は音楽なんかに手を出しちゃいけない、馬鹿にされそう、みたいなことを思ってた小中学生の頃を思い出しました(今もちょっと引きずってるかもしれない。音楽関連のことにちょっとでも言及しようとすると、口内でつっかえてしまう。無性に恥ずかしくなる。実は今もキーボード打つ手がためらいがち)。

 本だけが自分の味方で自分の居場所だと、特に女子小学生の頃は本気で思ってた気がする……。

 ゆと部でこんなことを書いたことがありました。こういう症状は今も、ちょっとずつ出なくなったりぶり返したりまたちょっと改善されたり……ふらふらしてますが(「自分みたいな地味女子」はファッションだの音楽だのに近づいてはいけないのだ、という小中学生時代の思い込みは、なかなか根強いようなのです)。

 この日記にも、ちょっとでも音楽関連のことを書こうとすると、相変わらず手がつっかえるのですが、本以外のこともすこーしは書いていきたいなあ……と唐突に思ったのでした。というわけで今日のこと。

 奥華子「楔」をえんえんと聴いてみたりしてました。

2007-06-13 Wed

魚住直子 『超・ハーモニー』 講談社文庫

超・ハーモニー (講談社文庫)

超・ハーモニー (講談社文庫)

もしあの背中をナイフで刺したらどうなるだろう。母親の体から真っ赤な血がふきだすのだろうか。代わりに真っ黒いどろどろしたものが出てくるんじゃないだろうか。響はそんなことを夢想した。(P.72)

 どうあっても、「親」というものをどうでもいい存在だと片付けることはできない。「わかってくれない」のが辛くて、でも「どうせわかってもらえないから」と切り捨てることはできなくて、「認めてほしい」と願ってしまう……そういう葛藤がしっかり描かれていて、良かったです。

SFファンタジー概論&ネオ・ファンタジー

 今日のSFファンタジー概論は、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアについての講義でした。

 ネオ・ファンタジーでは映画「エラゴン」観ました。

 授業は楽しいけれど期末こわいなー。レポートこわいなー。

2007-06-12 Tue

自分にも商品価値はあるのだと思いたい

 強い女の子たちはたいがい、強い男の子たちのグループと接触が多く、性的にませていて、「はやっている」とされる服を身につけ、髪型をしょっちゅう変える。連れ立ってトイレに行き、鏡の前でブラシをかけ、リップクリームなど塗りたくっている。

(中略)彼女たちの崇めているものはあまりにもちっぽけすぎた。商品的になるために努力するなんて、まっぴらだ。

『氷の海のガレオン』(木地雅映子・ピュアフル文庫)P.21


 「商品的になるための努力」について、考えこんでしまいました。

 十代前半の一時期、そういう意味での商品価値は自分には無いのだと判断して悲しがったことがあって、今に至るまでそう思い続けてはいるのですが。「かわいくなりたい」願望はあるし、「商品的になるために努力する」ことを捨てられないし……この本の主人公ほど、それらを軽んじることができないのでした。

 自分の中に、「商品価値が(ちょっとは)自分にもあると認めてもらいたいなあ」って気持ちがしっかりあります。実際に何かしら積極的な行動を起こすわけでもないくせに、こういう願望はきちんと持ってて捨てられない自分が、すごく浅ましくて嫌なのです。だから、「商品的になるために努力するなんて、まっぴらだ」と心底思えたら楽かなあ、と……益体も無いことを考えてしまいました。


 追記その1:これを書きながら連想したこと。『放課後の音符』や『ぼくは勉強ができない』を読んでいると、山田詠美は「商品的になるための努力」をすごく肯定的に描いてるなあ、って思います。といっても、引用部のように「流行の格好をする」とはちょっとニュアンスが違うけれど。異性の目線を意識するのも楽しいよ、と。(あとでまた追記する、かも)


 追記その2:角田光代『あしたはうんと遠くへいこう』より引用。

あたしはきれいだろうか、(中略)きれいじゃない、とも思うし、けれどそんなにひどいわけでもない、とも思う。テレビはもちろん、学園のアイドルにもなれないけれど、整形手術を真剣に考えなければならないほどでもない、ということ。それにしてもこの先あと何百回くらい、こういうことを考えなければならないんだろうか。つまり、あたしはきれいなのか?だれかに好かれるくらいにはきれいなのか?それとも見向きされない?という、たとえば、鮮魚売場の、刺身用の鯵みたいなことを、だ

 これは、主人公が自分の「商品的な価値」について考えている箇所だなあ……。

魚住直子 『非・バランス』 講談社文庫

非・バランス (講談社文庫)

非・バランス (講談社文庫)

あそこにもひとつ、私の知らない悩みがあるのだ。(P.80)

 段落の最初、一マス空けていないのが気になって仕方なかった……偏狭な人間でごめんなさい。

2007-06-11 Mon

草野たき 『透きとおった糸をのばして』 講談社文庫

透きとおった糸をのばして (講談社文庫)

透きとおった糸をのばして (講談社文庫)

 中学二年生の香緒は、いとこで大学院生の知里と二人暮し。そこへ、知里の友達だという、るう子が転がりこんできます。

 香緒の悩みは、親友ちなみの好きな人・梨本くんが自分を好きになってしまったという三角関係のことなのですが……。女の子同士の関係性と、主人公の内面の自立を描くことに重きを置いているため、梨本くんがとってもかわいそうな扱いだった気がします。

 るう子ちゃんは言ってることも、やってることもめちゃめちゃだ。

 でも、めちゃめちゃにならずに、きれいに生きてく方法なんて、あるのかなと思った。(P.155)

今日のできごと

 今日持ち歩いていた本は、草野たき『透きとおった糸をのばして』と幸田文『番茶菓子』の2冊。

 学校帰りに本屋さんによって、フリーペーパー「ゲドを読む。」をもらってきました(ちなみに色は青です)。

イギリス児童文学入門

 前回、前半を観たところで時間が来てしまった、映画「ジェニーの肖像」の続きを観ました。

 ここのところこの授業ではタイム・ファンタジーを取り扱っていて、今日は萩尾望都「マリーン」が一例として取り上げられたのだけれど……漫画なら、紺野キタ「残夏」(『Cotton』収録)も時間ものだと言えそうだなあ、と考えました(ちょうどこの漫画が手元にあったのだ)(ぽっぽちゃんに貸していたのを返してもらったから)

2007-06-10 Sun

精霊の守り人 第十話

  • 賭博の回。チャグム頭のいいー
  • 今回もおもしろかったけれど、次週予告が気になって仕方ない。「夢の守り人」のエピソードまで入れるんだ……!

古川日出男 『アラビアの夜の種族』 角川文庫

アラビアの夜の種族 III (角川文庫)

アラビアの夜の種族 III (角川文庫)

 おもしろかったー。

 古川さんはなんとなく手を出しかねていた作家だったのですが、某黒子さんがたいそう薦めているのと、ファンタジー・ブックガイドに載っていたのがきっかけで、読んでみました。

2007-06-09 Sat

「アンダンテ日記」を読むたびに

 荻原規子さんの日記は、最近更新されるたび新作の執筆についての情報だったり他の作家さんと対面した情報だったりで、毎度毎度大興奮しているのですが、ここにその気持ちを書くのはひかえていたのでした。でもなんかもう今喜びで胸がいっぱい(飽和状態)なのでここに吐き出します。


3人のうちの1名は、ふふふ、菅野よう子さんでありました。

お会いできたのは、小学館の授賞式以来。

メールはもっとやりとりするけれど、会う時間はめったにとれません。

しかし、会えばいつも楽しく可愛い人です。


お茶の後、ごくめずらしいタイミングで、初対面の(佐藤多佳子さんのパーティで、お姿を拝見だけした)、京極夏彦氏にお目にかかり、30分ほどお話しました。

京極さんが、菅野さんのアルバムはほぼ全部持っていますとのたまい、わたしが、「わたしもです」とうなずき、二人で、「アニメ好きな人間なら常識ですね」と、意見一致をみたのが嬉しかったです。

 荻原さんと京極さんが対面したようすってすごく見てみたい……。


 森博嗣さんと荻原規子さんの対談……!

 対談は、お茶を飲みつつ、お菓子を食べつつ、4時間くらい。小説の書き方に関する話題が多かったかも。この様子は、秋以降に本になるらしい。荻原さんも僕も、その本に短編を1作書くことになっている(2人ともまだ書いていない)。

短編は、中公つながりなので、

西魔女』の外伝になるだろうと思っています。

西魔女』外伝!きゃーーーーー!


 そういえば、4月の日記には、こんなことも書いてありました……

「2006年西の善き魔女TVアニメ化記念キャンペーン 読者プレゼント」として、募集をかけた外伝小冊子は、

3月末に当選者へと発送されたようです。(中略)

このわたしが、もっと外伝の短編を書いて、短編集として1冊刊行できるようになれば……と、中公の担当さんは言ってくださるのですが。はたして。

 ……が、外伝短編集……!

 何年かかってもいいです!もし出たとしたら喜んで買いますから!

今日の読了本

2007-06-08 Fri

授業で知った絵本

きぜつライオン

きぜつライオン

 ライオンがかわいくてかわいくてかわいくて。

ハーニャの庭で

ハーニャの庭で

 なごむ……。この絵本欲しい。1ページずつじっくり眺めたい……。

おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん

おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん

 ページいっぱいの「ひぃ」を見ていると、ゲシュタルト崩壊が起きました。

2007-06-07 Thu

「Qはせかいいち」

Qはせかいいち

Qはせかいいち

 もしも小さい頃この絵本に出会っていたら、どんな感想を抱いたんだろう……

2007-06-06 Wed

ま、また……?

 SFファンタジー概論が休講だった……さみしい……。

「死神の精度」映画化

http://www.100ban.jp/cgi-bin/topics/topics.cgi?file=topics&mode=preview&select=070521120903

監督は筧昌也氏、出演は、金城武小西真奈美吹越満氏らで、苦情処理に翻弄されるバートン電器のOLと死神との交流を描くヒューマンドラマです。

 ……先日mixiのコミュで知ってびっくりしました。えっと……「OLと死神との交流」ってことは、表題作のみ映画になる感じなのかな。

 読んだことのある小説の映像化が相次ぎすぎて、いちいちびっくりしなくなってきたなあ……。

乾くるみ 『イニシエーション・ラブ』 原書房

イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)

イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)

 side-Aの方、そんなにいちいち詳しく懇切丁寧に説明してくれなくていいから!知りたくないから!読めないよ恥ずかしくて!と思ってました。こんなにもいたたまれなくなるのは完璧に男性視点だからなのかなあ……。

 単行本が出た際に、かなり話題になったのは覚えていて、「仕掛けに気づかない人もいるらしい」というのをどこかで読んだので、もしかしてわたしは気づかない派になっちゃうんじゃないだろうかと心配してたのですが、そうはならなかったです。きちんと(?)ラストにびっくりしました。

2007-06-05 Tue

基礎演習

 発表終わったー……

「読了」

 読んだ本はここに感想を書いて初めてちゃんと「読了した」気分になる。

言葉遣い

 ここに書いた自分の文章を自分以上に丹念に読む人はきっといない。ささーっと読み流されて当然だと思っている。だけどそれでも、きちんと言葉を選びたいと、注意深く言葉を使いたいと思った。

2007-06-04 Mon

角田光代 『愛がなんだ』 角川文庫 ――「五周先回りの逆自意識」

愛がなんだ (角川文庫)

愛がなんだ (角川文庫)

 再読。主人公に「感情移入」はできないけれど、描き出される心情に関してはかなり「共感」できる、身につまされる箇所がたくさんありました。この「『人物』に感情移入はできないが『共感』できる箇所がある」感覚はどこかで味わったことが……あ、森絵都さんだ。特に『つきのふね』『カラフル』『永遠の出口』あたり。

 表紙がすごく切ないな。もう片方の手袋をしてくれる相手は不在、なんですよね。

 考えていると、私のすべてが彼を苛つかせるのに値するように思えてくる。空車ランプを見過ごすところとか、目のかたちとか化粧のしかたとか、今着ているカットソーとスカートの組み合わせとか、尻とか呼吸のリズムとか、もう私の全部が全部。(P.13)

「おれさあ、山田さんのそういうとこ、ちょっと苦手」(中略)「そういう、五周くらい先回りしてへんに気、つかうとこっていうか。逆自意識過剰っていうか」(P.111)

私も向かう先は改札口なのだが、私といっしょじゃいやなのだろうとその場でマモちゃんのうしろ姿を見送り、これもまた五周先回りの逆自意識かとはたと思い、ならばといっしょに帰ろうとマモちゃんを追いかけようとし、しかしそういうあれこれを考える自分にほとほと嫌気がさして、結局そこから動けずにいた。(P.112)

 これはこたえた……こういうところが嫌われるんじゃないか、こうしたら相手の気に障るんじゃないかとあれこれ考えた末動けなくなる、というのが他人事だと思えなくて。わたしも周囲の人に同じことをしてて「ちょっと苦手」と思われてるんじゃないかとか心配になって。でもそんな心配をすること自体が「五周先回りの逆自意識過剰」なんじゃないかとも思えてきて。


追記

 ……なんか、同じようなことを前に書いたような気がするぞ、と思って調べてみたらやっぱりあった……(http://d.hatena.ne.jp/sagara17/20060914/p1

 「ブログ」としては、かぶっている記事がある、というのは駄目なことだという気がするけれど、「日記」としてはそれでもいいのかな、今日思ったことを今日書いておきたかったんだし……。

2007-06-03 Sun

恋愛なんて異世界のできごとだよ

 フィクションの中の恋愛を、「いつかは自分もこういう気持ちを経験するのだろう」という目で眺めることができたのは小学生までだった気がする。中学生……の時もちょっとはあったかな、(何度か書いたけれど)「クラスの中に一人は好きな人がいなきゃいけない」雰囲気にのまれてて、わたしも好きな人がいることになってたし。

 でも、その一方で、中学生になる頃には、「自分にそういうことが訪れることはない」と思うようになってた。自分の容姿とか性格とか全部ひっくるめて大嫌いで、「こんな自分を好きになる人は絶対にいない」「自分なんかが恋愛を経験できると思っちゃいけない」と。

 女子高に進むと、「恋愛」はもう友達から聞く話の中かフィクションの中にしか存在しないものになった。そもそも高校3年間は、先生と家族以外の異性とほとんど口をきいていないのだけれど、それが寂しいことだとも思わずにのほほんとしてた。

 大学生の今も、「自分なんかが恋愛を経験できると思っちゃいけない」気持ちは未だにあるし、普段異性と口をほとんどきかない生活なのを寂しいとは思わない。けれど、同年代の人(特に同性)のブログの中で、日常生活の中に恋愛があることが示される箇所があるとなんとも言えない気持ちになる。どうやったらそんな風に他人と近しくなれるのか見当もつかなくて、途方にくれてしまうような。

 恋愛関連のものごとに関して、なんとなく「怖い」気持ちがあるのだけれど、これは何か「怖い」できごとを経験したから「怖い」んじゃなくて、未知のものだから「怖い」んだろうなあ、と考えた。

精霊の守り人 第九話

  • 「よきにはからえ」という言葉の響きにときめいた
  • ヤクーが原住民で……ってあたりの説明は一切ないけれど、原作知らない人に伝わっているのか……?
  • チャグムの物知り博士っぷりが微笑ましい
  • タンダとシュガが先に出会うとは……!
  • 毎回、空が綺麗で見とれてしまう

2007-06-02 Sat

乙一オフでした

反省。

  • 本の話題にだけやたらと口を突っ込みすぎだと思った
  • あと、なんか……やっぱりわたし説明下手だよ……話がつっかえつっかえで、とぎれとぎれで遠回り……
  • 「児童書の長さの壁」の話は、荻原規子『ファンタジーのDNA』が元です

東京小説 乙桜学園祭

http://www.biotide-films.com/otsuzakura/

 桜井亜美人魚姫と王子」と安達寛高「立体東京」の二本立て。


人魚姫と王子」

  • 「拒食ってる」って言葉がとっても気になりました。主人公の彼氏(の一人)も、同僚も当然のようにそういう言い方をしていたけれど、これってそんなに一般的な言い回し……?
  • 桜井亜美さんの本は一冊しか読んでないけれど、映画の印象も小説を読んだときの印象のままだなあ……と思いました

「立体東京

  • 台詞が一切なくて、字幕が二度出ただけでした
  • 映像を「観た印象」が、乙一さんの本を「読んだ印象」のままでした
  • なんかうまく言葉にできないけれどすごく好きだ

2007-06-01 Fri

ユリイカ 2007年6月号 特集=上橋菜穂子 〈守り人〉がひらく世界

ユリイカ 2007年6月号 特集=上橋菜穂子 〈守り人〉がひらく世界

 「精霊の守り人」特集。一昨日購入して以来毎日少しずつ読んでます。

 |